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リノベーションの仕事を通じて

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リノベーションを始め、デザインに関する思想を倩と。
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

設計事務所11万件、一級建築士37万人、二級建築士77万人、インテリアコーディネーター6万人。

設計事務所11万件、一級建築士37万人、二級建築士77万人、インテリアコーディネーター6万人。

メディアは2種類ある


①マスメディア
②パーソナルメディア


個人として事業を行うには
②からスタートするしかない
(①はプラットフォームとか)


①はテレビや新聞


②はツイッターやインスタやブログ、TikTokやyoutubeもそう


スマホの普及で
メディアは①から②に移行した
(①が消えるわけではない)


②の中でも利用するユーザーは分かれる

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結果的に②を選んでいただける事が多い。

結果的に②を選んでいただける事が多い。

家や家具の提案をする時
最低3パターンの提案を用意する

①聞き取りした要望
②自分の考える最高の案
③折衷案

ヒアリングしてる時や
①のプランニングしてる時も
②がモリモリ出てくるので
それを書き溜める

①を高速で纏めた後
②に取り掛かる
(②がやってて一番楽しい)

②が終わったあと
③に取り掛かる
(②をベースに①を盛り込む)

結果的に②を選んで

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生まれ育った環境において、「感情が動いた出来事」の重なりがその人の普通を形成する。

生まれ育った環境において、「感情が動いた出来事」の重なりがその人の普通を形成する。

「懐かしい」ってそもそも何なんだ考える

昔話を聞くのが好きで、「懐かしい」という感覚に興味がとてもある

「懐かしさ」は、突拍子もない出来事というよりは接触回数の多かった場所・物・人だったりに対して自然発生する

感覚記憶と言って、匂いや音、仕草や触り心地のような五感に刷り込まれてる系の記憶
(この香りは好きだったあの人の匂いみたいなやつ)

関連する記憶や身体が反射的に反応す

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②と❶と❷にアプローチできてなかったら1mmも価値はない。

②と❶と❷にアプローチできてなかったら1mmも価値はない。

自分の事業について改めて考える機会があった

リノベーション

世の中的なイメージは
「最近流行ってるやつ」

実際どういうものかわかってない方も多い

リフォームとも混同されがち

リノベーションの師匠は2人いる

師匠方は
「renovation➡︎re innovation」

「価値の再定義」
と言っていた

ちょっと小難しい

僕の中では
「余

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機能は名詞と動詞がくっついてる言葉。

機能は名詞と動詞がくっついてる言葉。

家もそうだけど
お店や事務所の設計をさせて頂くときはまず「何もない場所」をイメージする

行政書士さんの事務所のご依頼

何を追加したらオフィスになるのか?を考える

働くことや事務所の機能は業種によって変わる

機能は単語で言うと名刺と動詞がくっついている言葉

打ち合わせするスペース
作業するテーブル
書類を保管する棚
お茶を出す給湯室

まずは色々アイデアを出して

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コーヒーとミルクのようなものと捉えて。

コーヒーとミルクのようなものと捉えて。

リノベーションをする上で
広く「見せる」ことは大切なテクニック

凸凹を減らしたり
仕切りを減らしたり
角を減らしたり
ラインを揃えたり
鏡を使ったり
眺望を活かしたり

特に意識してるのが
「外」を作ること

マンションのリノベーションだと庭がない
その代わりにベランダがある

部屋の中と外とで完全に分けてしまわず
外のような室内
中のような室外
を作るように

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打ち合わせ回数が多いほど満足度下がりがち。

打ち合わせ回数が多いほど満足度下がりがち。

明るさに対しての擦り合わせは
とても慎重に考える

一般論と言われてる明るさの度合いはあるけど
家は大衆に向けて作るものじゃない

夫婦や家族が使う家だから
夫婦や家族の「普通」に合わせるべき

とて

夫婦や家族もなにが「普通」かを分かってないことがほとんどなので
そこは聞き取りや体感

1つの照明にさえも慎重に配置は考えたい



建築業界あるあるとして

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場所でなく行動で境界は定義される。

場所でなく行動で境界は定義される。


夫婦で料理して食事したりする時間を大切にしたいと伝えられた初回の打ち合わせ

改めてしっかりと「料理」と「食事」って動きを見つめ直した時、境界線が曖昧なのに気付いた

どこまでが料理で、どこからが食事か?

キッチンが作る場所、ダイニングが食べる場所だと仮定する

キッチンでお水飲むことは食事か?
ダイニングでお肉をナイフで切ることは料理か?

空間の定義と動きの不一致

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見積もりなんてもっての他。

見積もりなんてもっての他。


使い勝手を突き詰めて
纏めて行けば
意匠は自然とシンプルになる(はず)

材種
広さ大きさ
色味
素材
プロダクトのレイアウト

の見栄えと

いつ
だれが
どんな風に使うのか

1日のタイムテーブルを把握できれば
自ずと家の在り方は見えてくる

なので

しっかりとクライアントと対面させて頂く
じゃなきゃ間取りなんて作れんわけです
(見積もりなんて

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本来ならスケルトンとインフィルとインテリアは繋がっているべき。

本来ならスケルトンとインフィルとインテリアは繋がっているべき。

造り付けをどこまでやるのかをいつも慎重に考える
(造作工事と言います)

家具
棚
窓
建具

造作は建築工事
(壁や床や天井に固定する工事のこと)

当然ながら交換するにも工事が必要
(交換できないと言ってもいい)

だからお施主さんには市販されてたりする家具をお勧めしている
(収納に関しては断捨離をお勧めしている)

ライフスタイルの変化は必ず起こる
(主に

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一級建築士を取る上でのメリット。

一級建築士を取る上でのメリット。

設計を仕事にする上で必要になるのが建築士免許

僕は二級建築士

「一級建築士取らないの?」
諸先輩方から勧められる

「取らないです。いらないんで。」
とお答えする

一級建築士を取ることによるメリットの仮説を立てる

①集客
②業務の規模と広がり
くらいか?

①集客
一級建築士の方でも仕事を貰えてない方は沢山いる

②業務の規模や広がり
あくまで僕が作

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わかってるところから広げる。

わかってるところから広げる。

初めての人には分かりにくいのが家づくり

専門用語バンバン
実物が目の前にない
流れもイメージできない

何も書かれてないパズルのピースでジグソーをやらされてる感じ

分かりにくいままにしてるのも努力が足りんとは思う

改善改善



カウンセリングの技法として言われてるのが

「わかってるところから広げる」
「知ってる話から進める」

ヒアリングでも説明でも

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