599,600,601日目 プレゼンテーションスキルはどのように身につけるのか?
プレゼンテーションスキルは、良いパワーポイントのスライドを作ることにだと勘違いしてしている人がいます。
プレゼンの練習に付き合ってほしいと頼まれた時、
一生懸命作ってきたパワーポイントをプロジェクターに繋いだり、オンラインの時は画面共有の準備をしている時に、
「スライドなしで発表してみて」
言います。
少し驚かれます。
プレゼンテーションスキルは話をするスキルです。
話す内容が1番重要です。
スライドがあると、「このスライドは、・・・」とスライドにコメントしてしまいます。
なので、スライドにコメントをしないように、1番最初に聞く時は、スライドなしで発表してもらうようにしています。
また、発表をする前に質問します。
「色々聞く人がいると思うが、その中で誰に1番聞いてほしいのか?」
「その人はどんな人なのか?」
「その人が聞いたら、どうなっていてほしいのか?」
当たり前ですが、中学生にプレゼンするのか?社長にプレゼンするのか?で話す内容は変わってきます。
また、どんな中学生なのか?どんな社長なのか?で話す内容が変わってきます。
この質問は当たり前ですが、答えのある質問で、答えられない人はいないはずです。
しかし、プレゼンテーションをする上で、聞く人を1人まで絞り込んで準備している人は少ないです。
また、発表することが目的になっていて、発表した後の状態をイメージできている人も少ないです。
プレゼンテーションで1番重要なことです。
資料の見栄えやパワーポイントの上手な使い方は正直どうでもいいです。
しっかりと焦点を絞り込んで、話をすると言うことを繰り返していくことでプレゼンテーションスキルは向上していきます。
プレゼンテーションはスライドは文字を少なくとか、チャートを使えとか、それがメインと誤解するような本ばかりです。
スライドは補足です。
プレゼンテーションの重要度は、話す内容が1番、次は声や身なり、最後にスライドです。