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体質改善

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体質改善に関する知識と経過検証です。
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続・アトピー対策備忘録26: 体質改善24 塩風呂・グルテンフリー

続・アトピー対策備忘録26: 体質改善24 塩風呂・グルテンフリー

 入浴剤をエプソムソルトから塩化マグネシウムに替えてから肌の調子は大分良くなったが、それでも痒みはやや残り続けていた。また塩化物泉における塩化ナトリウムの効能も気になっており、たまに見る塩風呂というものを一度試してみる事にした。

 高濃度の塩水は肌に刺激があるが、塩風呂はマグネシウム風呂同様に海水の百分の一程度の濃度であり、海水に浸った時の様な刺激感は無い(塩化物泉と比較すると十分の一程度)。

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続・アトピー対策備忘録25: 体質改善23 カンジダクレンズ・ファスティング

続・アトピー対策備忘録25: 体質改善23 カンジダクレンズ・ファスティング

 ここしばらく皮膚症状が余り良くない状態が続いており、久々にベリーストロングのステロイドのお世話になるなど余り好ましくない状況が長引いていた。蕁麻疹とアトピーはステロイドである程度治まったものの、痒みは燻ぶり続けておりたまに薬を塗って抑える形に戻ってしまっていた。

 自身でも最近は体調やサプリの効きが悪い事に疑問を持ち、久々にカンジダクレンズとファスティングを行う事にした。前回のクレンズとファス

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続・アトピー対策備忘録24: 体質改善22 マグネシウム・硫黄

続・アトピー対策備忘録24: 体質改善22 マグネシウム・硫黄

 前回よりマグネシウムの入浴剤と内服による摂取を継続しており、一部ではステロイドを使用しても長く収まらなかった炎症が収まったりもするなど効果は確かに感じられた。そして口内炎や鼻炎が収まるなど粘膜免疫の向上も実感出来た。
 ただマグネシウムをもってしても全ての炎症を治すとまではいかず、新たに外用剤として各種オイルを試していた。アトピーに効果の有るオイルとして、皮膚の修復を助けて抗菌・抗ウィルス作用の

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アトピー周辺知識29: 塩化マグネシウム・アレルギー性疾患

アトピー周辺知識29: 塩化マグネシウム・アレルギー性疾患

 最近まで入浴剤としてはエプソムソルト(硫酸マグネシウム)を利用していたのだが、アトピーにより良い入浴剤は塩化マグネシウムであるとの評判も有りそちらも試し、感触が良ければエプソムソルトを使い切るタイミングで塩化マグネシウムに切り替える事にした。
 取り敢えず試しに少量を購入して使用してみたところ、これが大変良く効いた。実物はフレーク状の結晶をただ触れているだけでも肌にベタついて来る程に水分の吸収性

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続・アトピー対策備忘録23: 体質改善21 木タール軟膏・パインタール

続・アトピー対策備忘録23: 体質改善21 木タール軟膏・パインタール

 外用剤の記事に追記したタール剤軟膏だが、現状日本にて通販で入手出来るものは非常に限られる。木タール成分入りの石鹸なら幾つも出てくるのだが…。

 下部リンクが貴重な木タール(パインタール)含有のハーブ軟膏である。パインタールが具体的に何%含まれるのか記載されていない事だけがやや不満点ではある。ちなみに開封後は要冷蔵。

https://iherb.co/62oE6ecR

 確かに匂いは独特なも

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続・アトピー対策備忘録22: 体質改善20 単純疱疹・ヘルペスウィルス(暫定)

自身の蕁麻疹かと思われた症状は疱疹(ヘルペス)であった
→ステロイド薬の使用が効果が無く、むしろ裏目に出たのもそのため
抗ウィルス薬の内服により症状の進行や痒みも一旦は落ち着いた
最近摂り始めた外皮成分入りハトムギエキスも程々に効果が感じられ、やはり摂取するならば外皮エキスの含まれるものを選ぶべきと思う

単純ヘルペス感染症とアトピー性皮膚炎は合併しやすく、アトピー性皮膚炎の脆弱な表皮や低下した皮

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続・アトピー対策備忘録21: 体質改善19 はと麦粉(ヨクイニン)

 当分は鳩麦の有効性を検証しようと思い、はと麦粉(ヨクイニン)を毎日飲んでいたが今一効きが悪い。効果を得たという体験者の話では充分な量と空腹時に飲むというタイミングが重要という事だが、量はともかく空腹時を図るのはやや面倒である。
 摂取推奨量は漢方の生薬としては1日6g、ただの鳩麦としては1日15g〜30gと何故か随分隔たりがある。取り敢えず大量に摂取しようと思い1日分として10g程度を日に3度に

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続・アトピー対策備忘録20: 体質改善18 外用剤・はと麦エキス(暫定)

実のところ自分は今まで保湿剤(外用剤)を余り重視して来なかった
保湿自体が乾燥による皮膚症状に対処出来ても炎症や湿疹に対して余り効果が無かった上、場合によっては痒みや浮腫みを誘発するなど逆効果にもなったためである

ただ軽度の湿疹や炎症・痒みに対してまで弱いステロイドのみで対処し続けるのは対処療法を漫然と続けるプロアクティブ療法と大差無いため望ましくなく、代替となる軟膏や外用剤を探す必要があった

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続・アトピー対策備忘録18: 体質改善16 ミトコンドリア・抗酸化物質

続・アトピー対策備忘録18: 体質改善16 ミトコンドリア・抗酸化物質

 最近また新たにサプリメントとしてαリポ酸とグルタチオンを飲み始めたが大変良く効いている。双方共に強力な抗酸化物質であるが、体内のミトコンドリアにとって必要な栄養素である点も共通している。
 同物同治という訳でもないが、アトピー性皮膚炎やアレルギー性疾患では体内の酸化ストレスが高まっている状態にあり、ミトコンドリアに必要な栄養素を優先して摂取する事は治療として理に適ったものと思う。

 以前も触れ

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続・アトピー対策備忘録17: 体質改善15 アトピー治療の全体像

続・アトピー対策備忘録17: 体質改善15 アトピー治療の全体像

 アトピー性皮膚炎の症状がかなり落ち着いて来たので、一旦また治療の流れを纏めてみたい。

①除去療法
 小麦食品を主としたアレルゲンの食事からの除去。ある程度の糖質制限も併せて行うと尚良い。
 効果が大きく即効性のある治療であり、継続も重要であるため真っ先に行う。
 除去するのはあくまで「体感としてアレルギー症状を引き起こしている食品」であり、検査のみでその判断は行わない。

②サプリ摂取
 各種

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続・アトピー対策備忘録16: 体質改善14 カンジダ・クレンズ

続・アトピー対策備忘録16: 体質改善14 カンジダ・クレンズ

※内容が内容だけに色々と表現も汚くなるため注意のこと。

・一日目
 空腹時にカンデックスを2錠服用、3時間後に除菌サプリと食事、暫く後にダイオフ軽減サプリとサイリウムハスクを服用。
 通常のサプリはほぼ問題無く摂取出来るが、鉄分のみカンジダ菌の栄養となるため積極的に控える(ただダイオフ症状で下すかも知れない事を考えると余り摂る気にならない)。
 驚く程何も起きない。ただ少し出る量が増えたか。

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続・アトピー対策備忘録15: 体質改善13

続・アトピー対策備忘録15: 体質改善13

 表皮症状の改善が進み、漸く皮膚の状態自体はどこも特に被覆を必要としない程度まで改善した(亜鉛華軟膏での治療においては必要)。
 図らずも亜鉛・アルギニン・ビタミンACEと段階的に追加摂取する流れになってしまったが、結果としてどれも効果的でありながら各々異なる効能を持ち、全てが表皮症状の治療に必須の栄養素である事が確認出来た(抗酸化作用のある栄養素として水溶性である亜鉛・ビタミンC、脂溶性のビタミ

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続・アトピー対策備忘録14: 体質改善12

続・アトピー対策備忘録14: 体質改善12

 アルギニン摂取におけるシトルリンの割合を半量まで引き上げる。浮腫みに対してより効果的に、またアルギニンの効果が持続的になった様に思える。
 ただ血流が活性化され過ぎた結果として副作用で若干耳鳴りの様な状態になり、日中は兎も角夜間は睡眠に差し支えるため夜間のみ摂取量を抑える事にした(その分減らすかアルギニンに替える)。
 シトルリン摂取にて負担の増した肝機能をサポートする為にオルニチンも少量摂取す

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続・アトピー対策備忘録13: 体質改善11

続・アトピー対策備忘録13: 体質改善11

 アレルギー全般に対して亜鉛、皮膚症状に対しアルギニンの各々治療基準での摂取を中心とした栄養療法により、アトピー性皮膚炎の症状はほぼ改善してきた。

 肌の保湿にはビタミンC配合化粧水(基本的には肌に刺激の無い化粧水なら何でも良い)と亜鉛華軟膏・酸化亜鉛配合クリームを用いた。

 特に今まで改善する事の無かった手指の浮腫みが劇的に改善し、アルギニン・シトルリン摂取が治療法として正しい事の証左となっ

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