続・アトピー対策備忘録13: 体質改善11
アレルギー全般に対して亜鉛、皮膚症状に対しアルギニンの各々治療基準での摂取を中心とした栄養療法により、アトピー性皮膚炎の症状はほぼ改善してきた。
肌の保湿にはビタミンC配合化粧水(基本的には肌に刺激の無い化粧水なら何でも良い)と亜鉛華軟膏・酸化亜鉛配合クリームを用いた。
特に今まで改善する事の無かった手指の浮腫みが劇的に改善し、アルギニン・シトルリン摂取が治療法として正しい事の証左となった(浮腫み取りを重視するならシトルリンの摂取割合を増やすべきか)。
栄養療法初期の傷修復の痒みも皮膚症状が改善されるにつれ収まり、徐々にだが皮膚の菲薄化や末梢循環障害も無事改善されつつある(例の如くステロイド薬を長く用いていた箇所のみ治りが悪い、皮膚だけでなく内部の末梢循環にもステロイドが悪影響を与えていた事が見て取れる)。
…唯一難点が有るとすればアルギニンがアルカリ性で中和しても不味い事だろうか(中和後にレモン果汁を足して蜂蜜等糖分を加えて水で薄めると割と飲めるものになった、中和が不完全だったのだろうか)。
先の記事に栄養療法はアトピー性皮膚炎の特効薬と書いたが、将にその言葉通りの結果を得られた事に満足している。完治に到るまで現在の治療を継続する。
追記:エネルギー基質としてコラーゲンやアルギニンが消費されるのを防ぐため、コラーゲンの追加摂取を行う。EAAの摂取も検討するべきか。肝機能の補助としてオルニチンの併用も考える。
下部リンクはアトピー性皮膚炎患者に対するコラーゲン摂取の効果を示す研究。
気付けば亜鉛と冷水浴の効果で鼻炎は完全に収まっていた。胃腸障害もビオチン療法に亜鉛を追加した段階から劇的に改善した。…要はアレルギー症状は大体亜鉛摂取で治るという事である(創傷を伴うアトピー性皮膚炎や、ビタミンD摂取が重要な花粉症を除く)。
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