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続・アトピー対策備忘録26: 体質改善24 塩風呂・グルテンフリー

 入浴剤をエプソムソルトから塩化マグネシウムに替えてから肌の調子は大分良くなったが、それでも痒みはやや残り続けていた。また塩化物泉における塩化ナトリウムの効能も気になっており、たまに見る塩風呂というものを一度試してみる事にした。

 高濃度の塩水は肌に刺激があるが、塩風呂はマグネシウム風呂同様に海水の百分の一程度の濃度であり、海水に浸った時の様な刺激感は無い(塩化物泉と比較すると十分の一程度)。
 また塩には抗炎症作用や除菌作用が有るとよく言われるが、皮膚に対してどの程度の抗炎症作用を発揮するかはいまいち情報が集まらなかった(見つかるのは大体が口内の除菌や抗炎症作用に関するものだった)。

 試した結果としては塩化マグネシウム風呂から更に痒みが抑えられた。入ったのは塩化マグネシウムと塩の双方を入れた謂わば汽水風呂だった訳だが、いつも以上に痒みや浮腫みに対して効果が感じられた(ついでに風呂後に塩分不足による喉の渇きを感じなくなった)。また炎症は抑えられても皮膚が薄く痒みが出やすい箇所に対してはカレンデュラオイルを塗るとそれも抑制出来た。
 炎症に対しては実感を伴う程は違いが感じられなかったが、恐らく効いてはいるのだろう。特にデメリットも無く痒みには今まで以上に効いてくれるので暫く継続して様子を見たいと思う(一応だが塩風呂は追い焚き厳禁である)。


 昨今アレルギー対策の気休めや気分転換としてグルテンフリー食材や料理も試していたが、その中でグルテンフリーパスタも色々と食した。
 グルテンフリー界隈では最も美味しいパスタと話題のジョビアル(Jovial)の有機玄米パスタも取り寄せてみたが、確かに固さを残した食感が程良く、他の生パスタ的な柔らかいグルテンフリーパスタよりも小麦のパスタに近い味が楽しめた(バイオネイチャーという会社のパスタも美味しいらしい)。


 ただの米粉麺ではない玄米(全粒粉)の米粉麺である事が硬さや旨さの理由なのかは分からないが、色々と玄米パスタを食べ比べてみるのも良いかもしれない。
 ジョビアルはアメリカの食品会社(農園はイタリア)のブランドだが、日本でもこういう固めの米粉グルテンフリーパスタをもっと食品メーカーに販売して欲しいものである(日本製の麺は生パスタ系かうどん・冷や麦系としては美味しいが、その大抵が乾パスタ特有の硬さが足りない)。

 他にも米粉パンは米の味や食感が出過ぎて余り好みに合わないため諦めたが、焼き菓子だとそこら辺を上手くカバー出来るため鳩麦等も合わせてよく調理する様になった。
 食感や膨らみを良くするために牛乳でなく豆乳を用いたり、油と卵を入れる際に乳化させてマヨネーズ状にしてから入れる等の工夫も活用するとふっくらと中々に美味しく仕上がる。

 ひたすら情報を集めつつ試しつつだとややだれてくるため、グルテンフリー食材やクッキングは実際良い気分転換になっている。

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