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お写真を使ってくれたnote

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みんなのライブラリにupした私の写真を使ってくださったnoteをまとめています。
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#うつ病

冬と夜が苦手

冬と夜が苦手

わたしは日が沈んで外が暗くなってから、夜布団に入るまでの時間がとても苦手だ。なぜかというと、気分が落ち込んで息苦しくなって憂鬱でさみしくて、時には不安や恐怖を感じたりそわそわしたりするからだ。落ち着かない感じや焦燥感から、ふらふらと夜に一人で出かけることも少なくない。これはわたししが調子が悪い(うつ状態の)時とは関係なくほぼ毎晩そういった気分になる。もちろん調子が悪いときはさらに絶望したような気持

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かけない

かけない

ノートに何でもいいからかけって、
娘に言われた。でも、
なんにもかけない

訪問看護の人に相談したら、

「ぼくなら
かけない ってかくなあ~」

言ってくれた。
そうか。

かけない かけない かけない

睡眠薬止めたくて、勝手に止めて
ふらふら

久しぶりに庭に出たら、
水仙が咲いていた

ようこそ ようこそ
よく咲いたね
かわいいね
きれいだね

そのままでも綺麗だから

そのままでも綺麗だから

うつ病をきっかけに、もっと『自分のことを愛してあげられるようになる』という目標ができた。

気付けば、人から愛されようとしていた。
愛されるように頑張っていた。

でも、大切なのは自分を愛してあげること。
相手のために心を擦り減らしてでも頑張ってしまうこの性格を含めて愛したい。

体調がいい時は、自分のことを好きになるために、メイクの研究をしたり、いつもよりスキンケアをして、似合う服を探したり、筋

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きっと晴れる

きっと晴れる

6月になると毎年調子が悪い。
梅雨のせいだろうか。

体調が悪いのはもう慣れたつもりだった。
でも、時々苦しくなる。
明るい言葉を並べてなんとか鬱に引き込まれないように踏ん張る。
この状態が一生続くわけじゃないから。
ちゃんと良くなるから。

大丈夫。 大丈夫。

雨が上がり、いつか晴れるよ。

それでもやっぱり辛くなったり弱音を吐いてしまうときもある。

日常を奪って心を蝕む精神疾患との闘いはそ

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一人が寂しい

一人が寂しい

退院して2ヶ月が経った。前回書いたメルカリのリハビリ生活は、売れるものがもう無くなってきて中断している。うまくいかないもんだ。

一日の大半を布団で過ごし、働きに出るなんてまだまだ無理な状況。
どうにか起きていられたら、まだましなのだけれど、それができない。

座っている状態で何をしたらいいか分からなくて困ってしまう。
ぼーっと出来ないというのか。

起きていられるのは食べている時くらい。なので起

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44歳、うつ歴22年。 眠れない夜には

44歳、うつ歴22年。 眠れない夜には

 うつが酷かった頃、ろくに眠れなかった。12時を過ぎても脳みそがぐるぐると回転しているような、仲間を見つけてハッスルする犬のように興奮した状態が続いていた。

 眠れなくて、苦しくて、しんどかった。

 とりあえず体を横にするだけでも少しは休まるから、と横にはなるが、世界の貧困だとか、ポストがなぜ赤いのかとか、私1人が考えてもどうしようもできない問題や疑問が湧水のように湧いて出てきて、ぐるぐる回っ

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