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きっと晴れる

6月になると毎年調子が悪い。
梅雨のせいだろうか。

体調が悪いのはもう慣れたつもりだった。
でも、時々苦しくなる。
明るい言葉を並べてなんとか鬱に引き込まれないように踏ん張る。
この状態が一生続くわけじゃないから。
ちゃんと良くなるから。

大丈夫。 大丈夫。

雨が上がり、いつか晴れるよ。


それでもやっぱり辛くなったり弱音を吐いてしまうときもある。

日常を奪って心を蝕む精神疾患との闘いはそんなに甘くないんだと実感する。

私よりもっと苦しくて、もう明日を迎えたくないと思っている人もいるから辛いなんて簡単に言ってはいけないと思っていた頃があった。


病気に小さいも大きいも関係ない。

自分が辛いなら辛いと言って良いと思う。


マイナスな言葉を飲み込んで我慢している方がしんどくなってしまう。


話す人は選ばないといけないけれど、きっと真剣に向き合ってくれる人がいる。
私はカウンセリングの時間があって、信頼できる先生に相談をすることができて、それに救われています。


まだまだ精神疾患は偏見がある。
家族に反対されて病院へ行けない人も、薬を飲めない人もいると思う。
最終的に自分を守ってあげられるのは自分だが、1人じゃ行動できないことだってある。

手を差し伸べて、背中を押してほしい。
それが難しかったら背中をさするだけでもいい。

理解者や味方がいてくれるだけで救われる命があると思うから。


精神疾患を抱えている人は1人で頑張りすぎる傾向があるのかもしれない。


もっと頼って甘えようね。

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