白桃

うつ病と共に生きています。笑顔で動ける日も、ずっと布団の中で過ごす日も。読んでくれた方…

白桃

うつ病と共に生きています。笑顔で動ける日も、ずっと布団の中で過ごす日も。読んでくれた方の心にそっと届きますように。

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うつ病3年間の道のり

人前では明るい私だが、本当はそんなに明るい人間ではない。とても落ち込みやすくて、気にしいで、すぐ不安になる。脆い。 ここで言葉を紡いでいる私は1番素直でいられる。 辛くなって精神的におかしくなってからの3年間を振り返る機会があったので、ここに記録させてもらうことにしました。 これがもがきながら生きた証。 【 R2.4月〜 初診まで 】 准看護学校の実習と仕事の両立で多忙な時期を過ごしており、毎日の睡眠時間が3時間ほどしか確保できなくなって体調の異変を感じはじめた。コロ

    • 人間は複雑すぎて疲れるし感動もする

      お久しぶりです。 私は、相変わらず無職のまま。薬とお友達。 障害者手帳を取得して、障害年金の受給が決まって、助けてもらいながら生きています。 ただ変わったこと 買い物や好きなことが出来る喜びを取り戻しました。自分で働いて稼いだお金じゃないから複雑だけれど、花瓶を買いました。コーヒーと甘いものを楽しみにカフェにも行けるようになりました。 先生が言ってくれた 「頑張ったから、ちゃんともらう権利がある。好きなものの為に自分の為に堂々とお金を使ってあげたらいい。楽しいと思える

      • お別れはとびきりお洒落を

        私たちは電話もしない。 気付けば2ヶ月会っていなかった。 遠距離恋愛みたい。 手を繋いでいるカップルを見るのも、匂わせなSNS更新も羨ましく感じてしまう。 「幸せそうでいいな」 体調が悪いとお洒落して出かけるのは難しいし、行動する気力が湧かないから正直に体調が悪いことを伝えてしばらくの間待ってもらう。 連絡だけは毎日くれる。 電車乗れなかったら迎えに行くと言ってくれる。 うつ病持ちの彼女の扱いに慣れてくれた。 喧嘩なんてしたことなかったのに、1度だけぶつかり合って

        • 他人の幸せを願ってばかりいる場合じゃないのよ自分

          昔からとにかく人の幸せを祈る人間だった。 将来は、たくさんの人を笑顔にできる仕事に就きたくて、ずっと人のことを考えてきた人生。 もっともっと自分のことを優先しなければいけなかった。優しい言葉をかけて救ってあげなければいけないのは自分だったと今になって気付く。 「結婚式の日程が決まった」と友人からの連絡があった。二次会にもできれば来てほしいと。 精神的にキツい状態で結婚式に出席するのって本当に心がどうにかなってしまいそう。 惨めに思えてしまいそうで、お祝いの華やかな場

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        うつ病3年間の道のり

          「いつか」っていつ来るの?って時々言いたくなる

          前回の投稿にたくさんの『スキ』 ありがとうございます。 ちっぽけな私の言葉が届いて、ほんの少しでも何かの力になれたらなら嬉しい限りです。 そして、共感してくれた方がいらっしゃったら、その方も同じような苦しさを抱えて生きているのではないだろうかと思いました。 よく、うつ病の人に「頑張ろう」と言ってはいけないと聞きますが、私は一緒にがんばりたいです。 懸命に生きているこの投稿を読んでくれている あなた とこれからも頑張りたいと思います。 万年体調不良ですが、ここ数週間はひど

          「いつか」っていつ来るの?って時々言いたくなる

          また再会できる日まで

          中学時代の友達と会ってきました。 人と会う予定が入ると体調が悪くなって行けなかったらどうしよう、上手く話したり笑えなかったどうしようって不安になりがちですが、もしダメなら謝ってドタキャンさせてもらおうと決めて、数日が経ち、無事に会うことができました。 前にあったのは成人式。 みんな綺麗なお姉さんになっていた。でも、良い意味で変わらなくて、くだらないこと言って笑い合えるあの雰囲気が当時から大好き。 いっぱい笑いました。 懐かしい話もして当時はこうだったよねって。 シン

          また再会できる日まで

          寂しい夜に

          寂しくてたまらない夜がある。 とても厄介だ。 願わくば、今すぐ抱きしめてほしいところだが、遅い時間だし、遠いし、仕事だし… なんて考えたら彼に会いに来てとは言えない。 彼氏がいても一人で寂しい思いをしていることが寂しさを増強していると感じるときがある。 相手は私がいなくても平気なのに、自分ばかりこんな気持ちで過ごしてる。 依存したくない。重いと思われたくない。 めんどくさい女だと思われたくない。 寂しさを彼氏という存在に埋めてもらいたいと思ってしまわないように何と

          寂しい夜に

          完璧を捨てる

          100点じゃなくて60点で合格とする。 自分に厳しくするのをやめたら楽になりました。 完璧を捨てる。 それは諦めることとは違う。 人生を諦めることはまだしたくない。 明日、事故にあうかもしれないし、地震がくるかもしれない。 そう思ったら楽しく生きなきゃもったいないよね。 なかなか鬱になると楽しいと思えないかもしれないけれど、回復を感じたときは、楽しいと嬉しい感情が戻ったことです。楽しいと思えることが今は嬉しいです。これからも小さな幸せを大事に抱きしめていたい。悪いこと

          完璧を捨てる

          知識も努力も無駄にならない

          准看護学生時代の思い出とお別れ まだ一部は残してありますが、自己学習など実習前に手書きした物たちを手放しました。 私は、取っておいたらいつか役に立つんじゃなかろうかと思って、教材系のものをなかなか捨てられません。それに、見返すと当時を思い出す気がして数年間避けていました。 ゴミ箱が紙で溢れてしまうので、ビリビリと破いて捨てたのですが、空白なくびっしりと埋めてある課題。徹夜で描いた文字。 そこには必死に勉強した証があった。 良くも悪くも真面目で手が抜けないから人より書き

          知識も努力も無駄にならない

          無職の長い夏休み

          3日間ほぼ寝たきり状態になっていました。 とりあえず姪っ子とプールで水遊びをするという夏の大イベントを楽しめて良かった。 手作りのブレスレットも喜んで付けてくれました。 家族みんなで準備をして、笑顔いっぱいキラキラした時間を過ごし、こうやって一緒に遊べること。家族みんなが揃うこと。子どもにちゃんと両親がいること。 私にとってはどれも感慨深いです。 たくさん遊んだから疲れて体調がガクッと悪くなったのかなと思ったのですが、そこから2日間は落ち着いていたので、原因は不明です。

          無職の長い夏休み

          そのままでも綺麗だから

          うつ病をきっかけに、もっと『自分のことを愛してあげられるようになる』という目標ができた。 気付けば、人から愛されようとしていた。 愛されるように頑張っていた。 でも、大切なのは自分を愛してあげること。 相手のために心を擦り減らしてでも頑張ってしまうこの性格を含めて愛したい。 体調がいい時は、自分のことを好きになるために、メイクの研究をしたり、いつもよりスキンケアをして、似合う服を探したり、筋トレしたり。 モデル体型になれるわけでもなければ、顔が女優さんのように綺麗にな

          そのままでも綺麗だから

          カウンセリングって何を話すの? 必要なの?

          通院して2年が経ちましたが、現在も週に1回カウンセリングを受けています。 どんなに体がえらくても休むことなく通っています。病院に行けるのは家族が車で送り迎えしてくれるからであって、1人だったら難しいです。 車の中でぐったりしながら運んでもらったことは何度もあるし、ボーッと無表情で外を眺めていたり。 ありがたいことに車にさえ乗れば辿り着くので毎週病院に通うことができています。 1回のカウンセリングは45分。 2年で約100回のカウンセリングを受けて思うのはこんなに先生と話し

          カウンセリングって何を話すの? 必要なの?

          つくる楽しませることが好き

          姪っ子にカラフルなビーズを使ってブレスレットを手作りしました。 最近、大人が身につけているアクセサリーが気になるみたいで、あんなに小さくてもやっぱり女の子だなぁと思います。 高いアクセサリーはまだ買ってあげられない。ならば、作ってプレゼントしよう!と考えました。 100円ショップでかわいいビーズを購入。 姪っ子の好みを取り入れて、夏のお花をモチーフに。サイズは小さいので、ゆるくならないように調整しつつ、テグスは柔らかいものを選びました。お揃いで作ったので、一緒に身に付

          つくる楽しませることが好き

          アイスにしか救えない心

          今日は、お昼からやっと体を起こして年金事務所へ。 障害年金の申請をしようと考えています。 このままでは通帳の残金が0になる未来がどんどん近づいているので、利用できる制度は使わせていただきたいと思って相談をしました。 お金が底を尽きて無くなる不安は恐ろしい。 受給できたらいいのですが… 次から次へと心配事が増えて、この先どうしようと頭を抱えてしまいます。 これからまた2回は予約を取って年金事務所へ行かなければならなくなりそう。長い道のりです。 病歴・就労状況等申立書の記入

          アイスにしか救えない心

          隣の芝生が何色でも

          「来年結婚式することになった」  「結婚しました」 おめでとうを伝えるし、幸せになってほしいと思うのに、みんながどんどん新しい階段を上って高い場所に行ってしまうようで、取り残される自分は素直に喜べなくて、心が狭く感じて嫌になる。 子供を産んでママになった子もいる中で、うつ病を抱えている私との差があまりにも大きすぎて、羨ましく思ってしまう。 もちろん結婚や出産だってキラキラ見えていても大変なことはたくさんあると思うから、ないものねだりなんだろうなぁと。 自分のものより、

          隣の芝生が何色でも

          白衣は戦闘服

          実は、准看護師を目指していました。 クリニックで働きながら学校へ行く毎日は忙しくて、とにかく目の前のことに必死だった。 実習の期間は課題に追われて睡眠時間がどんどん削られる。これは看護学生あるあるの話。 体力の限界がきて倒れそうになりながらも患者さんの前では笑顔で1日をやり過ごす。 看護師さんの厳しいお言葉のダメージは大。 心にグサッと刺さる。 ごもっともな言葉もあれば、ちょっと理不尽で難しい言葉もある。厳しいと感じるのはきっと、学生という立場でも、私たちは命を背負う

          白衣は戦闘服