トモノリ

うつ病を患いながら細々と働いています。 身の丈に合わぬ生活をしがちです。 宵越しの金は…

トモノリ

うつ病を患いながら細々と働いています。 身の丈に合わぬ生活をしがちです。 宵越しの金は持たない主義。 ミニマリストになりたい衣裳持ち。 最近HSPだと気づく。 カテゴリ:無性寄り

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  • うつ病とHSP

    うつ病とHSPについて書いた記事をまとめています。基本暗いので元気なときに「ああ、うつ病になるとこういう感じになるのね」と注意書きのように読んでいただけると幸いです。

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    仕事観、仕事について関する記事を集めました。愚痴っぽい内容が多いので、ネガティブな気分のときは回れ右してください。

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ヘルプマークを付けること

私はうつ病を患っていて、精神障害手帳保持者だ。 おまけにHSPという、人より感覚が過敏な気質を持っている。 この2つの特性のせいで、人混みの中にいることや電車に乗るのが困難な状態にある。 うつ病サイドでは歩き回ったり、立ちっぱなしの疲労からメンタルの調子が崩れるし、 HSPサイドでは電車の駆動音や人の声で、不安になったりパニックになったりする。 この状態が皆さんにとってどんなレベルなのか、うまく例えられるかどうかわからないけれど、 納期ギリギリに納品したあと、予定の時間に

    • 「働く」ってなんだろう

      「トモノリさんは、『自分が働く』ことを少し考えたほうがいいよ」 と主治医の先生に言われ、考えてみました。 働くとはなんぞや。 生活のため、自己実現のため、家族のため、 世の中に関わりたいから、夢を叶えたいから。 などなど。 いろんな思いを持って、働く人がいることはわかっています。 でもその「働く」の中には、 下げたくない頭を下げたり、嫌なクレーム対応したり、 やりたくないことをやったり、疲れてても体調が悪くても通勤したり、 思ってもいない言葉を言わなきゃいけないときが

      • 来年の手帳を買いました。

        来年は、お馴染みになったほぼ日手帳をお休みして 新しい手帳の使い心地を試す年にしようと、 わりと早い段階から決めていました。 いや、ほぼ日手帳も使いやすいですよ? カバーもおしゃれだし、書きやすいし。 ただ、持ち運びになると重たいな、とか weeksやオリジナルサイズだとバーチカルがないな、とか カズンだとちょっと大きいな、とか ちょっと気になるところがあって、 そこを解決するべく、今回は冒険に出てみました。 ネットで手帳を調べ、実店舗にて中身や手触りを確認。 そして

        • どういうことでしょう。

          「主治医の意見書を見てから社内で話しあって就労可否の判断をするので、それまで休んでてね」 と言われたものの、宙ぶらりんな状態に落ち着かず、クビかなー、残れるのかなーと心がシーソーをしていた昨日。 使ってなくてもじゃんじゃんバッテリーが減る会社スマホを充電しようとしたときに、それに気づきました。 会社ではチームスというアプリを使って、出社のアナウンスや部署への全体周知を行っていたのですが。 主治医への通院が終わった翌日から、そのチームスのメンバーから外されていたことに気づ

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          まだまだお休み中です。

          予想以上のお休みをいただき、落ち着いていた感情も 「こんなに休んでいいんだろうか」という罪悪感で グラグラと揺れ始めて、落ち着いた日と、落ち着かない日が 交互にやってくる日々になっています。 来週、主治医の先生との面談が控えています。 カウンセラーさんとの面談、 産業医の先生との面談を行い、それを踏まえて 主治医の先生の見解が欲しいと、会社側から言われました。 私は働ける状態にあるのか。 簡単に言えば、そのジャッジをしてほしいと。 それを聞いてから、私の今後を検討し

          まだまだお休み中です。

          そろそろ来年の手帳を考える季節になってまいりました

          はい。おはようございます。 八月も半ばとなり、そろそろ九月からぼちぼち 発売される手帳を意識する季節となってまいりました。 現在私が使っている手帳は、 ほぼ日手帳のオリジナルとweeks。 手帳としてはこの二冊ですが、 これに日記用とモーニングページ用の A6サイズのノートが二冊。 これをまとめて一冊にできれば最高なんですけどね。 どこかが優れていると、どこかが足りない。 そんな人間のような手帳ちゃんたち。 荷物重い民としてはコンパクトに持ち運びたいんですよ。 お泊ま

          そろそろ来年の手帳を考える季節になってまいりました

          石田真理恵はわからない

           私、石田真理恵。50歳。現在外資系の商社で課長として働いています。家族は夫と可愛い娘の3人暮らし。  今の会社は去年転職したばかりで、まだまだ分からないことだらけだけど、分からないことは、昔からいる部下に丸投げしちゃってるので全然オッケー。明るく積極的なトークで上司とも部下ともいい関係を築いている―と思っていたのだけど。 「課長、わたくし一身上の都合で、今月いっぱいで辞めさせていただきます」  入社3年目の牧が退職することになった。えー、なんでー、何が問題なの? と問い詰

          石田真理恵はわからない

          お休みをして、変わったこと

          他の方より、少し長めのお盆休みのような感じで お休みをいただいて数日。 ちょっとした変化がありました。 1.早朝覚醒がなくなった 3時4時起きは当たり前の生活をここ7、8年続けていましたが、 この数日間、目覚ましのアラームが鳴るまで爆睡。 アラームも、少し早めの時間に設定しているので、 これを起床時間ギリギリにしたら、 その時間まで眠れるんじゃないだろうか、 ちょっと実験してみようと思っています。 2.身体の緊張がほぐれてきた 出勤するにも、電車に乗るにも、それを待つ

          お休みをして、変わったこと

          お休みをいただきました

          先週の金曜日。 骨折と腹痛を抱えた元下宿主のもとに、仕事帰りからの2泊3日の手伝いに行ったときのこと。 「来週の土日は何も予定入れないで、丸一日寝て曜日にしようかな」 と考えていましたが、月曜の夕方から様子がおかしくなり、 ボロボロと涙をこぼし、 「しんどい、辛い」と泣き出してしまいました。 HSP気質をかなり強く持つ私には、 最近の環境の変化や、会社でのメールやチャットのやり取り、 通勤の人々の群れや通勤路を歩くことで、 自分が思った以上に、疲労を溜めていることに気づか

          お休みをいただきました

          手に届く星を掴むためには

          届かぬ星を取ろうとするなら、 手に届く星を掴もうよ、と考える。 そう言っても昨日の今日、簡単には納得いかない。 健常者は健常者の、幸せのかたちというものがあり、 障害者は障害者の、幸せのかたちがある。 それは相入れぬかたちかもしれないし、 どこかつながっているかたちかもしれない。 それは人それぞれの障害の度合いだったり、 心の持ち方で変わってくると思う。 そこまでわかっていてなお、 自分が健常者の幸せのかたちを手に入れられないことを、 認めたくない。受け入れたくない

          手に届く星を掴むためには

          届かぬ星

          おそらく、うつになった時点で、 人生のルートが異なってしまっているのだろう。 ゲームで例えるなら分岐ルートに入った感じ。 この分岐ルートでは、世間でいう「普通の」、「幸せ」や「成功」は 手に入らない。 うつ病患者はうつ病患者の、ささやかな幸せを手に入れることしかできない。 成功は、どうなのだろう。 うつ病で成功した人の話はあまり聞かないし、 うつ病だけどFIREしました、とか うつ病だけどNISA3000万貯まりました、とか 成功本も見ないから、多分「普通の」成功はしな

          私らしく生きることについて考える

          2年前の年末に書いた、私らしく生きることについて。 基本的には考え方は変わっていない。 ただ、最近はここに『住みたい場所』が加わり、 そこに至るまでの道筋が見えてきたのが、ちょっとした変化だろうか。 住みたい場所とは、『鎌倉』。 観光地でオーバーツーリズム気味だし住民として暮らすのはどうかと自分でも思っているが、 着物を日常着として着たい夢もある身としては、関東でこれほど似合う街もそうそう無く。 そして仕事は週5出勤だし遠いし、でも待遇などは今までで一番良くて、 ここ

          私らしく生きることについて考える

          バンザイ10回。

          肩こり、頭痛、睡眠不足。 これらの体調不良をほったらかしにしてしまうと、 私はメンタルの不調に繋がる。 肩がこって痛いと気が滅入ってくるし、 頭の痛みは機嫌が悪くなる。 睡眠不足は視界に膜が張ったような感覚になり、 パフォーマンスがガタ落ちする。 そしてこの体調不良たちはだいたい三者連れだってやって来る。 単品でいいんですけど。 というか来ないで欲しいんですけど。 ともあれやって来るとその日いっぱい疲労感増し増しで過ごすことになるので、 とりあえず肩こりから解消できぬも

          バンザイ10回。

          ピーマンだと思えばいい

          通院の時、配慮ゼロの上司と話をするのも顔を合わせるのも嫌だと主治医に伝えたら、 「じゃあピーマンだと思えばいいよ」と一言言われました。 ピーマン? ピーマン?? 「何か言われたら『ああ、ピーマンがまたなんか言ってる』とか思えばいいよ。そうすると気持ちがちょっと楽になるでしょう?」 ピーマン。ピーマン。 私の頭の中をピーマンが埋め尽くしました。 「で、あんまりピーマンのことは考えないようにしてね」 「すみません今ピーマンで頭が埋め尽くされています」 「追い出して

          ピーマンだと思えばいい

          わんわん泣いた

          久しぶりに実家に帰り、両親の老いと対面した。 きっと残り時間は少ないだろうな。 そう思うと、あれだけ疎ましかった家族と 離れがたくなってしまった。 ちょっと変則的に実家から会社に通ってみた。 会社で働いていても、頭に浮かぶのは両親との別れの瞬間。 病気もしてないし、認知症もまだなのに、 別れることが頭の中を占めてしまった。 そうなるともう、離れるのが辛かった。 特に父は、色々相談に乗ってくれた相手であり、 クローンか、と突っ込まれるほど性格も考え方も似ていた。 頼っていた

          わんわん泣いた

          末代の罪悪感

          私は未婚で子どもがいない。 次兄も同様である。 唯一結婚して子どもがいるのは長兄だけで、 兄弟3人中、世の中のとりあえずの「普通」を行っているのは 彼だけである。 下宿先から久しぶりに実家に帰った。 実家は私がいなくても回っており、 特に困ったこともないようで、少し寂しい気持ちになった。 実家に帰って強く思ったのは、両親、特に父の老いが 目立ってきたなということである。 認知症が進んだとか、寝たきりになったとか、 そこまではいってないが、明らかに一回り小さくなり、 声も

          末代の罪悪感