いまだ もこ

毎日を前向きに生きるためのエッセイと、シンプルな暮らし/ミニマリズム/多様性などについ…

いまだ もこ

毎日を前向きに生きるためのエッセイと、シンプルな暮らし/ミニマリズム/多様性などについて書いていきます。 アメリカ勤務経験あり。東京暮らし。

マガジン

記事一覧

束の間のやさしい時間

同僚から玉ねぎをいただいたから、晩ごはんは肉なし肉じゃがを久しぶりに作った。お肉の代わりに厚揚げ豆腐を入れる、お気に入りのおかずだ。野菜を切って、調味料を入れて…

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舞妓さんちのまかないさん

是枝監督の『舞妓さんちのまかないさん』の予告編を見てから、好みの作品だろうなと思っていたけれど、1話を観ただけで大好きになってしまった。会話のテンポ、軽快な音楽…

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チェリーパイとホットチョコレートに癒された日曜日

朝は教会のミサに行き、シスターの入門講座に出た。家で少しのんびりしたあと、小雨が降っていたけれど、夕方から最近日課にしている散歩に夫と出かけた。散歩は毎回新しい…

7

雨の日のほっと一息タイム

夫は今日も出かけている。もう長いこと狙っているPS5の抽選チケットが配られるとかで、朝起きるなりそそくさと出て行き、職場の人に誘われて、ゲームイベントにそのまま向…

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How to Romanticize Your Life - 「日常」を「特別」に変える

最近よく、Youtubeで「How to Romanticize Your Life」というテーマの動画を目にする。上手な日本語訳が思いつかないが、要するに映画の主人公のように、ただ過ぎていく「…

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Me time - 自分と向き合う、ひとりの時間の過ごし方

付き合ってから割とすぐにコロナ禍に突入して、そのまま結婚したから、ここ3年近く、二人でいる時間が多かった。 最近になって、少しずつだけどお互い友達に会う時間などが…

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サンダルを洗った夜。

夏は苦手だ。というか、この暑さが平気な人なんていないと思うのだけど、毎日毎日、息をするだけで一苦労だ。 この殺人的な暑さと、あらゆる方向から降ってくるストレスの…

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今日はストレスレベルが一億を超えたので、ブックオフで本を爆買いしてやった。本を6冊買って、3,000円!
自分の元気の取り戻し方を知っておくことは、とっても大事。

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「お腹の子には、自分で性別を決めてもらう」という同僚の言葉から、これからの時代の子育てについて考えた

もうすぐ出産を控える同僚がいる。 元気にお腹の中で毎日動いているようで、たまにお腹に向かってわたしも声をかけてみたりする。そんなある時気になって、もう性別は分か…

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本屋さんってやっぱりいいなあ。

この週末、久しぶりに本屋さんに行った。 ここ数年はKindleで本を読むことが多く、あまり本屋さんには行っていなかった。 久しぶりに紙の本が読みたくなり、学生の頃よく行…

13

雑記

仕事でも家でも移動中でも、文字ばかり読んでいる。 仕事では観光系のウェブ媒体(日英)の運営、移動中は苦手な電車から意識を逸らすために夢中になれる小説(英)を読む…

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結婚しました。

2022年2月22日(火)のゾロ目の日、スーパー猫の日なんて巷で呼ばれていたらしい日に、結婚した。26歳10ヵ月。 小学生の頃、プロフィール帳というものが流行っていた。 人…

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アジア人として生きること ー米国のヘイトクライムを考える

今年に入ってから、いや、本当はもっと前からあったのかもしれない、アジア人に対するヘイトクライムがアメリカで急激に増えている。 アジア人を狙った暴力事件、犯罪は、…

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わたし流"Slow Living"+サステイナブルな暮らし

何かを買うときは、環境のこと、未来のこと、そして心と身体の健康のことを考えて、日々選択するように心がけている。それが、いわゆるサステイナブルな暮らしに繋がってい…

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自分を正しく評価する(国際感覚をもって働くということpart.2)

以前、「国際感覚をもって、働くということ」をテーマに、外国人社員に対して、必要以上に「特別」というレッテルを、日本人社員が無意識に貼っていることが気になり、国際…

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みんなきっと、見えない想いを抱えながら生きている

どれだけいつも元気に見えたとしても、苦労なく過ごしているように見えたとしても、人はそれぞれの過去を抱え、自分だけの闇と戦いながら、生きている。 たとえ人の頭の中…

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束の間のやさしい時間

束の間のやさしい時間

同僚から玉ねぎをいただいたから、晩ごはんは肉なし肉じゃがを久しぶりに作った。お肉の代わりに厚揚げ豆腐を入れる、お気に入りのおかずだ。野菜を切って、調味料を入れて、火にかけて30分間放置しておくだけなので、とても簡単。グツグツ煮込んでいる間にお腹が空いてしまったので、先週末に教会の日曜市で買ったかんころ餅をトースターで焼いて食べることにした。お湯を沸かし、ほうじ茶を淹れて、食べ頃になったかんころ餅を

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舞妓さんちのまかないさん

舞妓さんちのまかないさん

是枝監督の『舞妓さんちのまかないさん』の予告編を見てから、好みの作品だろうなと思っていたけれど、1話を観ただけで大好きになってしまった。会話のテンポ、軽快な音楽、おいしそうなごはんに、何より一生懸命頑張る女の子たちの、無邪気な笑顔!!とても自然体で、たくさん涙が出てしまうくらい、心にまっすぐ届く作品。そして、主役のキヨちゃんを演じる森七菜さんが、可愛すぎるのです。
お料理を通していろんな人を癒し

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チェリーパイとホットチョコレートに癒された日曜日

チェリーパイとホットチョコレートに癒された日曜日

朝は教会のミサに行き、シスターの入門講座に出た。家で少しのんびりしたあと、小雨が降っていたけれど、夕方から最近日課にしている散歩に夫と出かけた。散歩は毎回新しい発見があってとても楽しい。大きなお家や、ユニークな形のお家がたくさんあって、歩きながら、何度も「やっぱりここのエリアが好きだなあ。」と夫に言った。 本日の収穫は、レトロで素敵なアメリカンダイナーを発見したこと。チェリーパイのアイスクリーム添

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雨の日のほっと一息タイム

雨の日のほっと一息タイム

夫は今日も出かけている。もう長いこと狙っているPS5の抽選チケットが配られるとかで、朝起きるなりそそくさと出て行き、職場の人に誘われて、ゲームイベントにそのまま向かったようだ。

今日もまた、一人の静かな時間を過ごしている。
何か甘いものが食べたくなって、雨が一瞬止んだところを見計らって、近所のベーカリーに向かい、「キャラメルナッツチョコチップマフィン」を手に入れた。
早速お湯を沸かし、スーパーで

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How to Romanticize Your Life - 「日常」を「特別」に変える

How to Romanticize Your Life - 「日常」を「特別」に変える

最近よく、Youtubeで「How to Romanticize Your Life」というテーマの動画を目にする。上手な日本語訳が思いつかないが、要するに映画の主人公のように、ただ過ぎていく「日常」を「特別」なものにする、というような意味合いである。
週5日は仕事と家の往復で、仕事に家事に忙しい日々を送り、せっかくの土日も、日々の疲れから家でだらだらと過ごす…何かこう、キラキラした特別に素敵なこ

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Me time - 自分と向き合う、ひとりの時間の過ごし方

Me time - 自分と向き合う、ひとりの時間の過ごし方

付き合ってから割とすぐにコロナ禍に突入して、そのまま結婚したから、ここ3年近く、二人でいる時間が多かった。
最近になって、少しずつだけどお互い友達に会う時間などが増えて、家で一人で過ごす時間ができてきた。

わたしは元々、一人で過ごすことが好きなタイプである。
一人で、自分のペースで、誰の目も気にせず自分らしく過ごせる時間は気楽で好きだ。誰と接するわけではないから、何のいさかいもなく、気を遣うこと

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サンダルを洗った夜。

サンダルを洗った夜。

夏は苦手だ。というか、この暑さが平気な人なんていないと思うのだけど、毎日毎日、息をするだけで一苦労だ。
この殺人的な暑さと、あらゆる方向から降ってくるストレスの嵐で、ここ最近は体調が優れず、気分が落ち込むばかりだった。

そんな身体が重たい夜、ふと思い立って、サンダルを洗った。
黒ずみが目立ち始めてきたけれど、知らんぷりをしてきた、マスタード色のサンダル。
この夏は毎日のように履いていて、平日も休

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今日はストレスレベルが一億を超えたので、ブックオフで本を爆買いしてやった。本を6冊買って、3,000円!
自分の元気の取り戻し方を知っておくことは、とっても大事。

「お腹の子には、自分で性別を決めてもらう」という同僚の言葉から、これからの時代の子育てについて考えた

「お腹の子には、自分で性別を決めてもらう」という同僚の言葉から、これからの時代の子育てについて考えた

もうすぐ出産を控える同僚がいる。
元気にお腹の中で毎日動いているようで、たまにお腹に向かってわたしも声をかけてみたりする。そんなある時気になって、もう性別は分かっているのかと聞くと、「一応股の間にはついてるみたいだけど、性別はこの子に決めてもらうわ」との回答が返ってきて、ドキッとした。

多様性が認められつつある今の時代だが、まだまだ日本はLGBTQIA+のコミュニティにとって、生きづらいことが多

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本屋さんってやっぱりいいなあ。

本屋さんってやっぱりいいなあ。

この週末、久しぶりに本屋さんに行った。
ここ数年はKindleで本を読むことが多く、あまり本屋さんには行っていなかった。
久しぶりに紙の本が読みたくなり、学生の頃よく行っていた新宿の洋書専門店「紀伊国屋書 Books Kinokuniya Tokyo」に夫と行ってきた。
タカシヤマタイムズスクエア南館の6階にあり、フロアに並ぶほとんどの書籍が英語をはじめとする外国語という、日本では珍しい、たくさん

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雑記

雑記

仕事でも家でも移動中でも、文字ばかり読んでいる。
仕事では観光系のウェブ媒体(日英)の運営、移動中は苦手な電車から意識を逸らすために夢中になれる小説(英)を読む。
家に帰るとその日のニュース(日英)を読み、最近はサボっているが聖書(日)のその日の該当箇所を読み、調子が悪い日は詩集(日また
は英)を開き、調子が良い日は小説(英)やら自分がそのとき興味のある分野の本(日または英)を読む。

日本語と英

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結婚しました。

2022年2月22日(火)のゾロ目の日、スーパー猫の日なんて巷で呼ばれていたらしい日に、結婚した。26歳10ヵ月。

小学生の頃、プロフィール帳というものが流行っていた。
人気のキャラクターものや、キラキラしたおしゃれなデザインまで、様々な個性溢れる文庫本サイズくらいの、いろんな質問が載ったプロフィール用紙を、友達やクラスメイトと交換しあった。
その質問の中に、「いくつで結婚したい?」というものが

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アジア人として生きること ー米国のヘイトクライムを考える

アジア人として生きること ー米国のヘイトクライムを考える

今年に入ってから、いや、本当はもっと前からあったのかもしれない、アジア人に対するヘイトクライムがアメリカで急激に増えている。
アジア人を狙った暴力事件、犯罪は、この2ヵ月間で500件を超えるという。毎日のようにお年寄りを狙った暴力事件の映像やニュースが流れてくる。そして先日起こった、8人の犠牲者を出した残忍な銃撃事件。そのうち6名は、アジア人女性だった。

わたしは自分の経験から、アメリカでのアジ

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わたし流"Slow Living"+サステイナブルな暮らし

わたし流"Slow Living"+サステイナブルな暮らし

何かを買うときは、環境のこと、未来のこと、そして心と身体の健康のことを考えて、日々選択するように心がけている。それが、いわゆるサステイナブルな暮らしに繋がっているのだけれど、わたし流のサステイナブルな暮らしの3つの心構えを考えてみた。

「無理をしない」「一気に変えない」「完璧を目指さない」
これを頭に置きながら、わたしはサステイナブルな暮らしを目指している。
最初に言っておくと、わたしはまったく

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自分を正しく評価する(国際感覚をもって働くということpart.2)

自分を正しく評価する(国際感覚をもって働くということpart.2)

以前、「国際感覚をもって、働くということ」をテーマに、外国人社員に対して、必要以上に「特別」というレッテルを、日本人社員が無意識に貼っていることが気になり、国際感覚をもって働くということは、ナショナリティでカテゴライズせず、すべての人に平等な環境を与えることだという記事を書いた。

今回は、仕事で採用を担当する機会があり、その時に目立った「謙虚さ」について、書きたいと思う。

わたしは仕事で英語メ

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みんなきっと、見えない想いを抱えながら生きている

みんなきっと、見えない想いを抱えながら生きている

どれだけいつも元気に見えたとしても、苦労なく過ごしているように見えたとしても、人はそれぞれの過去を抱え、自分だけの闇と戦いながら、生きている。
たとえ人の頭の中を覗ける能力があったとしても、覗きたくないと思う。
いいことも、悪いことも、小さな嘘も、たくさん詰まっていて、それら全てを覗いてしまったら、その人のすべてを受け止めることは、たぶん出来ない。

最近、仕事では立て続けに人が辞め、休職者が続き

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