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#日記
【読書日記】のっぺらぼうのYouTuber的精神。ラフカディオ・ハーン「怪談・奇談」終わり。
雪で凍える車内で、たまたまラフカディオ・ハーンの怪談・奇談が手元にあるので続きから読み始めた。寒いなかで雪女の伝承などを読むことで、これはもう4DX体験やん、得したやん、と思うことで寒さを迎え撃ってやろうとしたのだ。
フロントガラスを覆った☃。ワイパーでさっと両脇にどけると、ちょうど開いた本の形に外が見える。
ラフカディオハーンが日本中で集めた怪談・奇談のかずかず。死んだ人が形を変えて戻ってき
これは、本棚に納めたら芸人のほうも納まった三四郎
三四郎を読んだら三四郎が結婚した。
このエピソードトークがウソっぽい上に面白くないのはさすがの僕でもわかる。
けど、本や音楽が思い出のトリガーになってて、
「たいしたことじゃないけど、この曲はあの年の通勤中に聞いてたなあ」
とか、覚えるつもりないのに毎回思い出すってこと、あるでしょう。
ちょうど角川文庫の紙の表紙の文庫シリーズが好きで、江戸川乱歩を一通り終えて、夏目漱石の草枕が想像以上に好き
【海外マンガ】病の前に芸術は無力だと思ったけど。「テイキング・ターンズ」が届いた
「テイキング・ターンズ」は、書店に並べる場合、どのコーナーに置くべきかわからない本です。
エイズが死に至る病だったころの医師やナース、そして患者の言葉が、イラスト入りで描かれている。アメリカのマンガなのでいちおうアメコミだけど、ぼくの知っているアメコミではない。
正体不明の死の病だったころのエイズ病棟では、人生の最後にも「同性愛者だから」「エイズが怖いから」と、家族すら来てくれない患者がいる。