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見たことない風景、違う文化、言葉、人、宗教、建物、食べ物…全てが刺激的で、それでいて癒…

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見たことない風景、違う文化、言葉、人、宗教、建物、食べ物…全てが刺激的で、それでいて癒される旅が好きです。 今まで訪れた国や住んだ場所で体験したハプニング、気づきなど思うままに書き綴ります。 まだまだ旅の途中…。

記事一覧

1人野鳥の会

アメリカミシガン州に暮らしていた数年間、私がまず興味を持ったのが野鳥。 家は森林に囲まれていたので朝は爽やかな鳥のさえずりで目が覚めた。とっても贅沢な環境だった…

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2か月前
17

Another Sky

春から東京で新生活を始めた息子を誘って 葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきた。 会場は東京国際フォーラム。演奏はもちろんのこと、曲に合わせた美しい映像と照明、…

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1年前
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フランスドライブ旅の顛末…②

フランスへの旅行最終日、車でモンサンミッシェル とエトルタを訪れた後、ドイツまでの帰路を目指すその道中の話。 ノルマンディーから住んでいたドイツの街までは車で6時…

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1年前
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フランスドライブ旅の顛末…①

ゴールデンウィーク真っ只中の行楽日和!家に籠っていてはなんだかもったいない。この時期限定で街を流れる川沿いに掲揚される鯉のぼりを目指して散歩に出た。 悠々と大空…

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1年前
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パン屋のジャイアン

ドイツに住み始めてまだ2〜3日目のこと。パンを買いに1人で近所のパン屋に入ったらオフィス街のランチタイムと重なり、レジまで長い列ができていた。 私は右も左も、もち…

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1年前
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道案内

なぜだか知らないけど…。 ドイツで私はよく知らない人に道を尋ねられた。近所でも街中でも。 住んでいた時に限らず、帰国してから数年ぶりにドイツを訪れた時にも「中央…

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1年前
12

ダンプスターダイビング

先日、近所でカラスがゴミ袋をつついていた。それを見て、アメリカではゴミあさりといえばアライグマだったなぁ…と思い出した。 ゴミあさりのことを英語でdumpster divin…

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1年前
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とてつもなく大きい…

学生最後の卒業旅行で行ったアメリカ。昔過ぎて断片的にしか覚えていないけどある日バーガーキングに入った。場所はロサンゼルスのダウンタウンだったと思う。 私がその時…

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1年前
15

洗濯機が使えるまで

アメリカに住んでいた時の話。ある時、洗濯機が壊れた。正確に言うと洗濯乾燥機の乾燥機が壊れた。使えないわけではないけどパワーがない。弱々しく何時間も回り続け、とに…

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1年前
24

厄祓い後のハプニング

息子と2人、一時帰国からドイツに戻って来た時のできごと。 舞台は、日本からの長時間フライトで到着したばかりのフランクフルト国際空港、税関。 怪しい荷物も見当たら…

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1年前
14

初めてのホームステイで…

カナダで夏休みにホームステイしたのが私の初めての海外経験。18歳の時だった。 当時通い始めた英会話スクールで参加者を募集していたのだが、そのスクールは親戚が経営し…

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1年前
17

フランスのクリーム

ドイツに住んでいた頃の話。その日は仲の良い友達数人がうちに遊びに来ていた。 みんなが揃ったところでその中の一人が、数日前に旅行したフランスのお土産を配ってくれた…

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1年前
24

試験会場のバナナ男

日本で定期的に受けていたTOEIC(英語の試験)が、当時住んでいたドイツでも受験できると知った。しかも会場は住んでいる市内だ。だから気軽に申し込んだ。 試験当日、会…

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1年前
17

トイレでの出来事…2

これもアメリカでのこと。ハンバーガーショップのトイレに入った時の話。 私がドアを開けたと同時に、3つある個室の1つから10歳くらいの女の子が出てきた。他には誰もい…

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1年前
12

トイレでの出来事…1

前置きも何もないけど、なんかもう色々と疲れてしまってるここ最近。家に篭っていると余計なことばかり頭の中を巡る…。悪循環。 なんとか外へ出ようと重い腰を上げた。あ…

may_umi
1年前
12

旅好き、世界への興味の始まり

子どもの頃、日曜の夜に放送されていた世界名作劇場が好きでした。 「フランダースの犬」や「トムソーヤの冒険」などの物語に描かれる建物や風景に日本との違いを感じ、海…

may_umi
2年前
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1人野鳥の会

1人野鳥の会

アメリカミシガン州に暮らしていた数年間、私がまず興味を持ったのが野鳥。
家は森林に囲まれていたので朝は爽やかな鳥のさえずりで目が覚めた。とっても贅沢な環境だった。

日中部屋の中にいても窓の外に赤や青い色の鳥が枝先に止まるのが見えるので、ついつい姿を追ってしまう。
スズメや鳩なら見過ごしてしまうけど羽の一部だけ赤い鳥とか全身黄色い小鳥とかやって来るのだ。おもしろくて目が離せない。
ある時は早朝にコ

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Another Sky

Another Sky

春から東京で新生活を始めた息子を誘って
葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきた。

会場は東京国際フォーラム。演奏はもちろんのこと、曲に合わせた美しい映像と照明、笑いありのトーク、アンコールまで!全てが極上のエンターテインメントで素晴らしかった。まだまだ余韻に浸っている…。

葉加瀬太郎さんを好きになったのはAnother Skyという曲がきっかけだ。航空会社のANAをよく利用していた我が家。AN

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フランスドライブ旅の顛末…②

フランスドライブ旅の顛末…②

フランスへの旅行最終日、車でモンサンミッシェル とエトルタを訪れた後、ドイツまでの帰路を目指すその道中の話。

ノルマンディーから住んでいたドイツの街までは車で6時間くらい。まだまだ先は長い。この旅を一緒にした友達家族とは家族ぐるみのつきあいで、今回以外にも何度か旅を共にしてきた。

気心が知れているので車内でも終始リラックスできる。はしゃいでいた子ども達は疲れてうとうとし始めた。…そんな時だ。

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フランスドライブ旅の顛末…①

フランスドライブ旅の顛末…①

ゴールデンウィーク真っ只中の行楽日和!家に籠っていてはなんだかもったいない。この時期限定で街を流れる川沿いに掲揚される鯉のぼりを目指して散歩に出た。

悠々と大空を泳ぐ色とりどりの鯉のぼりを眺めていたら単純だけどなんだか前向きな気持ちになれた。なんかね…いつものことだけど落ち込んだり立ち直ったり心が慌ただしくて落ち着かなくて。

時々、海を見たり自然に触れたりしてこんがらかった頭と心をリセットさせ

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パン屋のジャイアン

パン屋のジャイアン

ドイツに住み始めてまだ2〜3日目のこと。パンを買いに1人で近所のパン屋に入ったらオフィス街のランチタイムと重なり、レジまで長い列ができていた。

私は右も左も、もちろんドイツ語もわからない状態。一瞬ひるんだものの、社員食堂に紛れ込んでしまった幼児のような気分でドキドキしながら列の後ろについた。

並んでいる間、ショーケースに陳列された様々なパンを眺める。それぞれにパンの名前が書かれているのだがまず

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道案内

道案内

なぜだか知らないけど…。
ドイツで私はよく知らない人に道を尋ねられた。近所でも街中でも。

住んでいた時に限らず、帰国してから数年ぶりにドイツを訪れた時にも「中央駅に行きたいんだけど…」と声をかけられたことがあり可笑しくなった。私の方がずっと遠くから来た旅行者なのに!その街に着いたばかりだったのに!

ドイツの人は日本人より気軽に人に道を尋ねると思う。住んでいたのは10年以上前のことだから、ドイツ

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ダンプスターダイビング

ダンプスターダイビング

先日、近所でカラスがゴミ袋をつついていた。それを見て、アメリカではゴミあさりといえばアライグマだったなぁ…と思い出した。

ゴミあさりのことを英語でdumpster diving(ダンプスターダイビング)と表現する。ダンプスターとは鉄製の巨大なゴミ箱のことで、そこにダイブ(飛び込む)しているのをイメージしたらわかりやすいと思う。

まだ食べられる食品や使用できる物を救済するエコ活動とかIT用語にも

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とてつもなく大きい…

とてつもなく大きい…

学生最後の卒業旅行で行ったアメリカ。昔過ぎて断片的にしか覚えていないけどある日バーガーキングに入った。場所はロサンゼルスのダウンタウンだったと思う。

私がその時頼んだのはWHOPPERというハンバーガー。ハンバーガー好きには有名なのかもしれないが私は全く知らなかった。バーガーキングの看板商品だということも何も…。

たぶん、メニューの中で目立っていたから軽い気持ちでそれをオーダーしたに過ぎない。

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洗濯機が使えるまで

洗濯機が使えるまで

アメリカに住んでいた時の話。ある時、洗濯機が壊れた。正確に言うと洗濯乾燥機の乾燥機が壊れた。使えないわけではないけどパワーがない。弱々しく何時間も回り続け、とにかく時間がかかってしまう。

じゃあ干せばよいと思うかもしれないけど、乾燥した室内に干せばタオルもTシャツもゴワゴワ、パッキパキ!外は氷点下だし…というかそもそも天候に関係なく外に干すという文化がない。干すのは乾燥機の買えない低所得者のイメ

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厄祓い後のハプニング

厄祓い後のハプニング

息子と2人、一時帰国からドイツに戻って来た時のできごと。

舞台は、日本からの長時間フライトで到着したばかりのフランクフルト国際空港、税関。

怪しい荷物も見当たらないのか職員の緊張感も感じられず、列はスムーズに流れていた。日本からの直行便は安心安全、信頼されてるんだろうな。と感心しながら通過しようとすると私だけ(つまり息子も)呼び止められた。えっ、なんで…?

母と幼児1人なのに大きなスーツケー

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初めてのホームステイで…

初めてのホームステイで…

カナダで夏休みにホームステイしたのが私の初めての海外経験。18歳の時だった。

当時通い始めた英会話スクールで参加者を募集していたのだが、そのスクールは親戚が経営していた。叔母が私の親をうまく説得してくれたから運良く行けただけで、私の英会話は初心者レベル。…というかまともに喋ったこともなかった。

でも私はそんなことは全く気にせず、英語は好きだし何とかなるでしょうと軽く考え、意気揚々と出発した。

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フランスのクリーム

フランスのクリーム

ドイツに住んでいた頃の話。その日は仲の良い友達数人がうちに遊びに来ていた。
みんなが揃ったところでその中の一人が、数日前に旅行したフランスのお土産を配ってくれた。そして、土産話や他愛無いおしゃべりに花が咲いた。

フランス語はドイツ語より美しい言葉だとか、フランスの物は何でも見た目が素敵だとか、お洒落だとか。それに比べてドイツって…みたいなお決まりのトーク。言いたい放題。

私はコーヒーを淹れ直し

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試験会場のバナナ男

試験会場のバナナ男

日本で定期的に受けていたTOEIC(英語の試験)が、当時住んでいたドイツでも受験できると知った。しかも会場は住んでいる市内だ。だから気軽に申し込んだ。

試験当日、会場の某大学へ。受験者は30人弱くらい。広い教室に机がロの字型に並べられていた。少人数だからリラックスして受けられる、いいスコアが期待できるかも。と密かに喜んでいた。

というのも日本なら机は黒板に向かって列に並べられ、前後左右との間隔

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トイレでの出来事…2

トイレでの出来事…2

これもアメリカでのこと。ハンバーガーショップのトイレに入った時の話。

私がドアを開けたと同時に、3つある個室の1つから10歳くらいの女の子が出てきた。他には誰もいない。お互いちょうど目が合ってしまい、こういう時に無言でやり過ごすことがアメリカではどうも気まずい。

とりあえずスマイルしとこ…くらいに思っていたら女の子がしっかり立ち止まって

I love your style!
「その服いいね!

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トイレでの出来事…1

トイレでの出来事…1

前置きも何もないけど、なんかもう色々と疲れてしまってるここ最近。家に篭っていると余計なことばかり頭の中を巡る…。悪循環。

なんとか外へ出ようと重い腰を上げた。あっという間に夏が終わってしまったけど夏らしいこと特にしてない。よし、海、見に行こう!と電車と路線バスを乗り継いで…3時間ほど。思ったよりしっかり遠出になってしまった。

ぼーーーっと海を眺めて波の音を聞く。白砂青松の風景にただただ癒やされ

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旅好き、世界への興味の始まり

旅好き、世界への興味の始まり

子どもの頃、日曜の夜に放送されていた世界名作劇場が好きでした。

「フランダースの犬」や「トムソーヤの冒険」などの物語に描かれる建物や風景に日本との違いを感じ、海外に興味を抱いたのはこれがきっかけの一つだったのではと思います。

アニメ「日本昔ばなし」も好きだったけど、ロッテンマイヤーとかハックルベリーといった外国の名前の方が桃太郎や金太郎より響きがかっこよく感じたものです。

外国の文化や歴史を

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