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あれから13年、福島第一原発を訪れて。体験した怖れ、涙、許し、そして美の直感。
3月11日が近づくと、心がざわつく。毎年、何をして、どこで過ごすのか悩んでしまう。
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あれから13年、僕は福島第一原発を訪問した。きっかけは、震災後初めて福島を訪れようと決めた、友人からの誘いだった。
僕は、震災直後に現地を訪れた。その後4年以上住みながら、NPOを創業・経営した。それからも3〜4年間は、ほぼ毎月現地を訪問した。しかしもう無理だ、と思う事案が発生したりと、身も心も疲れ果て
「人の内的変容から生態系の影響まで繋ぐ事業ストーリーを求めて。」 Regenerative Hotel JINEN Yakushima の波崎大知さん
こんにちは、松島です。
普段はアート関連の投稿ばかりをしていますが、Visioning for Creator という、世界観あるクリエーターをサポートする営みも行っています。
今回は、屋久島でRegenerative な事業開発を行う波崎 大知さんにインタビュー。本プログラムを通じて生まれたビジョンストーリー、またそこから起きた個人と事業の変容について伺いました。
【波崎 大知(はさき だ
一度感情を喪失したからこそ辿りついた、私なりの感情表現 #創造的に生きるインタビュー #ニューヨーク展示挑戦
2021年に、参加した全員が芸術家として生き始める、が意図のプログラムを運営していました(創造的に生きる、プログラム)。
表現が怖くてできない、表現ができるようになりたい、と参加してくれた栂瀬 雅月(とがせ かづき)さん。あれから3年が経過し、「感情のドローイング」という表現にたどり着き、2023年に個展を開催。応募した企画展で受賞し、ニューヨーク展示のチャンスを勝ち取り、人生初の海外展示に挑戦
屋久島で訪れた、万物は繋がろうとする性質を備えているのかもしれない、という直感。
稀に世界の見え方が一変してしまう、そんな瞬間に出会うことがある。
年に一度あるかないかの幸運な出来事だけれど、屋久島に滞在するとなぜか毎回その瞬間が訪れる。
前回の滞在では、仕事をしなさいという声が聞こえ、僕自身が社会で果たす役割の認知が変わった。その前の滞在では、葉山と屋久島はつながっているという直感と共に作品 “connecting”が生まれた。
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今回訪れたのは、万物は繋がろう
屋久島で出会った、心奪われるうつくしさ。
いま、屋久島にいる。
尊敬する友人が開く場に参加した。素晴らしい場だった。この場を終え一晩経ち、湧いてきた言葉を書き残しておきたい。
まず気づいたのは、僕はあまりにも光が大好きだということ。滝の水飛沫に虹を発見した瞬間、雨上がりの森の水滴に光を見た瞬間、また太陽の偉大な存在を感じた瞬間。ぼくはこれらの瞬間に出会うと、あまりのうつくしさに心奪われてしまう。
光を通し、水滴の存在を感じることがで