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『きみトリ』プロジェクト

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書籍「きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ」出版と普及プロジェクトに関連した記事や進捗レポートを配信していきます。
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#場づくり

きみトリ×ラーンネット|10代とトリセツをつくる授業|最終回レポート「観て話す」

きみトリ×ラーンネット|10代とトリセツをつくる授業|最終回レポート「観て話す」

きみトリプロジェクトの舟之川です。

神戸のラーンネット・グローバルスクールで、5・6年生の人たちと「トリセツをつくる授業」に一年かけて取り組んできました。この授業は、同校のプログラム「思春期クラス」の一環です。

10代とトリセツをつくる授業この授業では、『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の筆者3人が講師となり、1つの学期を担当します。学期あたり2回の授業を行い、次のように進めてき

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きみトリプロジェクトのパンフレットが完成しました

きみトリプロジェクトのパンフレットが完成しました

きみトリプロジェクトの舟之川です。

6月からコツコツ制作を進めていたプロジェクトのパンフレットが、ようやく完成しました。

題して、
『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の活用法(トリセツ)

畳むとB6、広げるとB4。
表は具体的な活用法、裏は読者からの感想を載せています。

これから『きみトリ』を読む方にも、すでに読んだ方にも、
・「読む」の先に「活用」もある本ですよ!
・『きみ

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きみトリパンフレット制作中

きみトリパンフレット制作中

出版してから7ヶ月が経ちました。

現在きみトリプロジェクトでは、
「社会のトリセツって何?」
 (つくるとこんないいことがあるよ)
「きみトリを使って対話の場をひらいてね!」
 (それもあなたの手でつくれるよ)
を伝えるためのパンフレットを作っています。

本に挟み込んで販売したり、書店さんで掲示してもらったりを考えていますが、図書館やコミュニティスペースやカフェなどにも置いてもらうといいのかな

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ブックカフェで「著者在廊」してみました

ブックカフェで「著者在廊」してみました

きみトリプロジェクトの舟之川です。

4月に読書会を開催したBooks & Cafeドレッドノートさんで、先日、「著者在廊」という小さな企画を試してみました。

『きみトリ』や、お店の本棚からわたしのおすすめ本を並べて、紹介しながら販売する、というものです。
作家がギャラリーで在廊するように、著者も著書が並んでいる書店で在廊してみたらいいのじゃないか?と思いつきました。

そう、こんな感じで!

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学びはシェアして、より学びとなる。

学びはシェアして、より学びとなる。

昨日7/4に開催した「本家オリジナル!学びのシェア会 (つくり方解説付)」は、おかげさまで大変よい時間となりました。ご参加くださった方、シェア・紹介してくださった方、ご関心を寄せてくださった方、ありがとうございました。

すでに場をつくっている、場の運営メンバーである、という方々が、ご自身のこれまでの学びをふりかえりながら、新しく知るこの場から何かヒントをつかみたいとご参加くださっていました。

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きみトリ×ラーンネット 10代とトリセツをつくる授業 第1回レポート

きみトリ×ラーンネット 10代とトリセツをつくる授業 第1回レポート

きみトリプロジェクトの稲葉麻由美です。

ひとつ前の記事でご紹介しましたが、神戸のオルタナティブスクール「ラーンネット・グローバルスクール」さんとの協働で、10代の皆さんと一緒にトリセツをつくる授業が始まりました。

実際にスクールに行く予定でしたが、東京と神戸で緊急事態宣言が発令されていることを考慮して、オンラインでの実施となりました。

1学期のテーマ「イヤだとOKのトリセツをつくる」の背景

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10代とトリセツをつくる通年授業 〜きみトリ ✖️ ラーンネット・グローバルスクール

10代とトリセツをつくる通年授業 〜きみトリ ✖️ ラーンネット・グローバルスクール

きみトリプロジェクトの舟之川聖子です。

プロジェクトでは、書籍『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の出版後、大人との読書会、上映対話会、トークライブなど様々な場をつくってきましたが、いよいよ10代とのワークショップに取り組んでいきます。

「"自分のトリセツをつくって生きる"というアイディアを手渡したい!」との思いで出版したこの本を使って、「わたしたちのトリセツ」をシェアし、対話しな

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なぜ今、「きみの社会のトリセツ」をつくるのか

なぜ今、「きみの社会のトリセツ」をつくるのか

6月に入り、東京では紫陽花が美しい季節になりました。『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』著者の舟之川聖子です。こんにちは。

きみトリプロジェクトとしての活動も、さまざまに広がりを見せている今日この頃ですが、ここであらためて、わたしたちがこのプロジェクトに取り組む意義について、書いてみたいと思います。

特に、この本を届けたい10代の人たちのことから思い描いてみます。これは、10代の周

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Mix不登校から考える会のリンク集に掲載いただきました

Mix不登校から考える会のリンク集に掲載いただきました

Mix不登校から考える会は、不登校の子をもつ保護者が緩やかにつながる中で、新しい価値観やアイディアと出会い、自分自身を見つめたり、学び直しながら、その人らしく生きることを応援しているコミュニティです。

主催者の方自身が試行錯誤する中で培ってこられた、さまざまな種類の学びを「リンク集」としてシェアされています。そこに学びのシェア会を載せていただきました。

このリンク集がとても素晴らしいので、ぜひ

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みんなの〈きみトリプロジェクト〉へ

みんなの〈きみトリプロジェクト〉へ

書籍『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』からどんどん届く、広がる動きがぐんぐん起こっています。

たとえば
・医師が中学校での「いのちの授業」で引用
・小5さんが国語の授業のスピーチで引用
・子育てスペースでのまとめ買い&頒布
・アンバサダーパック(5冊・10冊)のご購入
・市民による有志の読書会開催
・独立系書店さんでの取扱
・書店さんとコラボのオンライン読書会の企画 4/3(土)

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なければ、つくる

なければ、つくる

今日は、きみトリクラウドファンディングの企画で、きみトリMeeting!のライブ配信をした。(今週はほぼ毎日、ライブ配信があります)
マドレボニータ代表の吉岡マコさんとのトークイベントだった。

マコさんとの出会いは、産後にマドレボニータの産後なわけだけれど、マドレボニータとの出会いは、わたしにとっては、人生を変えるチャンスになった。
「〇〇ちゃんのママ」や「〇〇さんの奥さん」や、「〇〇社の社員」

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この先を書くための、わたしの人生の棚卸し

この先を書くための、わたしの人生の棚卸し

きのう、マイヒストリーの発表会をひらきました。

マイヒストリーの会とは。一人の人間の人生を棚卸し、90分の時間の中で語り、聴く場です。
棚卸しをするプロセスと当日の参加者との応答の中で、発表者自身は学び、祝福されます。そして、聴くこと応援することで参加者も学び、祝福されます。
参加者は語り手の話をそのままに、大切に聴ける人。
アドバイスなし、参加者が自分のエピソードを話すのもなし。

マイヒスト

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対話と議論の場のつくり方

対話と議論の場のつくり方

参院選をきっかけに、どうして投票率が低いのか、どうして政治の話はしづらいか、と次々に問いが立ってきました。自分なりの答えをこちらのマガジンに書きためていっていますので、よかったらフォローしてください。

さて、前回は、「わたしたちはまだまだ、対話や議論ということに慣れていないだけなんじゃないか?」というところまで考えました。

きょうは、

じゃあ、対話と議論の場をどうつくるの?ということについて

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政治の話がしづらい理由

政治の話がしづらい理由

参院選に寄せて
投票率と20:80の法則
という2本の記事を書いてみて、また考えが進みました。

個人の実感の話なので、狭い範囲の話かもしれないし、はたまた一介の人間のわたしがこう感じるのだから、他にも同じように感じている人がいるかもしれない、という前提で書きます。(いつでもそうか)

きょうは政治の話がしづらい理由について考えてみました。

考えや思いを聞いたときに、「えっそういうことを考えてる

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