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寄付してよかったこと 税金 後編 "税"って言葉替えませんかねぇ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 折角税金払って社会貢献して良かったと思っても、“税”って何か印象悪いから何かモヤモヤ。貢献のニュアンスがある言葉にして欲しいなぁ。というお話です。

 税金って寄附と等価と理解した上でのことです。
その辺りはこちらをご覧になって下さい。

寄付してよかったこと 税金 前編 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 全くの私見なのですが“税”って何か印象悪い言葉です。
発音に濁音、しかも“ゼ”って音が何か微妙に不快。

 因みにそもそもは所得再分配という概念が有って、原始には神に奉じた物を再分配するという形を取っていたとされているようです。それが社会の機能分化の過程で手垢にまみれて行った印象です。

 こちらに歴史としての解説として上述の件があります。

 一方でもっと普通の感覚というのもあります。
以下にアイザワ証券という証券会社さんの見解を紹介致します。

「税」という漢字の語源を探っていきます。「税」はのぎへんの「禾」と「兌」の左右に分解できます。「禾」は作物が実った姿の象形です。右側の旁(つくり)「兌」の意味は下の「兄」が長男を、上の「八」が「二つに分かれる様」という説が有力です。つまり「税」という漢字はせっかく実った収穫を二つに分けられ、国に徴収される姿が語源となっています。今も昔も税金を喜んで納める人はいないという事ですね。

 以下に出典をご紹介します。

ザ 語源 第5回 税金(TAX) | ゼロから学べるアイザワ投資大学

 ということだそうです。ここで

今も昔も税金を喜んで納める人はいない

という件(くだり)が興味深いところです。正に手垢にまみれてしまった税に対する一般的感覚として、そう思われていると思います。

 そもそもに戻って根源的なプラス面を前面にだして

税金を喜んで納める人だらけ

にしたいですよね。

 全くの私見なのですが“税”って何か印象悪い言葉です。発音に濁音、しかも“ゼ”って音が何か微妙に不快。国庫貢献金、国庫支援金、国庫寄付金とか何か貢献のニュアンスがある言葉にして欲しいなぁ。

蛇足
 でも語源は兎も角、税という言葉がここまで普及してしまうと、寧ろ税という言葉の印象を向上させる方が合理的ですかね。

超蛇足
 高額納税者が参政権を持てたり議員になれたりした時代も有りました。表彰的な意味も含まれていた高額納税者公示制度なんてのも有りましたが、当然犯罪防止等の様々な理由で廃止になっています。

 超々蛇足
 国税庁さんも、税という言葉の印象を向上させるための次世代向けにインターネット番組で税の意義について分かりやすく解説したり、工夫しているようですね。


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