記事一覧
【Wikipediaを読む】「イケア効果」に考えさせられた資本主義経済の歪みとその解消の難しさ
イケア効果という言葉をwikipediaで調べてみると「消費者は部分的にでも自分で作ったものを不当に高く評価するという、認知バイアス。」と説明されている。
言葉のあやであることはわかっているが「不当に」という表現に少し引っかかってしまう。わざわざ「不当に」なんて言わなくたっていいじゃないか。そんなの、捉え方次第では自分で作ったものに対する評価の方が正当であり、他人が作ったものを不当に低く評価
【数学好きの人必見】 グラフ理論における未解決問題 Barnetteの予想に一緒に挑みませんか?
Barnetteの予想とはBarnetteの予想とは、立方多面体二部グラフが必ずハミルトン閉路を持つという予想です。
この予想はDavid W.Barnetteによって1969年に発表され、半世紀以上が経った現在も未解決のままです。(詳しくは以下のリンク参照)
一緒に考えてみませんか?この記事の趣旨はBarnette予想を一緒に考えてくれる人の募集です。
以下に筆者のX(旧Twitter)のアカ
年も変わったので近況報告です。(クイズもあるよ!)
そろそろ社会人となって3年が経とうとしている(そのうち半年は休職してましたが‥)今日この頃、そして本格的にパッケージデザインに携わるようになって1年が経った今日この頃、働くことがジワジワと楽しくなってきている自分がいます。
パッケージデザインに携わると言ってもグラフィックはやっておらず、紙や段ボール、シート状のプラスチックなどを使った構造提案がメインです。学生時代にインターンでお世話になったIM
僕と職場などでの人間関係
僕は職場で雑談をしない。そのため職場での人間関係はビジネスライクを絵に描いたような様相を呈しているが、それは僕が望んでそうしているわけではない。僕は飲み会は苦手だが本当は同僚と飲みに行きたいし、雑談にも気軽に混ざりたい。しかし僕にはそれができない。それは僕の能力不足によるところが大きい。僕の処理能力のキャパシティを10とすると、同僚のキャパシティはみんな15くらいはあるように見える。日常業務をこ
もっとみる四色定理の証明を目指して
僕は四色定理をコンピュータを使わないで証明しようと思ってます。
以下は地図上の各領域がすべて5辺国または6辺国の場合に限定した四色定理に対する僕のアプローチです。
明らかな誤りなどありましたら是非コメントでお知らせください。
より難しい迷路を求めて
目的
子供の頃に迷路を描いて遊んだことがある人は少なくないのではないでしょうか?僕も小学生のとき、自由帳に無意味に迷路を描いては友達に解いてもらっていたものです。当時は難しい迷路を作ろうとして、より巨大で、より精緻な迷路を追求していました。しかし、自由帳のページのサイズも鉛筆で描ける線の太さも有限の値を取る以上、迷路の大きさと細かさには限界があります。
では、一定の面積かつ一定の細かさでより難
思考とコミュニケーションの道具
僕は自分に自信がない。もっと言えば常に嘘をついて生きているような感覚がある。本来の自分には社会にとって許されざる欠落があって、僕は社会の中で承認を得るために、まるで欠落なんてないかのように振舞おうとして疲弊している。
自分の行動を決定するときに何がしたいかよりも先に、どうするのが正解かと問い。「好きにしていい」と言われるとその答えが暗黙の了解を察するゲームの始まりを告げる合図に聞こえる。この
実家のダンベル・算数セットのブロック・没個性な人間
実家に1kgのダンベルがあった。しかし、考えれば考えるほど、僕にはそのダンベルが何のためにあるのかよくわからない。おそらく腕の筋肉を鍛えるためには違いないのだが、人間が扱う道具のほとんどが質量を持っていることを考えると、わざわざ質量しか持っていない塊を別に作る必要はないのではないか。特に2kg以下のダンベルに関しては2Lのペットボトルで完全に代替可能だ。ペットボトルならば片手で持ちやすい形状をし
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