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映画『PERFECT DAYS』〜主人公・平山の幸せとは⁉︎(ネタバレ)
ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司さん主演の『PERFECT DAYS』を観ました。どうしても書いておきたくてnoteを開きました。ネタバレです。
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主人公の平山は東京下町の「押上」にある、歩くと床が軋む古アパートで一人暮らしをしている。まだ薄暗い朝、二階で寝ていた彼は近所のおばちゃんが箒で外を掃除するシャッ、シャッという音で目覚め、せんべい布団を畳むと一階におりていって歯を磨き、髭を小さな
サンマーク出版は編集者を募集します
サンマーク出版は「書籍編集者」を一般募集させて頂くことになりました。じつに4年ぶりです。
僕たちは総勢50名ほどの出版社で、書籍編集者は約15名。大きな集団ではありませんが、これまでに8冊のミリオンセラーを輩出し、国外での累計部数は3000万部に迫っています。ビジネス書や自己啓発書、実用書をメインにした出版社のなかでは、ほかに類のない実績のはずです。
編集者にとって、会社を選ぶポイントは2つあ
アメリカの出版市場と「夢」への挑戦
サンマーク出版は50名ほどの少数精鋭ながら、海外でビッグヒットを飛ばしていることで知られています。
こんまりさんの『人生がときめく 片づけの魔法』、故・稲盛和夫先生の『生き方』、そして川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに』などは、世界の出版市場で注目されてきました。
先日、ロンドンのブックフェアから帰ってきたばかりのある出版社の方とお会いした際、彼にこんなことを言われました。
「向こうの
人生を、味わい尽くす方法
今日は『ビリギャル』の坪田信貴さんに、高樹町の住宅街にひっそりあるフレンチの名店『レフェルヴェソンス』に連れていって頂きました。ミシュランで三つ星を獲得し、アジアレストラン・ベスト50にも入る日本最高のレストランのひとつ。
コースのみで、季節ごとのメニューを楽しませてもらえるようなのですが、どの季節に行っても必ず出てくるスペシャリテの定点が「カブ料理」です。シンプルに言うとカブを焼いただけなんで
「持ち場を離れる」と見えてくるもの
川をつくる
この5月から、サンマーク出版に武政秀明さんがジョインしてくれました。武政さんはつい先日まで、東洋経済オンラインの編集部長を務めていた方で、月間3億PVの離れ業をやってのけた同媒体の立役者です。
武政さんとは、来春のローンチを目指して「サンマーク オンライン(仮)」の立ち上げを行うことになります。もともと出版社にはたくさんのコンテンツがあり、その一つ一つを読者と「橋」をかけるためにロ
編集者たちに伝えたいこと
よしもとの会長・大﨑洋さんの著書『居場所。』を出して3週間がたった。このnoteを書いている4/2現在で5万部。発売直後から多くの方に読んで頂き、うれしい感想をたくさんもらった。
3月に所属する出版社の代表になったことで、いろいろな人に「これが編集者として最後の担当本ですね」と言われた。その度に僕が「これからも本をつくろうと思います」と言うと、相手はすこし驚いた様子で「社長になっても本をつくるん
どうすれば「新入社員研修」は楽しくなるのか⁉︎
この春、サンマーク出版には5人の新入社員の方々が入社してくれます。女性が4人、男性が1人。毎年のように中途採用はしていましたが、新卒採用は久しぶりなので、その「あり方」「やり方」をゼロから編集してみようと思い、あれやこれやと考えはじめました。
新人研修と言うと、マナーの勉強をさせられたり、営業の怖いイズムを叩きこまれたり、意味不明なワークをやらされたり、本当に嫌だったなあ・・・という記憶がありま
この著者と、どんな本を作ればいいの?
本の編集者の仕事をしていると、日々、いろいろな企画が持ち込まれてくる。ぼくは生活実用書やビジネス書を中心に活動してきた編集者なので、企画書を送ってくださる著者(になりたい方々)も、それらの分野で活躍されている人が多い。
ぼくは今、マネジメント的な仕事も多いので、1年で2冊程度しかつくれない。だから、どうしてもお断りする案件が多いし、おもしろそうな場合でも後輩編集者たちに相談したりしている。そんな
本の企画の、はじめの一歩
本の企画を考えるということは、人々は本に何を求めているのかを考えることでもある。これだけ多くのメディアやSNS、娯楽があるなかで、わざわざお金を出して「本を買う」のは一体なんのためだろう。
「そんなのは人それぞれ」という声も聞こえてきそうで、確かに、人は素敵な物語に触れたいし、情報を知りたいし、やり方を覚えたいし、教養を身に付けたいし、その目的な様々だ。
人々が本を買う理由なんて「一概には言え