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サンマーク出版は編集者を募集します

サンマーク出版は「書籍編集者」を一般募集させて頂くことになりました。じつに4年ぶりです。

僕たちは総勢50名ほどの出版社で、書籍編集者は約15名。大きな集団ではありませんが、これまでに8冊のミリオンセラーを輩出し、国外での累計部数は3000万部に迫っています。ビジネス書や自己啓発書、実用書をメインにした出版社のなかでは、ほかに類のない実績のはずです。

歴代ベスト16。上段はすべてミリオンセラー

編集者にとって、会社を選ぶポイントは2つあるように思います。

ひとつ目は、待遇面はどうか、という点。

どんなにがんばっても、金銭的な面で厳しければ心が枯渇していきます。その点において、僕らの会社は給与と年に2回の賞与に加え、年間の会社目標を達成した場合には「達成賞与」があります。また、担当本が3万部以上の実績が出た場合は「企画報奨」として1%の印税がつきます。シンプルにいうと、担当本が売れれば年収があがる仕組みです。

そして、もうひとつ。担当した本をどれだけ売り伸ばせる環境か、という点。

僕は8年前にサンマーク出版に移籍しました。当時いくつかの出版社からオファーを受けていましたが、その際に最も重要視したのがこの点でした。

書籍編集者は、会社の売上がいかによかろうと、自分が点をとっていなければ心が躍らない生き物です。待遇面も大事ですが、なにより、自らの作品でどこまで勝負できたのか、社会を良くするパワーをもったのかが、すべてです。そのためには最高の本をつくり、広める必要がある。

どんなに良質な本であっても、見向きもされなければ敗北です。半年、1年とかけて作った本でも、発売週の週末を見れば天国か地獄か判断できてしまう残酷な仕事です。

多産多死。

これが、コンテンツメーカーの宿命でもあります。

だからこそ、僕たちはわが子であるコンテンツを「なんとしても死なせない」という気迫で、宣伝、PR活動に力を注いでいます。

『コーヒーが冷めないうちに』は日英でシリーズ100万部に

年間に600回以上の新聞広告を掲載し(ほぼ毎週なんらかの広告をだします)、首都圏JRを中心とした電車広告にも力を入れています。

web媒体への記事掲載は月に30本以上、2024年からは「Sunmark Web」というオウンドメディアを立ち上げ、自分たちの本に関する記事や著者インタビューを無制限で掲載できるようにします。

テレビプロモーションにも定評があり、どの番組で、どんな取り上げ方をされれば本が動くのか、緻密なノウハウと番組に対する交渉力も兼ね備えています。

また、昨年より「営業改革」を行って、書店さんとの関係性強化と、100%に近い指定配本で、現在多くの版元さんが抱える「作ったけど配本できない」という悩みとは無縁です。日々、営業部は進化しており、新刊の販売はもちろん、ロングセラー化させることにおいても高い技術をもっています。

さらに、ここでは詳しくお伝えできませんが、お客さんに本を購入していただくための独自の新規事業を前進させています。おそらく、どの出版社もやっていない方法です。

これらプロモーションの総合力をつねに進化させながら進んでいるため、担当本を売り伸ばしたい書籍編集者にとってはとても恵まれた環境だと言えるはずです。

僕がのぞむことは、たったひとつ。情熱のある編集者と働きたい、ということです。

悩み、もがきながら、前に進む気概と信念のある人でなければ、最高の編集者にはなれません。業界がどれだけ下降トレンドであろうと、そんなことは吹き飛ばすつもりで果敢に挑む編集者と働きたいし、自分たちも常にそうありたいと願っています。

これまでにミリオンセラーを会長の植木が2回、僕が3回、そのほか2名の編集者がそれぞれ1回ずつ編集しており、本の「作り方」と「売り方」についてその経験を継承できる体制が整っています。ジョインしてくださった方には、何ひとつ隠すことなく、僕らの経験と技術をお伝えします。

また、本年より大ベストセラー『ビリギャル』の著者、坪田信貴さんを顧問にお迎えしています。ミリオンセラー編集者のみならず、「ミリオンセラー著者」までもが我々のチームにジョインしてくださっています。

新しく仲間になってくださった人から我々も学び、お互いに刺激を受けながら、最高のチーム、最高の会社をつくっていきたいです。

「我こそは!」と思う方は、ぜひ名乗りをあげてくだされば嬉しいです。いっしょに、出版の世界をもっともっとおもしろくしましょう。

*エントリーは以下からお願いします。


新宿オフィスからの景色。遠くに筑波山が


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