マガジンのカバー画像

シリコンバレー式教育について

46
運営しているクリエイター

記事一覧

アメリカの褒める教育は失敗を恐れない姿勢を培ってるのかもと思った件

アメリカの褒める教育は失敗を恐れない姿勢を培ってるのかもと思った件

学校が始まって1ヵ月半。
親と先生(子供が入る場合もあり)の面談ウィークが始まった。

インターナショナルのキンダー行ってた時も思ったけど、こっちの先生ってめっちゃ褒める。

え、改善点てないんですか。

聞きたくなる位褒める。

今回の息子の懇談。
先生の方針で3者面談。

つまり息子も入った上で面談。

子供たちは、あらかじめ先生と一緒に個人個人で学習面と生活面の目標を立てている。
それを親に

もっとみる
アメリカの学校の教室って面白い

アメリカの学校の教室って面白い

子供たちの学校が始まって2週間位が経ったわけですが、大体どこの学校もバックトゥースクールナイトと言って、学校の最初に保護者に対してオリエンテーション的なものがある。

今回は2年ぶりに対面でおこなわれたわけだけど、アメリカの小学校の教室って、しみじみ面白い。

アメリカの学校の教室は先生の個性が表れる空間。息子の教室はハリーポッター一色建物自体は変哲もないいわゆるアメリカの学校。
表紙の写真は息子

もっとみる
アメリカの学校褒めすぎな件

アメリカの学校褒めすぎな件

息子の学校が始まりました。

息子のアメリカの学校は6月10日から休みが始まり、2ヶ月長もの休み。8月にもやると親の方が早く休みが始まらないかしらと思いながら過ごし、8月中下旬にようやく学校が始まる。

8月に入ってから、なんと多くのお母さんが
I can’t wait for school to start
学校が始まるの待てないわ
と言っていたことか。

まぁ、そんなこんなでようやく新学期が始

もっとみる
先生に感謝しようって日があってもいいんじゃない。

先生に感謝しようって日があってもいいんじゃない。

アメリカの5月の最初の週はteachers appreciation weekとなっていて先生に感謝する週となっている。

その1週間は先生や学校のスタッフにクラスの有志や個人で日頃の感謝を表現するコトが多い。

もちろん強制じゃない。やりたい人がやるだけ。

息子のクラスでは、
年度末にもクラスでアマゾンギフトカード送ったり、サンキューカードを送ったりするので、今回はさらっとしたものにしようとな

もっとみる
平均的な日本人の子どもはアメリカでは表彰レベル?

平均的な日本人の子どもはアメリカでは表彰レベル?

学校が2021年8月に始まってから、なんと息子は3回学校で表彰されている。

Citizen of Month。日本語で言えば、月間MVP賞みたいなものだろうか。クラスでその月のテーマに沿って毎月何人かが選ばれる。例えばCaring (思いやり)、Responsibility(責任感)というテーマだったり。

息子は、1回目は今年始まって
最初の月の月間MVP(Citizen of the mon

もっとみる
小学3年生の息子のリアルな英語力

小学3年生の息子のリアルな英語力

息子がアメリカの現地校に通うようになってからしばらくが経過した。

この何でもぐんぐんと吸収する時期に多文化に触れる機会があること、日本語だけでなく英語で学ぶ機会があること、親の私からしたら本当に羨ましい。

日常でどの程度英語を使うのか?毎日の学校生活では(当たり前だけど)英語。
学校へ一歩入ったら日本語は使っていない。
クラスメイトで日本語話す子は一人いるが、女の子なので休み時間ももっぱら男子

もっとみる
超真剣。アメリカの高校生の科目選び

超真剣。アメリカの高校生の科目選び

アメリカの学校は多くが8月中下旬から新年度が始まります。そして只今、その新年度に向けて来年度履修するコース選びの真っ最中。

コース選び。子供たちはめっちゃ真剣。

なぜかって?

それは大学進学に直結するからです。
入試がないアメリカの大学。入学審査に関わってくる大きな要素の一つとしてGPA(成績表)がある。だから必須科目と選択科目をいつ、どのような組み合わせで取っていけばいいかと頭を悩ませなが

もっとみる
部活でもお金がかかるよ、アメリカの部活事情ーお金編ー。

部活でもお金がかかるよ、アメリカの部活事情ーお金編ー。

アメリカで高校1年生の娘。冬の部活でカラーガードに入りました。冬と書いてあるのはアメリカの部活はシーズン制で大体3、4ヶ月ごとに変えられる。冬だと、バスケットボールやアイスホッケーなど。場所柄、アイスホッケー部などはないけど。

カラーガードとは、この記事の冒頭の写真にあるような大きな旗を持ちながらダンスしたりするもの。マーチングバンド(吹奏楽部)と一緒に演技を披露することもあれば、単体でやること

もっとみる
#220 色々な習い事も無駄ではなかったなと気付いたアメリカ生活

#220 色々な習い事も無駄ではなかったなと気付いたアメリカ生活

我が家の子供は14歳と8歳。学年にして6学年離れている。
歳の差育児あるあるで、一人っ子が二人いる感覚というか、一緒に遊び、競い合いながら成長するというよりは、なんとなく2回育児している感じ。

今、息子にも主にスポーツを中心とした習い事を色々させているが、娘を見て気付いたのは、あの時無駄だったかなと思っていた習い事の投資も全然無駄じゃなかったなとアメリカに来て気付いた。

この記事でも紹介してい

もっとみる
#216 アメリカ流、先生と効果的なコミュニケーションを取るためのヒント

#216 アメリカ流、先生と効果的なコミュニケーションを取るためのヒント

先週、子どもの学校の1学期が終了し、成績表を持って帰ってきました。娘の学校もそうですが、日本と違うのが1学期の区切りが必ずしも長期休暇の前ではない。

学期の区切りはディストリクト(学区)によって異なる日本では多かれ少なかれ、1学期が終わると夏休み、2学期が終わると冬休み、3学期が終わると春休みといった感覚が染み付いてる身としてはなんとも新鮮な感じですが、アメリカのそれは、学区によって異なります。

もっとみる

#208 体系的に学べる日本と自由な発想が求められるアメリカの図工

こんにちは、くみです。
先日、息子の学校から「ターキープロジェクト」なる宿題が出ました。家に持ち帰って対応する図工系の宿題ですが、それをやっているうちに日本とアメリカの図工って違うよなと思い当たったので今日はそれについて書きたいと思います。

そもそも図工という時間割がない日本の場合、小学校1年生から図工と音楽などそれぞれの時間があって、図工であれば切り絵作ったり、粘土で作品作ったり、小学校3年生

もっとみる
#205 心がモヤモヤしたので、ツリー形式メモで分解してみた

#205 心がモヤモヤしたので、ツリー形式メモで分解してみた

ちょっと昨日は心がモヤモヤとかざわざわとかすることがありました。
客観的にはめっちゃ大したことない、小さいことです。

ハロウィンのイベントパレードが小学校であるので、コスチュームきて行っていいよとなっている日だったのに、子供が着ていかなかったんです。

ちっちぇーなって思うよね。
わたしもそう思う。
こんな小さいことでモヤモヤ。

ただハロウィンパレードがあること、私も息子も知らなかった!

もっとみる
#197 子供の英語力を見るために英検問題集をやらせてみた話

#197 子供の英語力を見るために英検問題集をやらせてみた話

こんにちは、くみです。
今年度、つまりアメリカでは8月からですが、学校が対面で始まり宿題やライティングなどもアプリではなく、ペーパーベースに戻ったこともあり、子供の学力の伸び具合というものが昨年度より今ひとつ見えなくなりました。

果たして伸びているのか、伸びていないのか?
そこでベタな方法ではありますが、英検の問題集をやらせてみることにしました。

現在の英検実力値は英検3級以上、準2級未満。小

もっとみる
#195 アメリカではPTA活動やボランティアが盛んっていうけど本当だろうか

#195 アメリカではPTA活動やボランティアが盛んっていうけど本当だろうか

こんにちは、くみです。
アメリカではPTA活動やボランティア活動が盛んだし、しかも日本のPTA活動などと違って嫌々感が少ないというが本当だろうか?

PTA活動は立候補制。押し付けはなしアメリカのPTA活動は立候補制です。押しつけは一切ありません。
そう、「やりたい人がやる」。これが徹底されている。
そしてやりたい人がいる!ここが日本との違い。

というか、日本のそれも確か立候補制だったけど、立候

もっとみる