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欧州出張を終えて、ひとまず振り返り。
16日間の欧州行を終え、土曜午後、帰国した。どっと疲れが出て、帰宅してから翌日曜の夜までほとんど寝ていて、気づいたら新しい週が始まろうとしている。有意義だけどハードな旅だった。
今回は滞在中にマメにこのnoteを更新しようと目論んでいて、実際2日間は頑張って更新しているが、そのあとさっぱり書かなくなってしまった。期待していた人がいたらほんとすみません。現地で書くのと、こうやって帰国後に書くのとで
スイーツの都ブリュッセルはEUの都でもあった。
ブリュッセルに来た理由
ほとんどの日本人にとって「EU(欧州連合)」は関係ないし興味もないと思う。2016年に大きな話題となった英国のEU離脱(ブレグジット)を決めた国民投票だって、多くの人にとって遠い国の遠い出来事だっただろう。実際、私もブレグジットの頃はそうだった。
しかし、サーキュラーエコノミーを学んでいくと、EUの存在はとてつもなく大きい。2019年、初の女性トップ、フォンデアライエン
「これ本当に必要?」を疑ってみる【東京サーキュラー生活 #5】
掃除機は自分に必要か
引越当時、掃除機をどうしようか考えていた。今や掃除機もスティックタイプからロボットタイプまでいろんな選択肢があるので迷ってしまう。
特に最近はロボットタイプが人気で、前にも紹介した家電サブスクのレンティオでは、ルンバi2(新品39,800円)が中古だと月額980円のキャンペーンをやっている。しかも最低期間の縛りなし。福島の家では長年ロボット掃除機を使っていてその便利さはよ
「人を家に招く」のハードルを下げる【東京サーキュラー生活 #4】
家に人を招きたい
新居はまだもろもろ整備の最中だけど、さっそく友人のマッキーが高級シャンパンを持ってお祝いに来てくれた。記念すべきファーストゲストだ。
東京暮らしをするにあたって、廃棄を出さない循環型のサーキュラーな生活をすると決めたのだが、実はもうひとつ決めている生活スタイルがあった。
それは、人を招く家にすること。
といっても、ホームパーティとか、おもてなしとかそんな大層なものではな
キッチンを整えて幸福度を上げる【東京サーキュラー生活 #3】
北欧で学んだ「快適さの追求」
2ヶ月半の北欧暮らしで最も影響を受けたのは、QOLを追求するようになったことだ。QOL(Quality Of Life)とは、生活(人生)の質のことで、私の解釈では「常に快適であること」だ。
これは全く単純な話だ。一日24時間のうち、1分でも多く快適な時間が過ごせれば、それだけ幸福度が上がるし、逆に不快な状態が続けば幸福度はだだ下がりする。60年生きてきて思うの
新居の家財道具をどうするか【東京サーキュラー生活#1】
モノに頭を悩ます日々
今週末の引越の準備で追われている。
私の場合は今の家はとりあえずそのまま残すので「退去」の必要はなく、完全な引越と比べるとかなり楽なものだと思う。
にもかかわらず、やることの多さに圧倒されている。
そしてそのほとんどが家財をどうするか。つまり「モノ」をどうするか、ということだと気づいた。
どんなモノを部屋に入れ、どんな配置をし、どんなふうに使うか。
どんなモノがあれば
「東京サーキュラー(循環)生活」始めます
二拠点→地方でリモート→東京に引越
世の中がまだコロナに支配されていた2年前の3月。市ヶ谷の大学院に行くことが決まり、オープンしたばかりの浅草橋のコリビング「THE DAY」に入居した。コリビングとはリビングの共有という意味で、ビジネスホテルをリノベした個室型のシェアハウスである。キッチンつきの広くて開放的なリビングルームが魅力の施設で、現在も満室が続いている。
単位を取り終えて大学院に通うこ
社会人大学院修士課程で何を得たか
矢のように過ぎた修士2年目
このnoteで過去いち反応があったのは、社会人大学院の1年目を振り返ったちょうど1年前のこのポスト。学費や二拠点生活コストのことなどもリアルに書いたからだと思う。やっぱりみなさん「いくらかかるか」に興味あるんですね。
そしてあれからまた1年の時が流れ、修士課程のゴールでもある修士論文もこの1月に提出、口頭諮問を経て無事受け付けていただき、今月末、政策学修士の学位をい