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戯言

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日々のこと、思い付いたことを書いてます。 責任のないことばかり書くので戯言です。
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#人間関係

優しい先輩になりたい

優しい先輩になりたい

特に何かあったわけでは無いけど、
なんとなく書きたい夜がある。

「性善説」と「性悪説」という言葉。
この例え話に、最近苦しまされている。

これを初対面(関係の浅い人)に対して
性善説の場合→最初から良い人に違いないと思って接する
性悪説の場合→もしかして悪い人かもしれないと思って接する

と例えることがあるが、
私の他者に対する考え方は、残念ながら後者なのだと思う。

もう少し前、私はとても人

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まさかアマゾンで噛まれるなんて、誰も思っていなかった。

まさかアマゾンで噛まれるなんて、誰も思っていなかった。

今年に入ってから数ヶ月経ったある日のことである。
1年間の功績を労うということで、会社全体での慰労会が行われた。

入社して2年くらいだったら大きな飲み会に楽しさを見出せなかったが、
今回は居酒屋ではなく会場を貸し切るということだし、
何より社会人歴が多くなるにつれて知っている社員も増える。
コロナ禍以降初めての催しだったので、私はその飲み会に参加することに決めた。

最初、どれくらいの人が来るか

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せめてその下心は隠せ

せめてその下心は隠せ

絵画を習いたい。

元来絵を見ることは好きなのだ。わざわざ美術展に行ってフムフムと頷くのも好きだし、専門的な知識は無いけれど絵から何かを感じるのも趣があって好きである。
周りに絵が上手い友達が多いので、彼女たちの絵を見るたびに羨ましくなり、指を咥えて見ている。

しかし私は中学の頃から自分の才能の無さを自覚し、一切絵を描くのを諦めた人間だ。

何か挫折を味わった訳でもなく、ある夜自宅で動物か何かの

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クローバーの3でジョーカーを得た話

クローバーの3でジョーカーを得た話

まだ1ヶ月も経っていない出来事である。
3年付き合っていた婚約者に2股をかけられ、別れた。

それも相手が私の会社の後輩だったので、ここまで来ると驚きも通り越す。
実際この件に関してはもう少しほとぼりが冷めてから話すとして、
人生に『他人事』なんて無いなあと思った次第だ。
インスタに載っているようなサレ妻日記も「へえ〜こんなこともあるんだ」と思いながら読んでいたのに、今は「うわ〜分かる分かる」に変

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『普通』を着脱したい

『普通』を着脱したい

幼少期、私は大変に尖っていた。
特に小学生の頃なんて、人生で最大に尖っていたと思う。

人と違うことをするのが大好きで、
家庭科で作るナップサックのデザインをクラスで誰も選ばないペンギン柄を選んだりした。
その頃の女子はお揃いに魅力を感じる筈のお年頃で、
唯一無二を好む者など他に1人もいなかった。

小学4年生の時だったろうか。
クラスで音楽会をやる時、男子はカエルの王子様役、女子はお姫様役と分か

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量より質より気持ちが上回った話

量より質より気持ちが上回った話

会社の先輩が退職することになった。
絶対辞めないだろうと思うような先輩だったが、転職を決めたのだそうだ。
発表して暫くすると有休消化に入り、姿もあまり見なくなった。
退職ってあっけない。

そうして先輩の最終出勤日を控えた頃、私は胸の内にザワザワを抱えるようになった。
餞別で渡す物が何1つとして浮かばないのである。
これは大変なことだった。

そもそも先輩は「後世だからみんなからのメッセージだとか

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ウッ

ウッ

『女子特有の』という言葉がある。
大体その意味合いに良い意味が含まれることが少ないけれど、
その中でも私は、何か行動を共にする例の掛け声が苦手だ。

「一緒に○○しよう〜」のやつである。

例えば体育のマラソンだったら「一緒にゴールしよう〜」とか、
休み時間ならば「一緒にトイレ行こう〜」とかそういうやつだ。

勿論、遊びやご飯は全く苦では無い。
寧ろ誘ってくれてありがとうだ。
大体が強制的にやらさ

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心がずっとしくじってる

心がずっとしくじってる

私のことである。

私は今反省の念を込めて記事を綴っているところではあるが、
久しぶりに仕事でとんでもないミスをした。
その上一度書いた記事があと少しというところで消えたものだから
危うく布団に潜ってシクシクと泣くところだったが、
それはそれで悔しいので再び筆を取った次第である。
筆は取ってないけど。

社会人という一括りの単語の中にも、色んな社会人がいると思う。

普段からミスをしてしまうタイプ

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ココに書くのは空白の4年間

ココに書くのは空白の4年間

社会に出て一人暮らしを始めてから、とても活発になった。
相変わらずインドアだしフットワークも滅茶苦茶重いけど、
以前を知っている知人からは「明るくなったね」と言われる。

自覚はある。
生命力が上がった、というのがしっくり来るかもしれない。
知っている人がいない環境で、生きていく為の手段である。

なんだか既視感があると思ったら、
私は高校入学の時、全く同じことを考えて明るくなった。
何を隠そう、

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神様も困惑したに違いない

神様も困惑したに違いない

新年明けましておめでとうございます。
皆様、餅食べてますか?
詰まらないように気を付けてくださいね?
私はというと、今年は例に漏れず帰省を断念した為いつも以上に新年感がありません。
門松でも飾れば良かった。
今年もよろしくお願い致します。

以上、新年のご挨拶。

さてさて、私は1年を振り返ることもしなければ
その年の抱負を考える事もない『億劫』で固めたような人間ではあるが、
たった今珍しく決意し

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涙と言葉のチキンレース

涙と言葉のチキンレース

今日、入社した頃からお世話になっていた先輩が
会社を辞めると聞いた。
横で泣いている後輩を見て、
ふと無意識に
私の人生は彼女に負けていると思った。

以前美味しい顔をするのが苦手だと言った私だが、
例にも漏れず、感動や喜びを表現するのが苦手である。
怒りや悔しさではすぐ泣けるのに、
悲しさでは涙が出てこない。
喜びを大きい声で伝えられない。
感情を丸出しにする事が、恥ずかしいのである。

大人と

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キャッシュレスの時代で良かった

キャッシュレスの時代で良かった

キャッシュレスの時代で良かった。
こんな場面で心からそう思うことがあるとは、
微塵も思っていなかった。

『他人を信用してはいけはい』

文字面は冷たいが、私はこの言葉を胸に刻んで生きることにしている。
うっかり信用してしまうと、私は絶対に高い羽毛布団を買わされる側の人間だからだ。
気を緩めない為のモットーである。

故にこの場合の「他人」とは見ず知らずの人間であり、
一方的にやって来る人物のこと

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私はそれが、ちょうど良い。

私はそれが、ちょうど良い。

家族とは、なんなりか。

同じ屋根の下で生活すること。
お互いが好きでいること。
1番身近な存在として、なんでも話すこと。

答えは全て否!である、
と私は思う。

『家族だから』
という言葉を聞くと心臓がキュッとなる人、
そういう人には是非読んで貰いたい。

私が生きてきて感じたことは、
『家族だけど、
それぞれに適した距離を保つべき』
ということだ。

それは、心ではなく
物理的な距離を指す。

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