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戯言

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日々のこと、思い付いたことを書いてます。 責任のないことばかり書くので戯言です。
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#毎日note

大きな輪、小さな輪。

大きな輪、小さな輪。

受け入れることって大事だな、と
最近ようやく心から思えるようになってきた。

恥ずかしながら、私はずっと偏った生活を送っていて
(例えば趣味とか、ある種考え方もそうだった)
いわゆるギラギラに尖った子どもだった。

みんなと違うことが、本気で格好良いと思っていた。
最近まで、みんなが見ていない映画を見ることが
オシャレだと思っていた。

だけど、結局みんなが好きなものを受け入れる方が、当たり前だけ

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「それだけの話」にして欲しい

好きすぎて困っている物がある。

それは気を抜くと【バイバイン】のように
どんどん増えて、いつか部屋中を覆い尽くしてしまうのでは無いかと
恐怖すらある。

ぬいぐるみだ。

私は本当にぬいぐるみに目が無い。
その依存性は幼少期から続いていて、
実家のぬいぐるみの数は数えるのも恐ろしいくらいである。
(多分、容易に200は超えてるんじゃ無いかと思う)

幼少期はまだ良かった。
小さなぬいぐるみばかり

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黒髪の乙女といえば響きが良いけれど

黒髪の乙女といえば響きが良いけれど

美容師さんに「髪は染めないんですか?」と聞かれた時、
言葉に詰まってしまう自分がいる。
そこにはっきりとした理由が無いからだ。

生まれてこの方、髪を染めたことが無い。
最近、「経験したことが無いこと」を積極的に探すようにしているのだが、
髪を黒色以外にしたことが無いなと、ふと気が付いた。

染めたいと思ったことが無い訳ではない。
学生の頃は少なからず憧れもあったし、
当時プリクラで流行りつつあっ

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腑に落ちないパグ

ネットの診断で、最も顔が似ている動物は「パグ」だと言われた時、
少しホッとした自分がいた。
パグは「ブサカワ」と言われていて、
かろうじて「カワ」が付いているからである。

冒頭からトンデモナイが、どうか聞いておくれ。

そんな私ではあるが、第三者から「可愛い」と言われたら、
例えお世辞だろうが嬉しい。
それは私自身が、可愛いものが好きだから他ならない。

では、女性に可愛いと言うのが正解なのか、

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揺らしてみる

揺らしてみる

感受性豊か、という文字は褒め言葉だと思う。
芸術性に溢れていそうで、なんだか格好良い。
だけど豊かすぎると疲れてしまう。
人間とは不思議な物で、豊かなことに疲れることだってあるのだ。

ただ、私は感動する瞬間を好んでいる。
幾つもの疲弊の中で、確かな感動を見つけた時、
繊細に心を動かす大切さに気付かされる。
感動を見つけることには、疲れをものとしない喜びがある。

ところでみなさん、最近感動してい

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「おさがり」で良かった話

「おさがり」で良かった話

思い返せば幼少期、ずっと兄からの「おさがり」が多かった。
服は中学生までずっと男児用の服を着ていたし
裁縫セットやお道具箱も青色のを使っていた。

裁縫セットなんて酷いもので、
兄が一番好きなデザインを選んだものだから、
野球球団のロゴが12個並んだものだった。
母は兄が裁縫セットを頼む時点で
私に使わすことを虎視眈々と考えていた筈である。
何故止めたかったのか。
母も野球が好きだからである。

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大どんでん返し

大どんでん返し

小説を買うかどうか悩んだ時に、
一番最後のページを眺めてから決めることがある。

これは本来読書におけるタブーであり、
いわゆる『ネタバレ』だ。

私はネタバレに対して寛大という訳では無く、
小説のみ例外として許されている。

一説に、小説は冒頭とラストが決まれば完成したようなものだと聞く。
勿論裏表紙にあるあらすじを読んで決めることが多いのだけど、
どうしても買う本に悩んだ時、決勝戦的なもので審

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【余白】

【余白】

自分の【余白】を探したことはあるかい?

私は生まれて20と数年になるが、
つくづく平凡な人生を送っているなあと思う。

そう思う心底には
『自分はまだこんなもんじゃ無い』と思う気持ちがあって、
経験値の少なさ故に出した「平凡」である。

恐らく面白い話を人生で産み続けるには
アクティブどころかアグレッシブに活動する必要があって、
保守的な私にはどうにも難しい。
何か行動しようと考えても、あらゆる

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完璧じゃ無い、だから面白い。

完璧じゃ無い、だから面白い。

主人公がいて、ヒロインがいて、当て馬的存在がいる。
よくある少女漫画の筈なのに、何故この作品は
新鮮味があって面白いのだろう。

以前少女漫画について記事を書いたことがある。
本当はその時ついでに語ろうかと思ったのだが、
ついでにするには勿体ない程良い作品ということもあり、
少し熟成させ再度読み直すことにした。
今回は菅田将暉主演で映画化もした、
『となりの怪物くん』について、焦点を当てて語ろうか

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ささやかな喜びを共有したい

ささやかな喜びを共有したい

なかなか気軽に帰省出来なくなった時代、
活用されるのはやっぱりネットである。

オンライン帰省という単語が日常的に使われる今、
オンラインで贈り物する文化も主流になっているのでは無いだろうか。

私はこの文化、実は結構好きである。
最近は少しずつ知名度も上がってきているが、
LINEギフトってご存知だろうか?
名前の通り、LINEからプレゼントが贈れるサービスだ。

ネットでの贈り物が容易くなって

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乾杯したかった

大人になった今、
あの時に乾杯出来なかったことを後悔している人がいる。

祖父だ。
祖父は、私が小学4年生だった頃に他界した。
亡くなるまで癌だと言うことは教えて貰えなかったけれど、
お見舞いに行く度に弱っていく祖父の姿を見ていたので、
子どもながらに長く無いことは察していた。

そんな祖父が大好きで、
亡くなった時心から悲しかったかと言うと、
どうだろう。
もしかすると、身近な人の涙に釣られて悲

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きっと、うまくいく

きっと、うまくいく

年に1回は見たくなる映画というのが、
自分の中で3本程ある。

その中でも本日オススメしたいのは、こちら。
もしかすると1番好きな映画と言っても良いかもしれない。

インド映画『きっと、うまくいく』
なんとこの映画、上映時間が170分という
ロングロング作品だ。
タイトルを聞いたことがある人も多いだろうし、
この作品が人気だということを知っている人も少なく無いだろう。
ただ、これだけ長い上映時間に

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最悪で最高な1日の終わり

最悪で最高な1日の終わり

私は今日、コーラを片手にピザとポテトを頬張るという
最悪で最高な1日の終わりを迎える結果となった。

この結末を迎えるまでの経験は、私にとって初めての体験でもあった。

先日私は「自分ルールによって、出前は頼まない主義」と澄ました顔で豪語したばかりである。
あの記事から今日まで、実に3日間の短さで、
私はUberEatsに手を出した。

これは裏切りでも無く、寝返りでも無い。
自分ルールの殻を破る

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手に入れられないことが、嬉しく思う。

手に入れられないことが、嬉しく思う。

幼少期、我が家ではゲームが一切禁止されていた。

ゲーム機は勿論1つも無くて、
唯一の思い出は、父の持っているパソコンゲームを借りて
時々『ソニック』をやっていただけだった。
どのシリーズだったか、タイトルは思い出せない。
実は記事を書く前に、心当たりあるキーワードを調べてみたが
小学生だった私の記憶は余りにも曖昧で、
それに該当するタイトルがどうしても思い出せなかった。

兎にも角にも、
私がゲ

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