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ささやかな喜びを共有したい

なかなか気軽に帰省出来なくなった時代、
活用されるのはやっぱりネットである。

オンライン帰省という単語が日常的に使われる今、
オンラインで贈り物する文化も主流になっているのでは無いだろうか。

私はこの文化、実は結構好きである。
最近は少しずつ知名度も上がってきているが、
LINEギフトってご存知だろうか?
名前の通り、LINEからプレゼントが贈れるサービスだ。

ネットでの贈り物が容易くなって、
「手書きで書いたメッセージを付けて、宅急便で送る」
以外の方法も身近になった。
勿論そうやって自らの手で送るのは一番心がこもっているとは思うけれど、
今日はネットで送るギフトの話。
直接本人の元へ送れるようになって、
気軽に送りやすくなったと感じる人もいるのでは無いだろうか?

その中でも、冒頭にあげたLINEギフト。
ささやかな贈り物にもってこいである。

Amazonやネットショッピングで直接贈り物が出来る方法も増えてきているが、
LINEギフトの存在を知った時、新しい時代が来たと思った。
『手間暇込めたプレゼントを贈る時代』から
『気軽にプレゼントが贈れる時代』である。

この『気軽に』というのがミソで、
主張したいのは時代が変化したのでは無く、幅広くなったということ。

私の場合、一人暮らしを始めてどうしても親への贈り物が減ってしまった。
実家に暮らしていた頃はバイトのついでにデパートに寄って、
誕生日や母の日のプレゼントなんかも容易く調達出来ていたものである。
私にとってのハードルは、贈る照れ臭さなんかではなく、
お馴染みの『面倒臭さ』が原因で、
また社会人の時間配分では宅急便を活用する時間をなかなか費やすことが出来ない。
どうにも気が付くと、プレゼントをせずに1ヶ月過ぎてしまったりするのである。

LINEギフトはそんな手間を全て短縮した優れものである。
何が凄いかって、住所を知らなくても贈ることが出来るのだ。
これはメッセージを送る為の媒体だからこそ可能な訳で、
なんなら住所を知らなくても、
予告無しに誕生日プレゼントを贈ることが出来る。
(勿論勝手に自宅に届く訳では無いので、LINE上のサプライズだ)

大学の友人なんかは、家の住所を知らない人も居る。
宅急便で贈り物という選択肢は、必然的に選び辛くなってしまう訳で、
そうなるとコマンドは『直接会う』か『ネットで送る』に絞られて来るだろう。
地元を離れている身とすれば、直接渡すのもなかなか難しい。

また、会社でも育休に入っている先輩にLINEギフトを活用したことがある。
その先輩も家の住所を知らなかったので、
本来ならば贈り物をすることも難しい距離感だったが
とっても喜んで貰えて嬉しかった。
本来会わなければ渡せなかった贈り物を、
今は気兼ねなく送ることが出来るのだ。

オンラインギフトは、勿論まだまだオールマイティな手法では無い。
LINEギフトも贈れるプレゼント自体はまだ少なくて、
今後に期待したい部分があるのは事実だ。
だけど、普段なら送れないようなタイミングで
気軽に送ることが出来るのは、紛れもなく利点な訳で。
そんなささやかな贈り物を喜んで貰えるのならば、
私たちはささやかな喜びを共有出来るのでは無いだろうか。

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