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2022年1月の記事一覧

我が家のお好み焼きにはキャベツが入っていなかった

我が家のお好み焼きにはキャベツが入っていなかった

長男は赤ちゃんの頃からとてもよく寝る子だった。いわゆる「寝かしつけ」をしたことがない。
眠たければ、どこででも勝手に寝てくれる。

ちょっと機嫌が悪いなぁと思ったら、おんぶ。
すると、マジックにかかったかのごとく
コトリと寝落ちするのだ。

長女の寝付きの悪さで散々手を焼いてきた
私にとって、これは夢のようなご褒美だった。
楽勝やん♪と浮かれた。

*    *    *    *    *

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波は止められないけれど、小さく穏やかにすることはできる。

波は止められないけれど、小さく穏やかにすることはできる。

 昨日まで心配していたことは、おおよそ光が見えてきた。いつだって何かしらのトラブルは付き物だけれど、どうにかなる。という気持ちでいる。これまでだって、どうにかなってきたから、いまがある。

 最近、「ヘルプシーキング」という言葉を知った。かんたんに言うと「周囲に助けを求めるスキル」のことらしい。私もそうだが、困っているときに、素直に助けを求めるのは意外と難しい。普段から意識していないと、本当に困っ

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子どもが勢いでつくるタイトルの文字が、どんなフォントよりもいい仕事をしてくれた例

子どもが勢いでつくるタイトルの文字が、どんなフォントよりもいい仕事をしてくれた例

あけましておめでとうございます。
3人子育て中フリーランスママデザイナーYomiです。

今年もnote、どうぞよろしくお願いいたします!

今日は、去年つくったデザインの中で、子どもに書いてもらったタイトルの文字がいい仕事をしてくれたなというケースを2つご紹介させてください。

2022年の年賀状まずは、せっかく年明けなので、今年の年賀状に使った文字からご紹介したいと思います!

「HAPPY

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主体性は育むものではありません。

主体性は育むものではありません。

主体性を高める、主体性を育てる、主体性を身につける。

こういう言葉が普通に使われています。

でも、

そもそも主体性というのは健康に身体が動く赤ちゃんであれば、
誰でも持っていて行使しているものです。

(このイグアナだって主体的に動くと思います)

人は誰でも赤ちゃんでした。
つまり、主体性のない人間などいないはずなのです。
それなのに、主体的でない子どもや大人が日本にたくさんいるとしたら、

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東大刺傷事件:人を育てるのは家族だけではありません。

東大刺傷事件:人を育てるのは家族だけではありません。

教育虐待という言葉が拡がり、その一角にいる私ですが、
15日に起きたこの事件について実は今日までよく知らず、
4日後の今、特別の情報は持たないまま、
30分ほどネットでいくつかの情報を得てこれを書きました。

名古屋小六受験殺人事件のことをnote に書いたときは、

いくつかの新聞社からの取材申し込みがあり、
事実関係に関する情報もいただいたので、
それに基づいて解説を書くことができましたが、

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あのおじいちゃんだからめちゃくちゃでも許されたのだ

あのおじいちゃんだからめちゃくちゃでも許されたのだ

――変わった玉子サンドがあるらしいから、行かない?

変わったゆうて所詮、ゆで玉子とマヨネーズとパンやろ?
そんなん行かへん行かへん!

――ゆで玉子ではないらしいよ、厚焼きのオムレツだって。

ん? 行く行く! さっきから行くゆうてたやん! 早よ行こ!

レストラン〈コロナ〉かつて京都・西木屋町四条下ルに〈コロナ〉というレストランがあった。
知る人ぞ知るの人気店だった。

西木屋町は路地といって

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『私には間に合わなかったけど、まーがんばってw』~海老原宏美さんの声がする~※2019年参院選応援スピーチ書き起こし付き

『私には間に合わなかったけど、まーがんばってw』~海老原宏美さんの声がする~※2019年参院選応援スピーチ書き起こし付き

タイトル写真は24歳くらいの私。タイの島でレンタルしたバイクで島一周しようとしているところ。しかし、私はこの5分後に転ぶw

私は海老原宏美さんを思い出すとき、なぜか、このハチャメチャだった時代も一緒に思い出す。この頃の私は、無人島で2週間のテント暮らしをしたりして、死ぬならこんなところがいいなあ~と思ったりして、なんとなく生きることが楽になったものだった。

海老原さーん、今度どこかで出会ったら

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我慢しない

我慢しない

私は日本社会が良くなるためには
・我慢しない
・リスクを取る
・好奇心を伸ばす
の三つが重要だと考えています。逆に言えば今の日本の生きづらさの背景には、我慢しすぎて、リスクを取れなくて、好奇心がない、からだと考えています。

我慢しすぎがなぜ良くないのでしょうか。幼少期「将来困るから」「人の迷惑になるから」という理由で我慢を強いられることが多くあります。このようなモデルで育てられそれを自分に取り込

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道草って人生を豊かにする魔法だと思う

道草が好きだった。
学校からの帰り道、まっすぐに家に帰れたことがない。
それだけ我が田舎の通学路は魅力的なもので溢れていた。

道草は今の私の妄想癖を作り出した代わりに、自然の営みの美しさや摂理を教えてくれた。

そして
道草は人生には必要不可欠なものだと思っている。
決まっている慣れた道を行く安心感より、よくわからない道を行くわくわくは人生を豊かにしてくれるのだ。

春は土筆を見つけては夢中にな

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