Komachi

仕事が好きなアラサーOL。

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記事一覧

仕事が「好き」な理由を分析して考えてみる

「好きなことを仕事にしなさい。社会人になったら号泣するほど辛いことも必ずあるけど、本当に仕事って楽しいのよ」  この言葉は、大学3年生の時、バイト先だった出版社…

Komachi
4年前
5

発展途上の、味覚のおはなし。

 私がofficial髭男dismを初めて聞いたのは、社会人1年目の2017年。あまり有名な曲ではないが、『始まりの朝』という曲をたまたま入ったお店で聞き、すっかり惚れ込み髭男…

Komachi
4年前
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全国制覇まであと3県の私が語る、行ってよかった地域〈瀬戸内編〉

 自己紹介は、何歳になってもする機会は巡ってくる。  小中高のクラス替え、大学のサークルや課外活動、就職活動、合コン、婚活パーテイーでもする機会はあるだろう。 …

Komachi
4年前
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名画座から考える、若者がレトロに憧れるワケ

若者の間で起こる『アナログ回帰』 「小さい頃に一番感動した記憶は?」と聞かれる時があれば、私は間違いなく 「生まれて初めて映画館にいったとき」と答える。 初めて映…

Komachi
4年前
9

「ノベルツーリズム」で新しい地域プロモーションを巻き起こそう。

 村上春樹の『ノルウェイの森』を初めて読んだのは、大学1年生の頃。  私は、2013年に市ヶ谷にある大学に入学をした。入学後、最初に行われるガイダンスで、教授から「…

Komachi
4年前
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「コロナ混乱期」の今こそ、幕末維新の愛読書『西国立志編』を読むべきだ。

 今、日本を取り巻く環境は、幕末維新とよく似ていると思う。 1853年、黒船が浦賀に来航してから、日本の「当たり前」は大きく変わってしまった。 大政奉還、王政復古の…

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4年前
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地域プロモーションが画一化してしまう理由

 「ゆるキャラ」が流行すれば、どの地域もこぞってゆるキャラを使ったプロモーションを打ち出し、「ネモフィラ」や「芝桜」が流行すれば自分の地域にも植えようと躍起にな…

Komachi
4年前
9
仕事が「好き」な理由を分析して考えてみる

仕事が「好き」な理由を分析して考えてみる

「好きなことを仕事にしなさい。社会人になったら号泣するほど辛いことも必ずあるけど、本当に仕事って楽しいのよ」

 この言葉は、大学3年生の時、バイト先だった出版社の社員の方からかけてもらった一言だ。この頃の私は、ちょうど就活を迎えようとしていた時期。「好きなことができる会社」を就活の軸としていたものの、OB訪問を受けていく中で「好きなことを仕事にすると、好きなことが嫌いになってしまう」という声も一

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発展途上の、味覚のおはなし。

発展途上の、味覚のおはなし。

 私がofficial髭男dismを初めて聞いたのは、社会人1年目の2017年。あまり有名な曲ではないが、『始まりの朝』という曲をたまたま入ったお店で聞き、すっかり惚れ込み髭男を聞き始めた。2019年、髭男がブレイクした時は「推し」が人気になった時のように、嬉しかった。

今でこそ、『pretender』『yesterday』『宿命』などサビを聞けば誰もが知っている曲が多くあるが、私が髭男から勇気

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全国制覇まであと3県の私が語る、行ってよかった地域〈瀬戸内編〉

全国制覇まであと3県の私が語る、行ってよかった地域〈瀬戸内編〉

 自己紹介は、何歳になってもする機会は巡ってくる。

 小中高のクラス替え、大学のサークルや課外活動、就職活動、合コン、婚活パーテイーでもする機会はあるだろう。
自己紹介をする時、私は必ず「趣味は旅行です」という。というのも、旅行が嫌いという人はほとんど聞いたことがないし、修学旅行に行ったことがある人なら誰しもが、「旅行」として他の地域を訪れた経験があるはずだ。
この自己紹介をすると、決まって聞か

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名画座から考える、若者がレトロに憧れるワケ

名画座から考える、若者がレトロに憧れるワケ

若者の間で起こる『アナログ回帰』 「小さい頃に一番感動した記憶は?」と聞かれる時があれば、私は間違いなく
「生まれて初めて映画館にいったとき」と答える。
初めて映画館にいったのは、4・5歳の頃。『劇場版ドラえもん』を観にいった記憶がある。今までテレビでみていた映像が、巨大スクリーンで観ることができ、自分の座席の後ろからも大音量で音が聞こえる。まるで、本当に映画の世界に入り込んでしまったかのような感

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「ノベルツーリズム」で新しい地域プロモーションを巻き起こそう。

 村上春樹の『ノルウェイの森』を初めて読んだのは、大学1年生の頃。

 私は、2013年に市ヶ谷にある大学に入学をした。入学後、最初に行われるガイダンスで、教授から「映画や本から教養を吸収することで卒業後の人生を豊かにする」という言葉を聞き、その言葉に感銘を受けた私は、在学中に色々な本を読もうと決意した。
 まず、初めに手に取った小説は、村上春樹の『ノルウェイの森』であった。この本を一番に読もうと

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「コロナ混乱期」の今こそ、幕末維新の愛読書『西国立志編』を読むべきだ。

「コロナ混乱期」の今こそ、幕末維新の愛読書『西国立志編』を読むべきだ。

 今、日本を取り巻く環境は、幕末維新とよく似ていると思う。
1853年、黒船が浦賀に来航してから、日本の「当たり前」は大きく変わってしまった。
大政奉還、王政復古の大号令、江戸から東京への改称、廃藩置県…
政治は幕藩体制から天皇統一国家に変わり、徳川幕府が没落。
産業は、列強諸国の脅威をバネに、鉄道、郵便、電話といった西洋技術を取り入れ産業革命を起こした。文化も人の生活も大きく変わった。
「散切

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地域プロモーションが画一化してしまう理由

 「ゆるキャラ」が流行すれば、どの地域もこぞってゆるキャラを使ったプロモーションを打ち出し、「ネモフィラ」や「芝桜」が流行すれば自分の地域にも植えようと躍起になる。
 地方自治体の地域プロモーションは他の地域を「視察」し、先進地事例として同じことを真似をし他の地域と足並みをそろえた展開をしてしまうことで失敗をしてしまう事例が数多くある。
 筆者自身、広告代理店という立場で複数の地域のプロモーション

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