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脳の発育発達④ ハイハイの重要性
発育発達の過程では、目、鼻、筋肉、皮膚等にあるセンサー(受容器)を通じて、しっかり脳に刺激を入れることが重要。
発育発達③でも触れたように、11ヶ月の掴まり立ちを待たずして、8ヶ月程度で立ち上がりを見せてしまう乳児が増えてきている。
すると、約4ヶ月(生後7ヶ月~11ヶ月)の期間が取られているハイハイの時期に、入るべき刺激が充分に脳に受け渡されず、立ち上がりの刺激で上塗りされてしまうことになる。
脳の発育発達③ 36の基本動作
乳幼児期には、脳の発達に合わせて、様々な刺激(入力)を整理できるようになる。
前頭葉が成長するに従い、運動面でも「できること」が増えていく(運動の企画・組立て)
3ヶ月 :首が座る
6ヶ月 :骨盤が浮き、寝返りをする
7ヶ月 :ハイハイ
11ヶ月:掴まり立ち
12ヶ月:高ばいを始める。2足立ちでバランスをとる
13ヶ月:2足歩行
※近年は、生活環境が変わり、11ヶ月の掴まり立ちをするのが早くな
ふくらはぎが張りやすい人
①骨盤前傾位
反り腰のため、股関節の伸展位が出しづらく、殿筋・ハムが使える位置まで構造上なりづらい。
前傾が進むと股関節が常時屈曲位になるため腸腰筋も硬くなりやすく、さらに殿筋に力が入りにくくなる。
歩行における膝の屈曲はハムが使えないため下腿三頭筋で代償。蹴りだしも股関節の進展が使えない分、足関節の底屈を使って前に進もうとするため、更に下腿の筋群の負担が増える。
②骨盤後傾位
腰椎から丸まって