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私の日常-About My Days

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私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
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#自分

ナルシストたちの車線変更。

ナルシストたちの車線変更。

車を運転しているとき、みなさんも一度は経験したことがあるかと思う。車線変更の瞬間を。

ミラーでななめ後ろを確認してウインカーを出す。カッチカッチ。「さあ今だ」とハンドルをかたむけスムーズに車線を移動。左から右、右から左。

特に少し混雑した車通りの中で車線変更をすると、まるで自分がシューマッハになったかのような気分になる。シューマッハ元気になったかなぁ。

車線変更。自分がたくさんの車の群れの中

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男性特有のケモノ臭。

男性特有のケモノ臭。

風邪をひくと汗をかく。身体を休めるためにベッドで横たわる時間が自然と長くなる。汗をかいて長時間布団の中。するとどうなるでしょう。

クサくなる。

くさ、くさ、くさ、くさ。
自分でわかるのだ。あぁ、今の私はクサい。

男性特有のケモノ臭がする。あぁいやだいやだ。

昨日、疲れた身体で妻と一緒に家事をした。その場では特になにも言われなかった。がしかし、いよいよクサいのが気になったので「ちょっとシャワ

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ヒゲ系クリエイター。

ヒゲ系クリエイター。

32歳くらいまでの私はいつもスーツにネクタイ、革靴に革の鞄、できるだけ美しく整えられた服装を心がけていた。

暑い夏でもネクタイをしめて、行く先々のお客様から「イトーさん、こんな暑いんですからネクタイはとってもいいのでは? 見てるこちらが暑くなります」と言われたもので、そう言われた私は、選挙活動中の参議院議員かのように「いえ! これが私のポリシーですから!」と答えていた。

迷惑である。そのポリシ

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インフルエンザになると。

インフルエンザになると。

インフルエンザになるのは何年ぶりだろう。めちゃくちゃ久しぶりだ。5年とかではきかない。ヘタしたら10年? いや、それ以上? ええ? 久しぶりじゃん!

ドクターから「イトーさん、陽性です」と言われたとき、むしろ納得感しかなかった。これがただの冬風邪だとしたら、どれだけ私の免疫力は下がってるんだろうと思ってたから。

しかし、ワクチンもしっかり打ったし、日頃の予防、食生活、運動にも気を配っていた(気

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自分の代わりはいくらでも。

自分の代わりはいくらでも。

午年の私が26歳で馬車ウマのように働いていたとき、誰かから言われた言葉で印象に残っているのは「自分の代わりはいくらでもいる」である。

会社を辞めて転職する、と思ったときになんとなく頭の中に芽生えるのは「自分がいなくなったら、残された人たちは大変そうだ」という考えだったりする。

この大変さを同僚や部下に残したまま、自分だけがハッピーになってもいいものか、みたいな感じ。

同じことが恋愛にも言える

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ダイエットは永遠に明日から。

ダイエットは永遠に明日から。

鏡にうつる自分の顔は、実際の自分の顔と少し異なる、というのは、ある程度の大人であれば誰もが持っている共通認識かと思う。

飲み会の最後に撮った集合写真に写る自分を見て「ん? この、らっきょみたいな顔の奴はだれだ? あ、私か」となる、あの悲しいやつ。

鏡の中の自分と、現実の自分がなぜ少し異なるように見えるかといえば、左右の非対称性が原因。

おでこからあごの先に1本のラインを引いたときに、目の位置

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考えていることがあるのに、それを誰にも話していないマダム。

考えていることがあるのに、それを誰にも話していないマダム。

今から1年以上前の話を引っ張り出して書く。

68歳の女性マダムと、仕事の打ち合わせをする機会があった。その方は、札幌市内のとある社団法人の理事長で、人前に出て話す仕事をしていた。

私と一緒に「セミナーをやりましょう」という話になり、打ち合わせをしていたわけ。

そのマダムは、綺麗な身なりをしていらっしゃって、話し言葉も丁寧。いわゆる「きちんとした」社会人生活を送ってこられたのであろう。

「そ

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