マガジンのカバー画像

私の日常-About My Days

236
私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

「#最後の一行小説大賞」の最終結果を発表します。

「#最後の一行小説大賞」の最終結果を発表します。

2024年3月11日〜3月24日に開催した「最後の一行小説大賞」には、合計300作品のご応募をいただいた。ありがとうございます。昨日、北海道札幌市内のとある料亭で開催された「最後の一行小説大賞審査会」にて、

・最優秀作品賞(1本)
・優秀作品賞(3本)

が決定したので、一次選考通過作品とあわせて、ここに発表したいと思う。

あらためて、たくさんの作品を投稿し、このコンテストを盛り上げていただい

もっとみる
同じ物が胃袋に入ってる4人組。

同じ物が胃袋に入ってる4人組。

きのうの夜おそく、いつものように札幌の狸小路商店街を歩いてた。この商店街は私の通勤路で必ず通らなければならない場所。

商店街には居酒屋や土産物屋、お茶屋、海鮮屋、ゲームセンターなどがまっすぐならんでる。人も多い。きのうは金曜日だったから特に多くて。夜の札幌といえばすすきのが思い浮かぶかもしれないけど、狸小路商店街も悪くない。だから人が多い。

人の波をかきわけかきわけ歩く。私は友だちもいないし、

もっとみる

気合い入ってるコメンテーター。

コロナ真っ最中のあのころ、テレビでは全国放送でもローカル放送でもその道の専門家がよく出演していた。いわゆるコメンテーターである。

コロナはウイルスであるから、テレビではウイルスの専門家であるとか臨床心理の専門家とか予防医学の専門家とかが引っ張りだこ。司会者に質問された専門家はとてもマジメな顔であることないこと言っていた。記憶に新しいことと思う。

コロナ禍の全国テレビ放送において、私たちが最もよ

もっとみる
春になれば無数のうんこ。

春になれば無数のうんこ。

書くまでもなく北海道は雪国だ。都道府県名に「北」が入っている時点で雪国だ。毎年冬になると雪が降り、積もり、気温は下がり、吐く息は白くなり、究極的に寒い日は鼻の奥とまつ毛が凍る。

それが私の住む北海道。

今日、この記事では雪が積もらない街に住む方からすると「ウソだろ?」となり、同じく雪国に住む方からすると「マジでわかる」という主張を書きたい。

冒頭、北海道は雪国であり冬になると雪が降り、そして

もっとみる
読んでない本が枕元に7冊。

読んでない本が枕元に7冊。

やりたいことと、やらなきゃいけないことはあるのだけど、その前に文章を書かなきゃならないので、文章を書くことにする。

といっても特別なにか「これ」について書きたいというエピソードもないし、思想もない。下書きにタイトルだけ書いた記事はあるのだけど、それを完成させる気力もない。

そういう日もある。

そういう日もある中でどうしたらいいかなと考えたときに浮かぶのは「俳句や短歌」を作ること。なのだけど、

もっとみる
私たちは世界を食べている。

私たちは世界を食べている。

日曜の朝は少し早く起きて掃除をする。お風呂、キッチン、水回り。いずれも排水溝を念入りに洗って、その次は掃除機をかける。ほこりを丹念にとったら最後は洗濯物をたたむ。

よし、これでばっちり。全部ちゃちゃっとやれば1時間くらいで終わる。いつからか日曜日の朝のルーティーンになった。洗濯物をたたんだあとにやることは、妻との食事だ。

ウインナーをパキッと焼き、お味噌汁をつくり、白米の上には納豆を置き、冷た

もっとみる
痩せられない人が読む記事。

痩せられない人が読む記事。

太るのは一瞬なのに痩せるのは大変。これ、設計者のミスだと思う。だれだ設計したやつ、出てこい、ふつうに腹立つ。

いつだったかの平日、夕方前のへんな時間帯にガッツリと味噌ラーメンを食べてしまった。

仕事を終えて家に帰ったが、夕飯を食べることはせず。だって味噌ラーメンをついさっき食べたのに、ここでさらに追い討ちをかけるようにご飯を食べてしまうと太りそうで怖いから。

私は食べ物でできている。

毎日

もっとみる
ドラマ見て拍手しちゃう人。

ドラマ見て拍手しちゃう人。

すでに亡くなっているが、私のひいおばあちゃんは水戸黄門が大好きだった。

平日の夕方に再放送されるあの水戸黄門。高校生のときの私は、しょっちゅうひいおばあちゃんの家にいた。

ひいおばあちゃんと私は一緒になって夕方のワイドショーをよく見ていたものだが、どれだけニュース内容がおもしろかったとしても、水戸黄門の時間になると「さ、黄門様の時間だ」とひいおばあちゃんは言う。

テレビの前にむにゃむにゃと正

もっとみる

幸運の不思議タクシー。

私は経営者だから時間効率を考える。だからタクシーにめちゃくちゃ乗る。ウソ。私はいつだって公共交通機関を利用し、徒歩で移動する。歩くの大好き。

30分の徒歩は日常茶飯事で、1日の歩数は平均約1万3,000歩だ。親からもらったこの両脚が、いつだって私をどこかに運んでくれる。

が、昨日はタクシーを使った。

急いでたので。

ある地点から直線800メートル先にいく必要があった。急がねばならない。雪の

もっとみる
【募集】最後の一行小説大賞。

【募集】最後の一行小説大賞。

「最後の一行小説大賞」というものをやる。

ハードルを限りなく下げながらも創作を楽しめる企画はないか? とずっと考えてきたけど、結論が出たのでやる。

最後の一行という言葉をみて「なるほどね」と思った方も、そうでない方も、まずは、太宰治の『走れメロス』の小説の書き出しを思い浮かべていただきたい。

走れメロスの書き出しといえば?

ですね?

では小説『走れメロス』の最後の一文は?

はい、こうで

もっとみる
男性特有のケモノ臭。

男性特有のケモノ臭。

風邪をひくと汗をかく。身体を休めるためにベッドで横たわる時間が自然と長くなる。汗をかいて長時間布団の中。するとどうなるでしょう。

クサくなる。

くさ、くさ、くさ、くさ。
自分でわかるのだ。あぁ、今の私はクサい。

男性特有のケモノ臭がする。あぁいやだいやだ。

昨日、疲れた身体で妻と一緒に家事をした。その場では特になにも言われなかった。がしかし、いよいよクサいのが気になったので「ちょっとシャワ

もっとみる
体調不良なのに卵うにクリームカルボナーラを食べると?

体調不良なのに卵うにクリームカルボナーラを食べると?

福岡から帰ってくるとほぼ100%体調を崩す。これは福岡が悪いわけではなくて私が悪い。福岡に独特のウイルスがあるわけでは当然ない。要するに過労。働きすぎ。

だって、福岡での仕事を終えて飛行機の中で講座資料を作り、そのまま札幌でnote講座をやったのだ。夜の21時まで。

キャリーバックをガラガラと引きながら「さっきまで福岡にいましたけど?」感を全面に出して、というか講座の最初に「いやぁ、さっきまで

もっとみる