- 運営しているクリエイター
2023年11月の記事一覧
〜別荘用地の売却〜売り時ってある⁇注意するべき点とは⁈
今回の依頼者は、、
昔に購入した首都圏近郊の別荘用地を処分したいとの相談です。
実はこのような話しは、現実的に少なくないのではないでしょうか。
他人事ではないのかもしれません、、
1970〜1990年頃には、普通にあった話しですが、「土地の値上がりを期待」しての不動産(別荘地)購入をしたケース。
相続対策を考えるなかで基本でもあるが、まずは現状把握が大事です。
この年代に子供時代を過ごした
~不動産問題は、親の代で解決しておくべき!?~
先日、noteでも書いたが「自宅以外の、親の所有している不動産を40~50代の子世代が知らなかった」というケースについて、実は珍しい話しでもなく相談数は増えています。
特に親の年齢は、70代~80代に差し掛かっているので、認知症の心配もしなければならない可能性が高まっている。
しかし、実際に大変な思いをするのは、子世代であるという認識もない方がほとんどです。
まず、大前提の話しをすると「親の世
~「おひとりさま」の相続対策~周りに迷惑をかけない生き方をしたい!?
「おひとりさま」とは、一昔前ではなんとなく言葉にしづらいフレーズではなかったでしょうか。
いまでは、当たり前になってきており「高齢者の一人住まい」の相談も減る傾向にはありません。寧ろ、増加傾向にあります。
実際には高齢者のみならず、幅広い世代において「おひとりさま」が良いと考えている方が増えているのではないかと思う。
ちなみに、、
2040年には、高齢者単身世帯が「6世帯に1世帯」の割合にな
~子供のいない夫婦が将来のためにやっておくこと!?~
前回の「おひとりさま」の話しに続き、今回は「子供のいない夫婦の相続対策」について書いてみたいと思う。
子供のいない夫婦だけでなく、性的マイノリティ(LGBTQ+)の当事者の方にも「相続対策」についての悩みは聞いています。
特に、住まい[所有不動産]に関することは押さえておきたい部分ではないでしょうか。
さて、、、
なぜ、この話題を書こうと思ったのか、、、
それは、以下のような会話をよく耳にする
〜風致とは?風致地区内の土地は売却が難しい⁈~
売却査定をおこなう際、一番始めにおさえておくポイントは「都市計画」の詳細を確認することです。
「都市計画」とは用途地域や条例など、どの程度の大きさの建物が建てられるのか、または建築する際に「特別な条件」が付けられている地域なのか、、など、地域によってルールが違うので重要な調査になります。
この不動産売却に欠かせない「調査」に関して、一般の方には難しいイメージを持たれるかもしれませんが、私が不動
〜「負」動産の処分は早めの相続対策になる!?〜
以前にnoteで書かせていただいた依頼者より、許可を得たので続きを書いてみたいと思う。
簡単におさらいをしよう。
依頼者(所有者の娘様)から相続対策の相談を受け、父親と会話をしたことがきっかけで、38年前に購入し全く利用されていない土地の存在を把握することになる。
当時父は、土地の値上がりを期待しての購入だったが、叶わずに放置をしてしまっていた。
今回、相続人になる娘達の年齢も鑑みて、所有者