しんラン

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記事一覧

人間は危機を通してしか自分を知ることはできない。

もしも恐怖が無かったら、僕は何をするだろうか? チーズはどこへ消えたでの言葉。 今日も、恐怖がために、真実を一時的に曖昧にする姿を見た。 もちろん気持ちはわかる…

しんラン
21時間前

人を笑顔にすることこそが仕事

有名なフレンチレストランで食事をした。 料理もペアリングのワインも申し分なく美味しかった。 でも何かが少しずれていた。 そのズレは最初は少しだけ気になっただけだっ…

しんラン
7日前

お金より大切なもののためにお金を使う

"君のお金は誰のため" という本を読んだ。 まとめるとお金とは、 1. お金自体には価値はない 2. お金で解決できる問題はない 3. 皆んなでお金を貯めても意味は無い との…

しんラン
1か月前
3

ペアリング

どうやら僕はついているらしい。 とてつもない困難の中に住んでいる住人なのに、時折暖かい言葉をかけてくれる人に出会えるのは、まさに捨てる神あれば、拾う神ありだ。 …

しんラン
1か月前

誰と過ごすかけがえのない時間

いくら美味しい食事だって、一人で食べれば味気ないし、どこか素敵な風景にであってもその感動を伝える人がなければつまらない。 結局のところ、自分の存在は自分で認識す…

しんラン
2か月前
1

本当の自分

人に優しくありたいと思う。 困っている人がいたら迷わず手を差し伸べる人でありたいと思う。 いつも笑顔を絶やさない人でありたい。 いつも人を癒せる人でありたい。 も…

しんラン
3か月前
1

たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える。

ドイツの宗教家マルチン•ルターの言葉だそうです。

しんラン
3か月前

Perfect days再び

役所広司さんがアカデミー賞主演男優賞を受賞したからではないけど、二週連続でPerfect daysを鑑賞。 役所広司、いい役者さんです。 脇役の女の子や榎本さん、石川さゆり…

しんラン
3か月前
7

本当の損とは何か?

テレビ番組、おもうまい店に出てくるスーパーエキサイトの田中社長の言葉。 (値引きして)損について聞かれると… (テレビディレクター)本当の損は見つかる見つかりま…

しんラン
3か月前

ところで、サラダって好きですか?

一人暮らしをしていて、外食やお弁当ばかり食べる生活が続くと、野菜を食べなきゃという謎の強迫観念に襲われる。 野菜を食べる🟰健康的 という相関図です。 まあ実際の…

しんラン
3か月前
1

Perfect Days

Perfect daysという映画を観た。 ドイツと日本の合作で役所広司さん主演 まとめてみると、Perfect daysとはこのような事だ。 仕事 - 一人でできるルーチンワーク仕事であ…

しんラン
3か月前
3

インプットでいくら感動してもその人は輝かない。

インプットでいくら感動してもその人は輝かない。 http://kajikenblog.com/?p=3347 このブログを時々読んでおかないと忘れがちなこと。 僕も大好きな、旅行に行くこと、…

しんラン
4か月前
2

山歩きという、この上ない豊かな時間

山歩きは良い。とても良い。 山登りではない、山歩き。 2時間もあれば登って、尾根を歩いて、降りれるくらいの里山が良い。 木漏れ日溢れる深い茂みの山路を歩くことは何…

しんラン
4か月前
4

走ることについて語ること

「ランナーになってくれませんか?と誰かに頼まれて走り始めたわけではない」 村上春樹さんの言葉だ。 今年も多くのトレイルランの大会にエントリーする。 年々体力も落…

しんラン
4か月前
2

捨てる神あれば、拾う神あり

火曜日にして、もうふらふらである。 何故なら、このところ週末も仕事しているし、今日もクライアントに大切なデモが午前と午後とあり、その準備と本番でで気持ちも張り詰…

しんラン
4か月前

村上春樹に会いにいく

村上春樹に会いに行く。 僕が村上春樹の熱狂的なファンだったのはおそらくまだ村上さんがデビューして間もない頃だった。 今までたぶん翻訳を除くすべての小説やエッセイ…

しんラン
5か月前
1

人間は危機を通してしか自分を知ることはできない。

もしも恐怖が無かったら、僕は何をするだろうか?

チーズはどこへ消えたでの言葉。

今日も、恐怖がために、真実を一時的に曖昧にする姿を見た。

もちろん気持ちはわかる。誰だって相手を不快にしたくはないし、怒らせたくない。
でも、それでも真実ならば伝えなければならない。

よく言われる事だが、悪いニュースほど早く伝えるべきなのだ。その後のことは、どうあれ、伝えずに後になるほど事は重大になる事は間違い

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人を笑顔にすることこそが仕事

人を笑顔にすることこそが仕事

有名なフレンチレストランで食事をした。
料理もペアリングのワインも申し分なく美味しかった。

でも何かが少しずれていた。
そのズレは最初は少しだけ気になっただけだったけど、時間が進むにつれて違和感へと変わっていった。

接客態度がそれほど悪かった訳でもない。

でもその違和感は、本当のプロの接客を知ってしまった僕には、どうしても

それはお客を本当にもてなす心。
お客さんに本当に楽しんでもらいたい

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お金より大切なもののためにお金を使う

お金より大切なもののためにお金を使う

"君のお金は誰のため"
という本を読んだ。

まとめるとお金とは、

1. お金自体には価値はない
2. お金で解決できる問題はない
3. 皆んなでお金を貯めても意味は無い

とのこと。
近頃お金を稼いだり、増やしたりすることに関しての話題が多いけど、お金は幸せになる手段ではない。
もちろんお金は大切である。
お金で不幸になる要素は減らせる。でも幸せの手段ではない。

もっと言えば、お金を稼ぐより

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ペアリング

ペアリング

どうやら僕はついているらしい。
とてつもない困難の中に住んでいる住人なのに、時折暖かい言葉をかけてくれる人に出会えるのは、まさに捨てる神あれば、拾う神ありだ。

その方はとてもワインに詳しい。
一緒に食事をしてもらうたびに、ワインについていろいろ教えてくれる。

ペアリングもその一つだ。
ご存知の方も多いのだろうけど、僕は知らなかった。料理に合わせてソムリエの方が、ワインを選んでくれるシステム。

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誰と過ごすかけがえのない時間

いくら美味しい食事だって、一人で食べれば味気ないし、どこか素敵な風景にであってもその感動を伝える人がなければつまらない。

結局のところ、自分の存在は自分で認識することではなく、誰かから見た、誰かに感じてもらえる自分なのだ。

だから、何を食べるより、誰と食べるか、どこに行くかより、誰と行くか。

誰か大事な人と過ごす時間こそ、かけがえのないもの、何にも代え難いもの。

そう感じる今日この頃。

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本当の自分

人に優しくありたいと思う。
困っている人がいたら迷わず手を差し伸べる人でありたいと思う。
いつも笑顔を絶やさない人でありたい。
いつも人を癒せる人でありたい。

もし僕に、平和と余裕があったら僕はきっとそのような人になれるだろう。

たぶんね。

でも、本当の僕は、今のようにいつも仕事に追われ、先の見えない恐怖と闘い、言われのない批判を浴び、心の余裕がない時にこそ現れる。

試されているのだ。

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Perfect days再び

役所広司さんがアカデミー賞主演男優賞を受賞したからではないけど、二週連続でPerfect daysを鑑賞。

役所広司、いい役者さんです。
脇役の女の子や榎本さん、石川さゆりさんもとても良い。あと、毎日お弁当を食べるOLの人。
また、なんといっても最後に登場する三浦友和さんが秀逸。

"影って重なると濃くなるんですかねー?"

また、平山(役所広司)は姪の女の子にこう言う。

"この世界は、本当は

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本当の損とは何か?

本当の損とは何か?

テレビ番組、おもうまい店に出てくるスーパーエキサイトの田中社長の言葉。

(値引きして)損について聞かれると…

(テレビディレクター)本当の損は見つかる見つかりました?
(店主)わかったよ。本当の損は、
やりたいことがやれないこと。

また一つ勇気をいただきました。

ところで、サラダって好きですか?

ところで、サラダって好きですか?

一人暮らしをしていて、外食やお弁当ばかり食べる生活が続くと、野菜を食べなきゃという謎の強迫観念に襲われる。

野菜を食べる🟰健康的

という相関図です。

まあ実際のところそうなのでしょうけど、僕の中でサラダってメインディッシュではないですし、それほど美味しいから毎日でも食べたいわーと思うような代物でもないです。

あの時食べたサラダはおいしかったなーと思い返すほどのサラダに出会ったこともありま

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Perfect Days

Perfect Days

Perfect daysという映画を観た。
ドイツと日本の合作で役所広司さん主演

まとめてみると、Perfect daysとはこのような事だ。

仕事
- 一人でできるルーチンワーク仕事であること。
- 仕事に手を抜かず、誇りを持っている事

好きな趣味がある事
- カセットテープで古いアメリカの曲を聴く事
- 古本屋で一冊100〜200円の小説を買って読む事
- 木漏れ日の写真を毎日撮る事

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インプットでいくら感動してもその人は輝かない。

インプットでいくら感動してもその人は輝かない。

http://kajikenblog.com/?p=3347

このブログを時々読んでおかないと忘れがちなこと。

僕も大好きな、旅行に行くこと、美味しい料理を食べること、感動する映画を観ること等々…

それらは乱暴に言ってしまえば、お金を払えば、誰にでも出来ること。

では、僕は何をアウトプットしているのか…

仕事もアウトプットの一つだろう。

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山歩きという、この上ない豊かな時間

山歩きという、この上ない豊かな時間

山歩きは良い。とても良い。

山登りではない、山歩き。
2時間もあれば登って、尾根を歩いて、降りれるくらいの里山が良い。

木漏れ日溢れる深い茂みの山路を歩くことは何よりデトックス。

たまにすれ違うハイカーと必ず交わすご挨拶も気持ち良い。たまに今日は暑いですねーとか、軽く会話も交わす。

今日は若いカップル2組と、老夫婦が1組。

若いカップルの1組は、女の子の方が慣れてないらしく、かなりしんど

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走ることについて語ること

「ランナーになってくれませんか?と誰かに頼まれて走り始めたわけではない」
村上春樹さんの言葉だ。

今年も多くのトレイルランの大会にエントリーする。

年々体力も落ちてしんどくなるけどこれだけはやめられない。
むしろ、走ることができる健康のありがたみを年々感じる。

なぜ人は走るのか?

この設問にはきっと誰もがうまく答えられないだろう思う。

決して楽しい行為では無いし、むしろ苦しみばかりだし、

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捨てる神あれば、拾う神あり

火曜日にして、もうふらふらである。
何故なら、このところ週末も仕事しているし、今日もクライアントに大切なデモが午前と午後とあり、その準備と本番でで気持ちも張り詰めていたからだ。

今日そのデモがどうにか終わった。
これからさらにプレッシャーのかかるイベントが幾つも控えているにせよ、少なくともその一つは終わったのだ。

デモが終わって、クライアントの方から励ましの言葉をいただいた。

世の中には一定

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村上春樹に会いにいく

村上春樹に会いにいく

村上春樹に会いに行く。

僕が村上春樹の熱狂的なファンだったのはおそらくまだ村上さんがデビューして間もない頃だった。

今までたぶん翻訳を除くすべての小説やエッセイを読んできたけど、近年の作品はあの頃の熱狂とはまた違う穏やかな感覚で読んでいる。

それでも時々、昔の作品を読み返して(あるいはそれは昔のエルトンジョンの曲を聞くみたいに)あの頃の、感覚を味わうことだってできる。

そしてついに僕は、長

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