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さとなおさん

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「〆切が毎日24時にくる」ということの効用(1000日チャレンジ1/3通過)

「〆切が毎日24時にくる」ということの効用(1000日チャレンジ1/3通過)

去年の7月13日から「1000日チャレンジ」をやっていて、おとといで333日になった。ほぼ3分の1まで来たことになる。

始めた当初に自分で決めていた「やること」も、わりと脱落が増えてきた。いま完全に毎日継続しているのは、

・魚介類完全除去
・ラン3キロ
・美術の勉強

の3つ。
これに加えて、当初は予定していなかった

・note連続更新

も、毎日続いている。

もともとは1000日チャレン

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失敗上手

失敗上手

明日の言葉(その33)
いままで生きてきて、自分の刺激としたり糧としたりしてきた言葉があります。それを少しずつ紹介していきます。

「さとうさん・・・動物とより親しくなるために、一番有効な方法はなんだと思いますか?」

ムツゴロウさん(畑正憲さん)に長時間インタビューをしたことがある。
ある企業のサイトのための仕事であった。
月に2~4回。ムツさんを、長ければ10時間ぶっつづけでインタビューした。

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「大変さ」は人と比べるものではない

「大変さ」は人と比べるものではない

数日前、ボクは「鮨職人引退します。【昨日の「ふつう」が今日の「ふつう」にならない時の過ごし方】」という note を読んでちょっと震え、それに感化されて以下の note を書いた。

この note に対して、その方が返歌をくれた。

この中の一文。
別にボクをポジに書いてくれているからピックアップしたのではなく、これを読んで「あー、えーと、なんだっけなぁ」って何かが記憶に引っかかった。

公表ブ

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言葉で伝わるスルー・ザ・コミュニティ

言葉で伝わるスルー・ザ・コミュニティ

こんにちは。ファンベースカンパニーの松田紀子です。

今日は弊社での勉強会の様子をご紹介しますね。

弊社の佐藤尚之が出版した『ファンベース』(ちくま新書)。

これは2年前の2018年2月6日に出版されました。

我々メンバーも、折に触れこの書籍に立ち返りつつお仕事にいそしんでいるわけですが、時代はスピードを増して変化してくため、最新ファンベース事情をアップデートしていく社内勉強会も随時行ってお

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聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(旧約聖書篇2) 〜創世記「天地創造」(アダム誕生以前)

聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(旧約聖書篇2) 〜創世記「天地創造」(アダム誕生以前)

「1000日チャレンジ」でアートを学んでいるのだけど、いわゆる芸術って、旧約聖書や新約聖書、ギリシャ神話などをちゃんと知らないとよく理解できないもの多すぎません? オマージュなんかも含めて。ついでに小説や映画なんかも含めて。
それじゃ人生つまらないので、アートをもっと楽しむためにも聖書や神話を最低限かつ表層的でいいから知っときたい、という思いが強くなり、代表的なエピソードとそれについてのアートを整

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ボクが考えるコミュニティ

ボクが考えるコミュニティ

最近「コミュニティ」という言葉がバズワード的に使われているが、そのほとんどは「プロジェクト」だとボクは思う。

達成したい目的があり、スケジュールがあり、会費などの予算がある。

学習や自己啓発、お金儲けなどの「目的」をもつプロジェクト的集まりを否定するものではまったくない(ボクもひとつ、目的達成型の「さとなおオープンラボ」をやっている)。

ただ、それをコミュニティと呼ぶことに、個人的にどうし

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1/100を作ろう

1/100を作ろう

10年くらい前から、若い人たちにいつも伝えていることがあります。

それは「 1/100(100分の1)をいくつか作るといいよ 」ということ。

ほとんど同じようなことを藤原和博さんも言っていて(たぶんボクと同じころに言い出されたと思う)、その後それを受けてキンコンの西野亮廣さんも言及し話題になりました。

ボクはこの考え方をとても大事にして生きてきたんです。

特にこの「変化の激しい時代」におい

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1/100の作り方について

1/100の作り方について

noteで「とはいえ100分の1って大変だよなぁ」という記事を拝見しました。

ボクの「1/100をつくろう」という記事と「アートの教養を身につけたい3つの理由」という記事を読んで引用していただきました。ありがとうございます。

記事の内容については、それはその通りですね。
大変は大変だし、また、99人の側でいる生き方も全然ありだと思います。

よく誤解されますが、ボクはかなりの面倒くさがりです(

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味噌汁をボク用に作ってくれた渋谷『とんQ』 〜アレルギー対応が嬉しかったレストラン

味噌汁をボク用に作ってくれた渋谷『とんQ』 〜アレルギー対応が嬉しかったレストラン

ある日突然アニサキス・アレルギーになり、アナフィラキシー・ショックで死にかけたボクは、その夜を境にほとんどの魚介類が食べられなくなり、今ではダシやエキスも避けて暮らしている。
外食が最大の趣味で、鮨や魚が大好きだったボクにとって、もう筆舌に尽くしがたい辛さなのだけど、それでもお腹はすくので、昼に夜にレストランに行く。そして「もう二度と外食したくない」と思うくらい対応に傷ついて帰ったりもする(その体

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迷ったら、それはゴミ。

迷ったら、それはゴミ。

明日の言葉(その22)
いままで生きてきて、自分の刺激としたり糧としたりしてきた言葉があります。それを少しずつ紹介していきます。

ボクがまだ20代のころのことだ。
ボクがいた広告クリエイティブ部門(広告制作部門)に新しい室長がやってきた。

200人くらいを統べる上司である。
しかも、まったく違う部門からの横滑りで、ボクたちからするといわゆる「門外漢」かつ「ド素人」、クリエイティブの仕事や現場の

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「いなびかり 北よりすれば 北を見る」

「いなびかり 北よりすれば 北を見る」

明日の言葉(その17)
いままで生きてきて、自分の刺激としたり糧としたりしてきた言葉があります。それを少しずつ紹介していきます。

戦後、俳壇で活躍した橋本多佳子の有名な句である。

この句に出会ったころは、なんかキリリとして格好いい句だけど、特別に何かを感じるということはなかった。

でも、なんとなく気になる句ではあった。

北。
南でも東でも西でもなく、北。
冷たく厳しく、つらいイメージをもつ

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