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【資金調達リリースPR】20億円調達したスマートバンクの舞台裏〜業務委託の私がプロジェクトリードさせてもらった話〜
こんにちは!広報PRを中心にフリーランスで活動している、りんゆう(@yu_hayashi107)と申します。
複業先の1社である「スマートバンク」が、シリーズAで20億円もの資金調達を実施。今回、業務委託という立場ながら、全社として非常に重要な資金調達リリースのプロジェクトリードを担当させてもらいました。
▽プレスリリースはこちら
このnoteでは、スマートバンクの資金調達リリース時にプロジ
RICE: プロダクトマネージャーのためのシンプルな優先順位付け方法
この記事は、下記ブログ”RICE: Simple prioritization for product managers“を、著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載しているものです。
ロードマップを作成する際、優先順位をつけるという作業は常に終わりのない課題です。あなたはまず最初に取り組むことをどのように決めていますか?
新しいアイデアのブレーンストーミング、改善点の発見、そしてフィードバックを得
『インスタグラム』著者によるアップデート
『インスタグラム:野望の果ての真実』の著者、サラ・フライヤー記者による、刊行後のアップデートをお届けします。アメリカでは2021年9月発売のペーパーバック版に収録予定の本稿は、日本語版の校了後に届いたもので、本国に先駆けての公開となります。シストロムが去ったインスタグラムはどこへ向かおうとしているのか? その行く末はわれわれとどう関わるのか? 迫真の6000字論考。NewsPicks記者による日本
もっとみるスタートアップのマーケット論その2: "Why now"指数関数的な変化、技術の変曲点
前の記事に書いたGmail開発者のPaul Buchheitの言葉を再掲します。
(巨大なテック企業になるためには何が必要かと聞かれて)
Google, Netflix, Amazonのようになるために必要なことは、指数関数的な変化の上で事業を行っている事。インテルや初期のマイクロソフトやアップルは"マイクロコンピューターの勃興"という変化の上で事業を行っていた。マイクロコンピューターがなければ
スタートアップのマーケット論その1:「大きなマーケット」とは何か
テックスタートアップのベンチャーキャピタルへのピッチ資料には、チーム、プロダクト、ビジネスモデルなど様々なことが詰め込まれていると思いますが、その中の一つで意味があるのかないのかよくわからないと思われがちなのが「マーケットサイズ」です。
起業家の皆さんはVCに「ちょっとマーケットが小さいなあ」などと言われ、「そしたらちょっと市場規模増やしとくか」と無理やり計算したり関連市場を増やしたり、「これ意
成長するスタートアップで働くとなぜ自分も成長するのか
投資先の採用候補の方とお話することがよくあるのですが、その中で、「A社はプロダクトもしっかりしているように見えるしもう出来上がっている。やはりまだ発展途上な企業のほうが学びも多いし面白いのではないか」と、成長著しいA社に入ることを悩む方によくお会いします。せっかくなので考えを簡単にまとめてみます。
個人的には成長著しいスタートアップでの経験をお勧めしています。成長企業の経験の方が自身の成長に向い
【Shopify】Shopifyアプリの開発基盤を構築した話
はじめまして。フラクタのテクニカルディビジョン所属エンジニアのSho-Gunです。
弊社では、スタートアップ〜成長期のブランド様向けのソリューションとして、Shopifyをご提案させて頂くことが増えてきております。
シンプルで使いやすく、世界で60万店舗展開している実績に裏付けられたシステムの安定性などの特徴があり、ブランドにとって「より自分たちのビジネスに集中できる」点が日本でも徐々に受け入れら
データが必要なサービスを、無理やり作る方法を紹介します(例:マンガ検索「MNM」)
アル(https://alu.jp)というマンガサービスを作っている、けんすうと申します。
最近、マンガ新検索MNMという、イケてるサービスを作りました。
何かというと、マンガを入れると、読んでいる人が同じデータから、「だいたいこのマンガが好きな人はこんなマンガも好き」という、「距離が近いマンガ」を出してくれるというものです。
たとえば、「ドリフターズ」と入れると「HELLSING」「ヨルム
【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書
2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのた
もっとみるシリーズAに向かうシード・スタートアップにおける資金調達のリアル
ジェネシア・ベンチャーズでは、2016年8月末に創業してから現在に至るまで、日本と東南アジアのシードフェーズのスタートアップ約80社に投資してきました。そして、既にその多くがシードステージをクリアし、順調にシリーズA以降へ事業ステージを進めています。
いくつか例を挙げると、日本では、HRBRAIN・助太刀・BizteX・Baseconnect・タイミーなど、東南アジアでは、Docquity・Lu
Moat(モート): スタートアップの競争戦略概論
moat /moʊt/ [名]
(都市・城壁の周囲に掘られた)堀
Moat(モート)とはウォーレンバフェットと盟友のチャーリーマンガーが様々なインタビューで繰り返し繰り返し述べている事業において最も大切な概念です。
僕が投資家として、最も時間と思考を費やしている対象もMoat(モート)です。
バフェット/マンガーにはMoatについてのいくつもの引用がありますが下記の質疑応答の一部がわかりやすい