神里雄大
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Summary of Works and Residencies for "Dear Potential Foreigners"
Yudai Kamisato's theater piece
"Dear Potential Foreigners"
IntroductionThis work is a creation by Yudai Kamisato with local actors and staff during his stay in the place where the piece will be prese
『親愛なる潜在的外国人の皆様へ』作品・滞在制作の概要
はじめにこの作品は作家(神里雄大)が上演地に滞在し、現地俳優およびスタッフとクリエーションを行ない、発表するものである。詳しくは→コンセプトを参照のこと。
2023年7月にブラジル・サンパウロ、9月に那覇、長崎で「試演」として上演し(『東アジアのさようならにまつわる妙な人々』というタイトルだった)、2024年2月9-11日に、ペルー・リマでフェスティバル「テンポラーダ・アルタ」のプログラムとし
New work "Strange People about East Asia's Good-bye" #2
I mentioned in the last article that I would write something about once a month, but I'm already writing it. Because there is a lot of time on my hands right now...
San Francisco International Art Fe
新作『東アジアのさようならにまつわる妙な人々』②
月一くらいと言いながら、もう書いている。というのも、いまとても時間があるから……
San Francisco International Art Festival
今回、ブラジルに行く前に、まずは「San Francisco International Art Festival」を見るためにアメリカ・ サンフランシスコに立ち寄った。アメリカに来るのは約5年ぶり、サンフランシスコはまったくの初め
New work "Strange People about East Asia's Good-bye" #1
Information about the new piece we will perform this year has been released, quietly.
As usual, I will write about this new piece. However, it's obvious that I will stop writing it soon, as usual. Th
新作『東アジアのさようならにまつわる妙な人々』①
ひっそりと、今年やる新作の情報が公開されている。
いつものように新作について書いていこうと思う。けれどもいつものようにすぐに書かなくなると思うので、月一くらいの頻度でやる。。
本当は前の作品(イミグレ怪談)についての所感も書いたほうがいいのだろうけど、なんだか書けない。『イミグレ怪談』は9月頭に久留米で公演をするし、来年以降の上演機会も探っているところだから、たぶんそのうち、(まとめ以外の)
#1 村上のホームラン
村上がシーズン55号のホームランを打って王貞治氏の記録に並んだのを、新作の稽古が終わって家に帰ってきて見た。
今日の稽古は2日目で、出演者の松井周さんとファン心理や「推し」のことについて話していた。
ぼくは中学生のときからヤクルトファンで、
だが演劇を始めたくらいから徐々にその動向を追わなくなり、
球場にもほとんど行かず、誰がチームにいるのかもよくわからなくなっていたから、ずっとファンだったとは
「+51 アビアシオン, サンボルハ」メキシコ・ペルーツアー所感
2年前にこの作品はインドネシアで終わりを迎えたと思っていたので、今回メキシコとペルーでツアーすることになり、当初は時間の経過に戸惑っていたのが本当のところで、出演者だったひとりは俳優そのものをやめてしまっていて、固定の3俳優でずっと上演して回っていたので、ひとりだけ新キャストを迎え入れるというイメージが持てなかった。
そういうわけで、思い切って、総キャストを入れ替えることにしたのだが、集まった俳優