- 運営しているクリエイター
2024年5月の記事一覧
「役者は一日にしてならず」杉良太郎編
杉様ですよ。
私にとっても、大スターの杉様です。
私の一番印象に強いのは「新五捕物帳」。
エンディングテーマの「明日の詩(あしたのうた)」を聴きながらしみじみ涙を拭うほど、子供だった私には刺さる番組でした。
この歌を自分で歌ってみようとして、特にサビの部分
『明日の詩を歌おう』の『歌おう』が、なかなか上手く歌えない。
『う〜た おぉ〜ぉ〜』
なんとも滑らかな歌い方!!!
強すぎず弱すぎず情け深
「役者は1日にしてならず」平泉成編
昭和の中期では、年功序列は当たり前でしたし、学歴によって選別され職場に配置されるということも当たり前だったような気がします。平泉成は高校卒業後すぐに就職した職場で、半年程度しか働かないで辞職してしまいました。なぜならここでは大学をでていなければ出世はできまい、と気付いたからだった。
似たようなことを思った経験がありました。
私も高卒です。
就職して2年経過したのちに同い年の短大卒の後輩が入社。4
「役者は一日にしてならず」前田吟編
春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いております。
「中1の時に、親も兄弟も一切いない独りぼっちになっちゃいましてね」
冒頭からこんな書き出しを目にしただけでグッ…!と来てしまって。
前田吟さんと言えば、寅さんの妹さくらの夫であるヒロシさん。渡る世間は鬼ばかりでは長女弥生の旦那さん。大家族のなかで、振り回されているような、黙々と仕事しているのになんだか妙に報われていない
「役者は一日にしてならず」松方弘樹編
春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いています。
私の知っている松方弘樹さんは天才たけしの元気が出るテレビで笑いながらハンカチで涙を拭いている松方弘樹さんだったため、このインタビューを読み始めて初めて、時代劇の松方弘樹を知りました。
そもそも、《日本一のチャンバラ役者》と讃えられた近衛十四郎の息子という出自があることも存じ上げず、そこからググることになりました。
そし
「役者は一日にしてならず」林与一編
春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読者感想文を書いています。
林与一さんの演技、出演作を私はあまりしっかり拝見したことがなく、ただもちろん存じ上げてはいましたが、今回このインタビューを読んで、林与一さんのことだけでなく師匠の長谷川一夫さんのことも書かれていて、芸能の世界や、演技をするということについて、これほどまでに「お客様の観たいものを演る」という意識の強さや、そのための稽古や勉強
「役者は一日にしてならず」中村敦夫編
春日太一さんの著作「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いています。
中村敦夫さんのイメージは、私にはニュースキャスターの姿しか思い浮かばないのですが、今回このインタビュー記事を読んでみて、非常に面白いと思いました。
私が、この一つ前に書いた夏八木勲さんのインタビューと時代が重なっている部分が幾つかあったのも興味深く思いました。生年月日的には夏八木さんの方が2ヶ月ほど先輩ですが、俳優座養成
「役者は一日にしてならず」夏八木勲編
春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」を読んだ感想を書いています。
私の中での夏八木勲さんは、シブいおっちゃん、怒らせたら怖そう、というイメージで、真っ先に思い浮かんだのは刑事役。どこで見たのか、刑事さんだった気がします。こうして書くとなんだか印象薄そうですけど、とんでもない、夏八木勲と聞いてすぐ顔が目に浮かぶ。
インタビュー記事の冒頭を読み進めてゆくと、将来の確固たる目的もないままに、
「役者は一日にしてならず」千葉真一編
春日太一さんの著書、「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いております。
体操競技でオリンピックを目指していたけれど叶わず、東映に入社。家計を助けるために、
「芸能界なら大金が入る」
それが始まりだったと。
芸能界なら大金が入る…?
私にはまったくそういう発想がありませんでした。今もありません。
千葉真一さんの周りで、芸能界へ入って大金を得た人が実際にいたのかもしれないですね。
私は幼い
「役者は一日にしてならず」平幹二朗編
「自分の言葉で自分を語る事が怖いんです」
いやもう、この言葉だけでズシーーーンと心に響くものがありました。
自分の言葉で自分を語る事が怖い。
あぁわかるなぁ、そういう気持ちあるなぁ、と思いました。
内気な子供だったという平幹二朗さん、
俳優ではなく、映画監督になりたかったそうで。
でも映画監督を目指して入った養成所で活動するうちに舞台経験が増えて。
「どんな役でも一生懸命やらなければならない
「役者は一日にしてならず」=まずは、読破しようと決意。
私はとにかく気持ちの切り替わりが速いので、一冊の本をなかなか読破できない。
読みかけの本がたくさんある。
先日購入した「役者は一日にしてならず」が、まだ読破できていないうちから、またほかの本を買ってしまった。しかし、この本は絶対読破しよう、だから今から気合いを入れて、読んで→感想文→読んで→感想文→読破、に挑戦しようではないか。
そして、新しく買った本に、気持ちよく入るほうが絶対良い。
既に過