続・時代劇レヴュー㉞:江戸城大乱(1991年)

タイトル:江戸城大乱

上映時期:1991年12月

製作・配給:東映、フジテレビ(製作)・東映(配給)

主演(役名):松方弘樹(酒井雅楽頭忠清)

原案:桂木薫

脚本:高田宏治

1991年に東映とフジテレビが製作した大型時代劇映画で、派手なアクションを売りにした昔ながらのテイストの東映時代劇としては、2020年5月現在、これが事実上最後の作品と言える。

四代将軍徳川家綱の跡目問題をめぐる

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続・時代劇レヴュー㉝:「遠山の金さん」あれこれ

今回は割と雑然とした話。

これまでこのレヴューで扱ってきた作品は、大河ドラマを始めとする史実をベースにした作品が多かったが、「時代劇」として一般に連想されるのは、「時代小説」を原作とした所謂「チャンバラ時代劇」作品ではないであろうか。

柴田錬三郎原作の「眠狂四郎」シリーズは過去に何度かこちらでも取り上げたが、例えば他にも、佐々木味津三原作の「旗本退屈男」シリーズであったり、林不忘原作の「丹下左

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徳川家綱の跡目相続に巻き込まれた「バイキング」司会者・・・の話

最近は暇なのでワイドショーを見る機会が増えました。

フジテレビの「バイキング」のMC・坂上忍さんが子役出身だと知る若い人はどのくらいいるのだろうか?

そんな坂上忍さんが24歳の時に出演していた時代劇「江戸城大乱」の軽いあらすじを書いていきます。

「江戸城大乱」は徳川4代将軍の家綱の跡目相続時に起こったゴタゴタを描いた作品です。

坂上さんは後に跡を次ぐ5代将軍の綱吉役です。

病気にかかった

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続・時代劇レヴュー②:「赤穂浪士」あれこれ

「忠臣蔵」つながりで引き続き。

大佛次郎の代表的長編にして忠臣蔵文学の金字塔と言うべき『赤穂浪士』は、歴代最高視聴率を叩き出した大河ドラマの第二作「赤穂浪士」(1964年)を始め、過去に数え切れないほど映像化されている。

その中で、私自身が実際に見たことのある映画二作品と、テレビドラマ一作品をまとめて紹介したい。

まず映画二作品の方であるが、どちらも東映がオールスターキャストで製作した映画で

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続・時代劇レヴュー①:大忠臣蔵(1994年)

・はじめに

マガジン「時代劇レヴュー」の記事が、当初の見込みを超えてかなりの数になってしまったので、新たにマガジンを作りました。

以降、通し番号をリセットして書いていきますが、基本的に「時代劇レヴュー」の続きで、51番目の作品から順次書いていくと考えてください。

「時代劇レヴュー」で最初に書いた記事が忠臣蔵だったので、このマガジンの最初の記事も忠臣蔵を題材にした作品にしたいと思います。

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時代劇レヴュー㊾:徳川家康(1988年)他

タイトル:徳川家康

放送時期:1988年1月1日

放送局など:TBS

主演(役名):松方弘樹(徳川家康)

原案・脚本:高田宏治

TBSがかつて毎年元日の放送していた「新春時代劇」の第二弾で、徳川家康の生涯のうち、桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまでを描いた作品である。

巨額の予算が投入されて、関ヶ原の戦いなどの合戦シーンも大掛かりに作られ、キャストも主演の松方弘樹を始め、緒形拳(演・豊臣秀

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時代劇レヴュー㉒:柳生一族の陰謀(1978年)、真田幸村の謀略(1979年)

最近Amazonのプライムビデオで見た時代劇映画二作品の感想をまとめて。

タイトル:①柳生一族の陰謀 ②真田幸村の謀略

放送時期:①1978年 ②1979年

製作会社・配給:東映

主演(役名):①萬屋錦之介(柳生宗矩)、千葉真一(柳生十兵衛) 

       ②松方弘樹(真田幸村=信繁)

脚本:① 野上龍雄、松田寛夫、深作欣二 

   ②笠原和夫、松本功、田中陽造、中島貞夫

両作品

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考えるということ。①

あらじゃい。

自慢をするわけではないんだけど、僕は昔から、"物事を難しく考えていた方"だと思う。

物事のジャンルは問わないんだけど、何で?と疑問に思った途端、"知りたい"という探究心が沸いてきて、自己解決をするまで考え抜くという癖がある。

なので、昔から勘違いや誤解をうむ態度や言葉遣いが多かったりと、恐らく人一倍、日常生活において苦労を強いられていたように今は思う。

こと自分の

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ありがとうございます(^^)
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素晴らしき迷惑メールの世界 ~有名人の松方さんからのメール

※2013年に書かれたものです。予めご了承くださいませ・・・

■なぜひとは有名人からメールが来てしまうのか

 普段皆さんが生活していくにあたって、様々な人とメールでやり取りしていることと思います。特に仕事ではもうメールは無くてはならないものでもありますね。
 そんな切っても切れない存在であるメールですが、中には来て欲しくないものもたくさんあります。いや、そういうものほどたくさん来てしまいます。

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ありがとうございます!感謝いたします!!
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パピヨン

「パピヨン」観た時の絶望感って一般人に与えていい量じゃないっていうか、苦痛すぎて映画を観終えた後、観るタイプの拷問かなって思ったし、塀の外で生きられるってなんて素晴らしいんだろう、みたいなよくわかんない気持ちになったよね。

だからリメイク版公開って聞いても、あんな辛い映画を何で二度も観なきゃいけないのって感じだし、「パピヨン」って言葉を聞いただけでスティーブマックイーンの白髪頭を思い出して、ウッ

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来世で会おう
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