優木ごまヲ/カクエキテイシヤ
うつ病闘病経験に基づいた記事をまとめています。
わたしは東日本で生まれ育ちました。 三年前、西日本の中でも四国に位置する香川県へ引っ越してきたことによって、これまで当たり前だと思ってきた身の回りのもの、例えば、草花にしても、食べ物にしても、習俗にしても、それらがこれまでとは全く別の一面を見せる場面が増えたように感じました。 それは、趣味のひとつである俳句の「季語」のとらえ方に関しても同様でした。ふるさとへの目線も変化した気がします。 これら驚きの数々を、「移住歳時記」というエッセイ集のかたちであらわせないか
10/20 10/21 10/22
この前とあるSNSで「ZINEはもうオワコン(終わったコンテンツ)」という投稿を見てしまった。 ええっ、もう？ 最初に「●●はもう終わった」と言うと最先端ぽくなるけど。 みんなが関心を持ち始めたものを好きでいつづけるのは野暮ったい、という感覚は分かるけど。 うむ、そうか。もうそんな時期なのか。 ZINE(ジン)とは、とGoogle検索するとAIが答えてくれた。すごい時代になったもんだ。 19世紀後半から20世紀初頭のアメリカが発祥とされ、黒人による文学、SF、パン
1日1記事だった頃の日記のアーカイブです。 2/25 早起きして岡山のZINEスタジアムへ。スーツケースで行ったので海外旅行へいくようだったが、瀬戸内海を渡るのである意味海外か。往路は雨でキツかった。岡山は寒い。キムラヤのパンを買い路面電車で会場へ。文フリ東京に比べ年齢層が幅広く、購入して下さった方々と話ができた気がする。 2/26 義理の実家から苺が届いていた!果物は高めなので有難い。昨日お土産に頂いた枚方のもっちり鯛焼きが美味しい。洗濯、買い物。鯛や地物の牡蠣
河出文庫に入っている、江國香織による現代語訳版『更級日記』を読んだ。 老境にさしかかった筆者が、源氏物語に憧れていた少女から書き起こし、物語にうつつを抜かしてきたことへの後悔と仏門への目覚めまでを綴った、900年以上も昔の日記文学だ。 「転勤族」の父親の娘として関東に生まれた少女の「移動」「上京」の物語として手に取ったのだが、通読してみて、いつの間にか「大都会に夢を託して生きてきたものの、本当に大事なことを見逃していたんじゃないかと気付く女性(わたし)の物語」として読んで
1日1記事だった頃の日記のアーカイブです。 2/18 洗濯後綾川町へ。あたたかい一日。燕目撃。ドラッグストアでパン購入。滝宮の念仏踊を推しまくる新しい生涯学習センター見る。ヤドン公園で昼食後イオンモールへ。くまなく見る。本屋でアウトレット本購入。帰宅後長めの自由時間があったため、久しぶりにゆっくり読書。味噌汁、卵焼き作る。 2/19 歯科で定期検診。NHK俳句、短歌投稿間に合う。帰宅後、二日連続のショッピングモールへ。お昼に八宝菜ご飯、棒餃子、棒々鶏サラダなど。1
10代、20代の頃は陶器が苦手だった。 家族から「プレゼントに食器をあげる」と言われても「陶器はいや、漆器にしてほしい」と頼み、木のお椀をもらった。 デパートなどで食器売場を通りかかった時は、ドキドキビクビクしながら歩いた。 なぜそこまで敬遠していたのかというと、割れるからだ。 一度割れた陶器は元には戻らない。 金継ぎという方法もあるけれど、過去にタイムスリップできる訳ではない。 嫌な思いをしたくない。 傷つきたくない。 失敗したくない。 いつの頃からか、そ
共働き家庭が増えている、というニュースを見かけるたびにモヤッとするようになった。 本当は喜ばしいニュースのはずなのに。 自分は働けていない、というコンプレックス。 とはいえ、女性の負担が大きいのはあんまり変わっていないよね…？という疑問もありつつ。 体調を崩すと「なぜわたしは主婦のままなのか」という悩みを反芻するようになってしまった。 家族から責められる訳でも、早く働けと頻繁に急かされる訳でもない(そう、少なくとも頻繁にではない)。 しかし、苦しい。 SNSで「
例えば、の話をしよう。 あなたは今、喫茶店で本を読んでいる。一時間後、きりのいいところまで読み終わったあなたはスマホを開き、家にいるはずの家族にLINEする。「そろそろ帰るよ」。そして会計を済ませ、店の外に出る。駅で電車に乗り、五分ほど揺られて帰る。家の最寄り駅のスーパーで、切らしていた牛乳を買う。会計を待ちながらスマホを開くと、家族に送ったメッセージは既読がついていない。出掛けているんだろうか。会計を済ませ帰路につく。十分ほど歩き、自宅到着。鍵を出して開ける。「ただ
1日1記事だった頃の日記のアーカイブです。 2/11 梅見、野鳥観察。公園でおやつ。カラスは細い木の枝を折ろうと奮闘中。資源ごみ廃棄、本返却。檀一男レシピ集『檀流クッキング』(長男の嫁の檀晴子氏は絵本『お月さまたべちゃった？』著者)に谷崎潤一郎の作り方として柿の葉寿司が掲載されていた。最近インスタのストーリー機能が楽しい。 2/12 洗濯、買い物。家族が花粉症のため室内干しも。書類整理。子供の相手をしつつ少し読書。古本の短歌雑誌などを子供に邪魔されながらも少しずつ
1日1記事だった頃の日記のアーカイブです。 2/4 立春。洗濯。午後燦庫で開催の「休みの集い」へ。大変盛り上がっている。DJって面白い仕事だ。無心で古本購入、フリーペーパー頂く。クラフトコーラが売切だったので次回があれば飲みたい。三階は内装の一部が和室っぽくて面白かった。子連れだと少し機動力が落ちたが楽しいイベントだった。 2/5 午後用事のあと外出。岡山の万歩書店へ。本館のみだが噂通りの大量の古本に圧倒される。懐かしい本にも沢山出会った。ここでもまた昨日と同様無
深夜にふと目が覚めることがある。 枕の下にスマートフォンがあるけれど、取り出して確認することはしない。夜中に目が覚めた時に時間を確認すると、その後も同じ時刻に起きるようになってしまうと聞いたことがあるからだ(個人的にはかなり当たっていると思う)。 暗闇に目を慣らしながら、今が何時頃なのか推測してみる。 カラスの鳴き声が聞こえていれば、午前四時前後。地震が起きる前触れでもない限り、それより前に鳥は鳴かない。 待ちが静まり返っているところをみると、午前二時か三時といったと
10/13 朝から家族のイライラの影響を受け、暗い気持ちになる。家にいるのに家のことをちゃんとしておかない、みたいな言動は、毎日家にいる人がいるとどうしても出てきてしまうものなんだろうか。もどかしい。こういう時、家庭内で祖母や母が辿った道は辿りたくない、と強く思う。 空気清浄機の交換部品を買う。今日も寝室の掃除、布団干し。寝室掃除はもう毎日やろう。…こうやって、そうなっていくのか。 少し出品作業。仕事と思ってサクサクやる。そのあと、子供と散歩がてら発送へ。大人の足ならものの2
1日1記事だった頃の日記のアーカイブです。 1/28 若干二日酔い気味。喫茶店二軒はしご。最初の店で地震。二軒目でカフェラテをテイクアウト。様々な事を思い返しながら懐かしい道を駅までゆっくり歩く。都会にいるとは思えぬ時間。かつてこういう時間はあまり取らなかったなと。東京駅でヤンマーのお米展示見学、牛タンねぎし、お土産買う。 1/29 リュックサックで東京を歩き回っていたせいでひどい肩凝り。エレキバンを貼る。本当につらい。久しぶりに子供の相手。夕方少し出掛けられた。
1日1記事だった頃の日記のアーカイブです。 1月の日記なのですが読んでくださる方が割といらっしゃるようで、ありがとうございます。 1/21 「語学の日」と決めてSpotifyで中国語に関するアルバム、Podcastを再生したり、中国アイドルに関する雑誌記事を読んだり、pvのメイキングを見たりする。学生時代の勉強レベルには程遠いが久しぶりに楽しかった。高野豆腐パウダー入りハンバーグ失敗。明日煮込もうと思う。 1/22 今日は短歌day。見逃し配信の講座やPodcas
こちらの「道草の家のWSマガジン」に初めて投稿しました!「ネコ番組」というエッセイを書いています。よろしければご覧ください。
