職場の備蓄品の入れ替え作業があり、既存のそれらを東北地方のフードバンク活動団体に寄贈するにあたって、チャーター便を1台手配した。 搬出するのは、1箱12kgの荷物を10…
ここのところ、充実していると言えばそうだけれど、マンネリ化していると言えばそうだ。 仕事は相変わらず、退屈だ。長年、率先垂範して成果を出してきた身としては、いま…
最近の女性ファッション誌ときたら、表紙に男性の人気俳優やアイドルグループを起用することが着実に増えているなと感じる。 雑誌のタイトルはこれまでと変わらないのに、…
“繊細さん” とか “HSP” とか、診断されたことはないし、そのことについてよく知らないけれども、私は細かいことによく気づいてしまうほうだと思う。 自分で言うのも何…
学生の頃、自分は40歳まで生きればいいや、と、漠然と思っていた。 家庭は比較的厳しく、学力は低空飛行で優秀な姉と比較され、好きな人には振り向いてもらえず、何かと卑…
混沌とした時代の中で、自分はどうありたいか。 どのように生きていきたいか。 これまで考えたことがなかったわけではないけれど、なかなかポジティブ思考になれない私に…
先日、部屋の整理をしていると、昨年末に会社から渡された社員持株会の配当金等支払通知書が出てきた。 持株会に入って今年でちょうど20年になる。 これまでは忙しさもあ…
ここ数年、ベテラン社員の退職が目立つ。 終身雇用の考えが薄まり転職が当たり前になった現代、若年層社員の退職はさほど驚くこともないけれど、当社では勤続30年以上のベ…
私の働く職場では、フリーアドレス(固定席がない)スタイルを導入しており、毎朝、出社した人からその好みによって座席が埋まっていく。 「どこに座っても良い」というル…
終業後、気力がある時はできるだけ寄り道をすることにしている。 自宅に帰りたくないわけではなくて、いまの自分には、世の中の広さを街中でもっと視覚的に味わったほうが…
未来のことを考えない 過去のことを振り返らない いまを 目の前を生きる それをあらためて意識するまで これから先の日々に不安しかなく これまでの思い出を慰めにし まる…
あなたは 私のことが大嫌いかもしれません まるで裏切るかようなやり方をした私を 恨んでいるかもしれません でも私は あなたの立場を守るための 選択をしたと思っていま…
「人間不信」とでもいうのだろうか。 私はいま、職場で何かと疑ってしまう日々が続いている。 ウソをつかれているのではないか。 除け者にされているのではないか。 して…
新しい年になり、一カ月が経とうとしている。 年が明けたらすぐに心を入れ替えられる——そう思っていたのに、私の仕事への執着心は想像以上に強かった。 大好きだった広…
意を決して行った社内懇親会のディナーで、貧血になり倒れてしまった。 その懇親会は2カ月も前から予定が組まれていたし、経営層も出席するし、ラグジュアリーホテルのデ…
Juniper Berry
2023年9月23日 08:45
職場の備蓄品の入れ替え作業があり、既存のそれらを東北地方のフードバンク活動団体に寄贈するにあたって、チャーター便を1台手配した。搬出するのは、1箱12kgの荷物を100箱。直前にかかってきた電話の「これから集荷に向かいますんで〜」の声は男性で、「何名でいらっしゃいますか?」の問いには「オレ1人っす〜」。確実にチャラそうなノリだったことと、重量のある100箱もの荷作業なのに1人?という点で
2023年9月13日 02:22
ここのところ、充実していると言えばそうだけれど、マンネリ化していると言えばそうだ。仕事は相変わらず、退屈だ。長年、率先垂範して成果を出してきた身としては、いまの部では自己成長につながるような業務もなく、消化不良気味が続いている。自分の至らなさで逃げた(異動した)わけではないのに、結果的にはドロップアウトということになっているのが、悔しいままだ。「いまはこれでいいんだ」と宥める自分と、「
2023年8月24日 07:05
最近の女性ファッション誌ときたら、表紙に男性の人気俳優やアイドルグループを起用することが着実に増えているなと感じる。雑誌のタイトルはこれまでと変わらないのに、視覚的に一瞬、脳が戸惑う。さらには、最近流行っている “推しメン” とやらを意識してのことなのか、各誌はこぞって若手男性タレントのインタビュー特集とか、売り出し広告的な記事で紹介する。女性誌の紙面に男性が登場することがおかしいわけ
2023年8月22日 08:18
“繊細さん” とか “HSP” とか、診断されたことはないし、そのことについてよく知らないけれども、私は細かいことによく気づいてしまうほうだと思う。自分で言うのも何だが、気配りもでき、そこまでやるかというほど丁寧に対応する。むしろそれだけが取り柄でもある。先々のことを見越して入念に準備する。相手の思惑を察知し、違わぬように立ち回る。ただ、おかしいと感じたことに、じっと黙ってはいない
2023年7月27日 00:35
学生の頃、自分は40歳まで生きればいいや、と、漠然と思っていた。家庭は比較的厳しく、学力は低空飛行で優秀な姉と比較され、好きな人には振り向いてもらえず、何かと卑屈になっていた少女時代。未来に期待も希望も見出せなかった。そんな私でも、ただただ運だけは良く、高校受験でも大学受験でも適度な第一志望校に合格でき、就職活動もさほど苦労せずして中堅商社に入社。能(脳)はなくとも体力と健康のおかげでバリ
2023年5月12日 02:00
混沌とした時代の中で、自分はどうありたいか。どのように生きていきたいか。これまで考えたことがなかったわけではないけれど、なかなかポジティブ思考になれない私にとって、このテーマは難題であるように思う。“ここに住みたい” と前から望んでいた地域の住人になれて、程々の仕事量(むしろ少ないくらい)で定時に退勤できるようになれて、やってみたかったことを実行できるようになれて。振り返れば数年前か
2023年4月20日 23:40
先日、部屋の整理をしていると、昨年末に会社から渡された社員持株会の配当金等支払通知書が出てきた。持株会に入って今年でちょうど20年になる。これまでは忙しさもあって、定期的に発行されるこの通知書を受け取ってもそのまま放置していたため、中身をほとんど気にかけていなかった。けれど、今回よくよく見ると、かなりの株数が積み上がっていた。何度、見直したことか。これらをまとめて引き出し、社員株主と
2023年4月17日 15:40
ここ数年、ベテラン社員の退職が目立つ。終身雇用の考えが薄まり転職が当たり前になった現代、若年層社員の退職はさほど驚くこともないけれど、当社では勤続30年以上のベテラン社員が突然退職するケースも増えており、社内に衝撃が走ることも少なくない。先月も、営業部門にて順当に昇進していた50代後半の統括部長Mさんが、4月からの組織図では二階級降格になっており、それを知った直後くらいに、同僚からMさんが
2023年4月14日 12:48
私の働く職場では、フリーアドレス(固定席がない)スタイルを導入しており、毎朝、出社した人からその好みによって座席が埋まっていく。「どこに座っても良い」というルールなので、早めに出社している私は大きな窓を背にズラっと並ぶ執行役員席の目の前、しかもフロアのカドにあたる席に座るようにしている。固定席であれば、部長クラスが座るような、いわゆる「上座」だ。以前は広報媒体の編集業務が多かったため、複合
2023年4月13日 12:35
終業後、気力がある時はできるだけ寄り道をすることにしている。自宅に帰りたくないわけではなくて、いまの自分には、世の中の広さを街中でもっと視覚的に味わったほうがよいと思うからだ。東京・大手町が乗換駅である私は、平日18:00、地下鉄大手町駅の雑踏に紛れながら、前方から左右からあらゆる方向に行き来する人々を交わしながら、歩く。そうすると、世の中にはいろいろな人がいるんだと感じることができる
2023年3月21日 00:20
未来のことを考えない過去のことを振り返らないいまを目の前を生きるそれをあらためて意識するまでこれから先の日々に不安しかなくこれまでの思い出を慰めにしまるで壺の中にハマってしまったように動けなくなっていた先日すがるように訪ねた某寺院にて法話を拝聴した「即今只今」という禅語だったこの世は思い通りにいかないことばかりだからといって過去に戻ってやり直すことも未来に
2023年3月14日 23:33
あなたは私のことが大嫌いかもしれませんまるで裏切るかようなやり方をした私を恨んでいるかもしれませんでも私はあなたの立場を守るための選択をしたと思っていますあなたをハラスメントで訴えたらあなたはいまの立場では居られなくなりプライドも深く傷ついたことでしょう私が病んだようにすることで私がずるい逃げ方をしたようにすることであなたは今の立場を維持することができたのですど
2023年3月3日 12:41
【本日の一句】まどろみて 目覚めし針は日を越えず夜ごとに夢の糸口探る
2023年2月8日 01:29
「人間不信」とでもいうのだろうか。私はいま、職場で何かと疑ってしまう日々が続いている。ウソをつかれているのではないか。除け者にされているのではないか。してやられたのではないか。 自分で言うのも何だけれど、それがもう、病的なのである。これまでにも何度か記しているが、私は入社して二十数年間、仕事大好き人間で過ごしてきて、近年は自部門の業務のみならず会社の周年行事や社史制作まで主導し
2023年1月31日 01:32
新しい年になり、一カ月が経とうとしている。年が明けたらすぐに心を入れ替えられる——そう思っていたのに、私の仕事への執着心は想像以上に強かった。大好きだった広報の仕事。不本意に離れなければならなくなったことが、いまだに悔しくてたまらない。なぜ私が逃げなくちゃならないのかと、何度も心の中で叫び、もがく日々が続いていた。私はハラスメントを受けたほうなのだ。広報担当として多くの役職員に認
2022年12月1日 01:01
意を決して行った社内懇親会のディナーで、貧血になり倒れてしまった。その懇親会は2カ月も前から予定が組まれていたし、経営層も出席するし、ラグジュアリーホテルのディナービュッフェはWEBサイトでメニューを眺めるだけでも楽しみだった。——メンタルが、悪化するまでは。懇親会の前日まで行くか行くまいか迷い、私の状況を知る人事部長も「やめておいたら?」と言ってくれていたけれど、ここは大人らしく大人