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中学受験_サピックス 算数の復習はこうやってました(家庭学習)

サピックスに通い、開成、渋幕に合格しました。中学生活が始まり2週間ほどが経過しました。勉強スケジュールを立てるのが私の一番の仕事でした。勉強スケジュールや復習について取り組んだ事を書いてみたいと思います。

・・・

0、サピックス算数の概要

特徴は、4回チェックするポイントがあるという事だと思います。
最初のチェックのKTT(基礎力定着テスト)でつまずいていたら、その後もかならずつまずくので、KTTの点数でその後のテストなどの成績が予想がつきます。
なので、各週の単元の確認テストである「KTT」や「DC」でしっかり点数を取ることがまず一番重要だと思います。


(予習はせず)
●「授業で新たな単元を学ぶ」


●「復習、宿題をやる」

●「基礎力定着テスト(※2回チェック)」
各単元で2回確認テストがあります。
先週習った内容が理解できているのか、復習や宿題がしっかりできているのかをチェックするテストです。復習、宿題ができていれば満点が取れる内容です。

●「DCテスト(※1回チェック)」
各単元で1回テストがあります。
こちらも、復習、宿題ができていれば満点が取れる内容です。

●「マンスリーテスト、復習テスト(範囲あり)(※1回チェック)」
月に一度の範囲ありテスト。範囲があるので、その範囲をしっかり理解できていれば150点中100点前後(Aレベル)は取れる内容の出題です。
(下記 >>コベツバの講評 を参照下さい。)




●「組分けテスト(範囲なし)」
範囲がないので、対策はしませんが、時間が立ってできなくなった問題の洗い出しに最適です。

サピックスでは一つの単元に対して、KTT2回、DC1回の合計3回の小テストが実施されるカリキュラムで手厚いです。
この3回でしっかり得点できているかがとても重要な気がします。
息子はだいたい9割以上という感じで、しっかり復習ができていました。
復習がしっかりできていない時は、7割くらいの得点でした。
すかさずその単元の間違えたままの問題をやり直しました。



1、平常授業の復習。塾の算数の復習方法。

まずはメインの勉強となる、平常授業の塾の復習についてです。
予習は効率が悪いのでやったことは一度もありません。
(サピックスは事前にテキストが配られないので強制的に予習できないシステムです。)

塾で習った翌日に、習ったことの復習と授業の間違え直しをやってました。
そして、1週間後の授業までに間違えた問題をできるようになるまで何度も繰り返すだけです。

できる問題を何度もやるのは意味がなく非常に効率が悪いと思います。
できない問題、できたけど時間が経つと怪しそうな問題だけを取り組むようにして、無駄な時間を使わないように気をつけていました。

何が○で何が×なのかの仕分けをしっかりやることが我が家の勉強のスタート地点という感じです。

息子は寝不足になるとまったく勉強に集中できなくなるので、塾のある日に帰ってきてから勉強することはありませんでした
6年の9月以降は、土特から帰ってきた日に1時間くらい勉強する事はありました。

算数はサピックスのテキスト以外で取り組んだのは、3年間で1冊のみ
工夫が必要な計算を学ぶ参考書1冊「計算名人免許皆伝」のみをやりました。
サピックスのテキストをしっかり定着することだけに必死でした。


算数の復習スケジュール

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1日目:塾で習う

2日目:塾の授業でやった問題の間違え直し、テスト直しをする

3日目:習った内容の※演習問題をやる1 ←全体の1/3程度_7-8問くらい?
(※演習問題:冊子になっているデイリーサピックス)

4日目:習った内容の※演習問題をやる2 ←全体の1/3程度

5日目:習った内容の※演習問題をやる3 ←全体の1/3程度

6日目:演習問題で間違えた問題だけをもう一度解き直す。定着をはかる。

7日目:塾の確認テストで満点を目指す(基礎力定着テスト、DCテスト)
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大切にしていた事は、次の5点くらいです。
・授業の翌日に習った内容をもう一度すぐにおさらいする事。
・授業の翌日にテストの間違え直しをすぐにやる事。
・演習問題は一気にやらずに、2-3分割ぐらいして取り組む。
・間違えた問題だけを再度復習して定着しているのか確認。
・基礎力定着テスト、DCテストは満点か9割くらい取れるように前日にまだ間違えている問題を解き直す。

→授業の翌週の小テストで9割以上を取り続けることが目先の一番の目標でした。
これができていれば1ヶ月くらいの範囲のマンスリーでも安定して150点中100点前後は取れる感じではないでしょうか。
これができていなければ、人は忘れる生き物なので、日々の学習内容の定着が甘くなり、マンスリーテストの結果も悪くなる流れになるのかなと思います。



2、算数のテスト対策 塾のテスト対策の方法

マンスリーテストや、復習テストなどの範囲ありテストの場合は、2週間前から通常の復習に加えて、対策をしていました。

範囲はだいたい授業4-5回分なので、デイリーサピックス4-5冊分となります。
1冊だいたい20問程度なので、全部で80-100問です。
この約100問が算数のテスト範囲です。
わかりやすいので、取り組みやすいかったです。

このデイリーサピックスは私の中では神テキストで、受験で出題されるいわゆる典型題の良問がそろっていると思います。

息子を見ていて、個人的な感覚ですが、デイリーサピックスが8-9割できていれば、受験本番でもサピックス偏差値60(早稲田など)くらいまでの学校の算数は問題なく対応できる実力がついているという感覚です。


テスト前の勉強方法は、一言で言うと

デイリーサピックスで間違えている問題を全部できるようにする!

以上です。


あとは、基礎力定着テストや、DCテストで間違えた問題と同じ数値替えの問題がデイリーサピックスにあるので、デイリーサピックスの方にしっかり間違えた印をつけておきテスト前の間違えた問題の一つとしてカウントして取り組みました。


デイリーサピックスでは正解していたのに、基礎力定着テストやDCテストで間違えているという事は、定着していなかったという事なので、これができれば成績がアップする大切な問題ということ。


具体的な取り組み方
・範囲分のデイリーサピックス5冊の間違えた問題数を数える。

・例) 間違えた問題の数が全部で40問あった

・平日の勉強スケジュールに、8問くらい取り組む時間を5日間くらいにわけて作る。
(8問×5日間=40問)

・例) 40問中間違えた問題が20問あった。←定着していなかった問題達

・20問を再度やり直す。たぶんテストの2-3日前になりますが、とにかく時間を作って、粘り強く定着していない問題を潰していきます。

テストの結果は、その範囲のデイリーサピックスの出来具合に比例するので、しっかり取り組んで間違えが潰せていたら、サピックス偏差値60前後だと思います。



勉強する際は、時間も常に意識するようにしていました。
あーどもないこーでもないと考える時間は大切ですが、ある程度、標準的な典型題であれば、最大7分でできなければすぐに答えを見て、解説を読んで理解するようにしていました。
↓こちらのタイマーは我が家に2台ありますが、とても活躍しました。



あとは全教科ですが、一気にやらないようにしていました。
分割して、2週間でまんべんなく取り組むことで、短期記憶から長期記憶へと定着を促す目的です。忘却曲線を意識です。
↓忘却曲線については、こちらにも記事を書いています


あとは、コベツバのコラムやコベツバのYouTube動画をすごく参考にしていました。


🍎  おすすめの参考書(時期:5年の後半 〜 6年前半?)
↓twitterで紹介されているのを見て、5年の12月くらいに取り組みました。
独特な工夫が必要な計算方法を一通り学べる良書でした。
結構、難しいです。



★全教科対象_効率的な勉強について★
忘却曲線のついて、保護者向けにより受験の具体的な勉強での取り組み方について買いてあります。
クリックして試し読みができますので、そこだけ読んでも十分為になることが書いています!


↓5年生の全テスト結果一覧はこちらです。


↓こちらの本はテーマを体系的に説明してくれているので、とても勉強になりました。
息子ともちょこちょこ一緒に読んで、このテーマはもう読んだ!これはまだ読んでないかも!みたいな感じで確認していました。


以上、読んで頂きありがとうございました。
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>>息子の成績アップのサイクル_算数
>>5〜6年生前半でやった「算数」の勉強方法
>>中学受験の算数特化のオンライン塾「コベツバ」について
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