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#書店
書店であった嘘のような本当の話⑩CMの撮影ですか?
6年間、契約社員として勤めた書店は、行列ができることで有名でした。初めて来店し、その行列を見たお客様は非常に驚かれます。
何がそんなにすごいのかって、①カウンターと②カウンターの行列が、くっついて交差したり、折り返したりするんです。①と②のカウンターは、そこそこ離れているにも関わらず、です。しかも、東日本大震災の直後はお客様が殺到したので、「最後尾」というプラカードが2枚出現するほどでした。
書店員でもないのに、店頭で「おもしろい本はありますか?」と聞かれた日
その日私は28歳の娘とふたり、取り寄せしておいた本を受け取りに行ったデパートの書店の文庫売場で、本についてああでもない、こうでもないと話しながら棚を物色していました。
その時娘の1歳の子どもはパパとお留守番ですが、自宅でお昼を済ませたら娘と合流し、家族3人で出かけるため、私と娘はこの日
「10時開店と同時に書店、11時に飲食店がオープンしたらすぐに早めのランチ、12時過ぎには駅で解散」
ほしのたに文庫との出会い。そして応援のためのメンバーシップをはじめます。
さわやかな秋の日、日曜の昼下がり。
最寄りの小田急小田原線座間駅からの道。大きな一戸建ての広い敷地内にあるその蔵で、なにやら楽しげな幟がはためいているのを見つけ、吸い寄せられるようにたどり着きました。忘れもしない2022年10月16日(日)。
それが、私と「ほしのたに文庫」との出会いでした。
換気のためでしょう、半開きになっているドアからおそるおそる
「こんにちは~」
と声をかけると、同世代
書店であった嘘のような本当の話⑤POPの女王になれずとも
shinku|読書ヒーリングさんのこの投稿を読ませていただき、思い出したこと。
はじめて勤務した町の小さな書店で、私はジャンル担当を持っていなかった。
県道沿いの広い駐車場のある路面店で、お店の広さは約70坪。社員は年上の男性店長と若いおぼっちゃんのふたり。私以外にも週3~4のパートがふたり、大学生のアルバイトが2~3人。
週4のパートに任せてもらえるほどの仕事量はなく、朝の雑誌出しの担当は
書店であった嘘のような本当の話②問い合わせラビリンス
書店で、探している本を店員さんにたずねて探してもらう時。皆さんはどうしますか?
タイトル、出版社、著者、ISBN。書籍、雑誌を探し当てる情報を全て持った上でたずねる人は稀です。
鉄道の通っていないある市に新しくショッピングモールができたのはいつだったか?そのモールにテナントとして入ったB書店は、100坪ほどのバランスの良いお店でした。オープニングスタッフとして採用された私を待ち受けていたのは、