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#推薦図書
「人生初のシェア型書店」で出会った2冊
心地良い空間でした。
直木賞作家・今村翔吾さんが、神保町にオープンしたシェア型書店「ほんまる」です。先日行ってきました。
シェア型書店へ足を踏み入れるのは初めての経験。ひとつひとつの棚をじっくり眺めました。
時代小説、純文学、ミステリィ、ビジネス書、歴史書、絵本、料理書、旅行書、写真集、アート関連、コミック……想像していたよりも多様なジャンルの本が置かれていました。版元は大きい会社もあるし初
「連休明けのだるい自分」にオススメの一冊
GWも終盤ですね。
前半に3連休、そして3日間の平日を挟んで4連休。これぐらいがバランス的にちょうどいいかもしれません。
大型連休明けに元のスケジュールへ戻って動くことは、連日稼動し続けるのとは違ったしんどさを伴います。
年中無休の書店で働く身です。しかし営業マン時代は、年末年始に1週間弱のお休みがありました。年明け最初の朝礼で社訓を叫んだら声がガラガラ。驚きました。毎日やっている時は平気だ
ハードボイルド書店員が考える「ギムレット」の真意
全日本プロレスの若き王者・安齊勇馬選手が、新必殺技を披露しました。
その名もギムレット。肩車で抱えた相手を、捻りながらパワーボムのように落とす強烈な一撃です。
意味はふたつ。直訳の「錐」は技の外観を物語っています。
もうひとつ。ハードボイルドファンには言うまでもありませんね。
いくつかの訳で楽しめるレイモンド・チャンドラーの名作です。
試合を終わらせ、対戦相手とお別れをする切り札にこの名
本好き&本屋好き&書店員にオススメの「ほぼ哲学書」
暇な時間にレジで同僚と話をします。
基本的には本に関することだけ。ちょっとした一言が選書や仕事への取り組み方を見直すヒントに繋がります。
数年前、純文学好きの同僚と某作家の話をしました。好きだけど「面白い?」と訊かれて「面白い」と返せる本ではない。不遜にもそう伝えたら、彼は軽く笑ってこう返しました。
「それが文学のいいところじゃないですか?」
たとえばある書籍が「さほど売れそうにない」と評
私の職場は「気骨ある書店」ではないかもしれないけど
入荷したのを見て「読みたい」と思いました。
「本屋のない人生なんて」というド直球なタイトルが潔い。出版社は光文社で定価は税込2090円、著者は「真夜中の陽だまり ルポ・夜間保育園」で知られる三宅玲子さんです。
「北海道から九州まで、全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション」とのこと。
登場している11店のラインナップを見て、一気にテンションが上がりました。「本屋Title」は、行くたび