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講師と支援員の話 その8

こんにちは。ぐうぽんです。

1つの学校で、時間講師と学習支援員の二足のわらじ生活で気づいたことを徒然と描いています。
今回は、お出かけのお話。

  
支援員をしていると、外に出かける機会もあります。
あまりそれはやりたくないのですが仕事と割り切っています。

詳しくはこちらをご覧ください


今回は低学年の町たんけんについて。

実は、子ども苦手

正直言いますと

私、子どもが好きではありません。

むしろ苦手です。

なのに教育の現場にいます。
子どもと毎日触れ合っています。

一体なぜなのか?
それについてはおいおい書くとして…

2年生の先生から町たんけんの引率?をお願いされました。

1ヶ月ほど支援に入っていたのでまあ結構仲良くできてるしいいか、と承諾しました。

ただ話を聞くと引率する班のメンバーの中にクラスで一番手のかかる子がいること。

とにかく自分中心で、注意散漫。
話を聞くこと、落ち着いて行動することが苦手です。

話を受けた時一抹の不安が生じましたが、その子を支えるメンバーは、クラスの上位組なので大丈夫ですよ、とは担任の先生談。

(同じルートを既に先月3年生とともに歩いているし、まあ確かにこのメンバーなら…)と思い承諾したのですが…

いやいやそれが間違いでした。

やはり低学年は一筋縄ではいかない!


当日、私に課せられた仕事は班の中に入って歩いていくだけ。
道案内は児童がやるので、とのことだったので、リーダー役の子を中心に行く場所を目指していきました。

リーダーは列を乱さないよう他のメンバーに声をかけるなど意欲全開。みんなも張り切っていました。

1軒目のお店に到着し、考えた質問を投げて答えを書き込む児童たち。

例の手のかかる子はカメラ係のようなので
最初に「いい?写真は撮る前に『撮ってもいいですか?』って聞くんだよ」と一言アドバイスしておきました。

するとすかさず「写真撮ってもいいですか?」と確認できたので、お店の人も「いいですよ」と言ってくださいました。

おお!えらいぞ!

その子も頑張って色々なところをカメラに収めていました。

少し移動し2軒目は当初の予定と違う場所に変更。
そのため考えていた質問が使えなくなったので、どうなるかな?と思ったらサブリーダーが質問をとっさに考え投げかける大ファインプレー!

やるねー、と内心思いました。


順調に進んでいた町たんけんの雲行きが怪しくなったのが3軒目。

ここは地元でも超有名なお店。行列が絶えない人気店でした。

中を見たいとお願いするものの人がひっきりなしにやってくるので難しい状況に。

少し待ってて、と言われて待つもののいつまでたっても呼ばれない・・

次第に児童の機嫌が悪くなってきました。

剛を煮やして私が話をすると1人だけなら、とカメラ係の子が中に入れてもらえました。

他にも見たかった子もいたので、その光景に少々不満も出てきました。

迫るタイムリミットの中、最後の4軒目に向かう途中で一人の子がけがをして泣き出すハプニング!!

それほど傷もないのでがんばって、と声をかけながら一緒に歩くことに。


するとふと思ったのです。

(あれ?自分、子ども苦手じゃなかったっけ?)

何を考えているか、何を言っているのか分からないのが子ども。
だからあまり関わりたくない、なるべく大人と関わりたい。

そう思っていました。

でも関わる事が増えるにつれて、自分の中で表に出てこなかった優しくする気持ちが徐々に出せるようにもなりましたし、話を聞いたり相手をしたりすることもできるようになりました。

とりあえず泣いている子も引き連れて最後の場所に行き、やるべきことをやりましたが、手のかかる子はイライラが募ってあちこち動き回り、リーダーは言う事聞かないメンバーに怒ってばかり。

結局私がなだめながら学校に引き連れていき、担任の先生に事情を説明して終わりましたが、非常に疲れる一日でした。


後日、学校公開で報告会をしているのをチラッと見ましたが、カメラ係だった子が一生懸命撮影した写真とともに内容がまとまっていたので、(ああ、その後先生が色々やってくださったんだな)と、そっとその場を後にしました。


活動としては反省ばかりでしたが、自分にとっては気づきもできて悪くはないと思っています。

それでもまだまだ子どもとの接し方は未熟なもの。

でも私は自分にできることをやるだけ。
無理に人と比べず、等身大の支援をするだけです。

改めて低学年との活動で、また少し先生らしくなれた気がしました。


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