私が司書教諭資格を取ったワケと密かな希望
こんにちは。ぐうぽんです。
国語という教科の関係上、結構学校司書さんと関わる機会があります。
学校司書さんは、図書館のスペシャリストです。
授業で使いたい本の選書を依頼すると、色々準備してくださるので大変助かっています(ペコリ
私は図書館司書教諭の資格も持っています。
なぜ教員免許だけでなく図書館司書教諭も取ったのか。
理由なども兼ねて、ICTと図書の関連性と将来の希望についてお話ししようと思います。
まず、図書館司書教諭は教員免許を持っていることが前提の資格です。
教員免許なしでは取れません。
私の場合、諸般の事情で教職過程では取得せず、本科卒業後科目履修生として再入学して取得しました。
(卒業式終了後、窓口に行って再入学・笑)
元々心理学やスピリチュアル系の本を読み漁っているので図書自体に多少の興味関心はありますが、文学等は読まないのでいわゆる本気の本好きではありません。
そんな私が司書教諭を取ろうと思ったきっかけ。
実は卒論執筆中に知った「図書の活用」に関する事象からでした。
ICTと図書は相容れない関係(ではない)
卒論も終わりに差しかかるとき、当時ICT支援員で訪問していた学校ではタブレットが図書室に配備されていました。
調べ学習のとき、本だけでなくタブレットでも調べられるという方針があったからだそうです。
ちょうど同じ頃、参考文献でICTと図書を連携させる記事を見つけました。
読んで、そうか!と気づきました。
それまでの私は調べ学習は図書だけじゃない!ネットも使わないとダメ!と思っていて、本ばかりの活動に疑問を呈していました。
ところがよくよく考えると、本には多くの情報が載っていますし、ネットは検索さえすれば情報を瞬時に取得できる特徴があります。
それぞれの良さに気づくと、
本も悪くはないな、むしろ共存できたらいいのに。
少しずつ考え方が変わってきました。
調べ学習で本もICTもどちらも使いこなせたほうが絶対にいいはず。
でも私はネットでの検索方法は知っていても、図書のことはほとんど知らない・・
図書の効果的な活用法を知りたい。
ICTと図書の良さ、そしてどちらも活用を促すためにはどうすればいいか。
これが司書教諭履修へと向かわせました。
図書から見た情報活用能力
司書教諭は5科目を履修すれば取得できます。
テキストを入手すると、学校図書館の歴史や世界との違い、読書の推進や蔵書管理といった司書関連の内容だけでなく、情報活用能力に関する記述もありました。
読むと、アプローチ方法は違えど図書も情報活用能力の育成を目指していることがわかりました。
以下は学校図書における情報活用能力の育成についてまとめたリポートの一部です。
このことから情報活用能力の育成は学校教育のみならず、実は図書館情報学からもアプローチされていることがわかります。
つまり、図書でも情報活用能力の育成、特に「情報活用の実践力」が重要と考えられているのです。
ICTと図書両方の良さを引き出せる人材
私はICT支援員での経験を卒論で発表し、微力ながら情報教育の充実と情報活用能力の必要性を訴えています。
しかし現場の現状は、ICTに長けている人材すらもいるかどうか。
司書教諭は配置されているものの(そうでない学校もありますが)担任との兼務で力を注力できていない。
学校司書が配置または派遣されていない自治体もある。
ICT支援員は増えているものの、図書知識まで持ち得ていない(はず)。
どれもこれも中途半端に専門技術が独立しているように思えるんです。
いっそのこと「教科横断的活用」にしたほうが良いのでは?
それはつまり、
ICTにも長けていて図書の活用知識も有している人材の登用。
これが一番だと思うのです。
こうした人材って相当な強みを持つと思います。
情報活用のスペシャリストとしての能力を発揮できる環境が整えば、学校教育はもっと深い学びを提供できるように感じます。
1年間司書教諭を学んだことで、図書への見方は大きく変わりました。
理想話ですが、いつか実現できれば、と思う次第です。
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