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考えを広げ、多様性に気づかせる「協働学習」

こんにちは。元ICT支援員で教員のぐうぽんです。

現行の学習指導要領の概要が見え始めた頃、「アクティブ・ラーニング」という言葉がよく聞かれました。

それに似ているものとして「協働学習」というものがありますが、ご存知でしょうか?

今回は、私が長年どこかでやってみたいと思っている授業の一つである「協働学習」についてご紹介したいと思います。

協働学習の流れ

現行の学習指導要領に記載されている「主体的・対話的で深い学び」は、アクティブ・ラーニングと言われていますが、私は協働学習の流れでもあると思っています。

もしかすると同じかもしれませんが、協働学習のルールは以下のとおりです。

1.個人で考える
2.隣同士やグループで共有
3.全体で共有
4.個人に戻す

なぜ協働学習がいいと思ったのか

私がこの協働学習に惹かれたのは、広がった意見や考えを個人に戻すことにありました。

これまでの話し合いは、印象ですが一人で考え、グループで広げ、意見を発表・板書して先生がまとめる、という流れだったと思います。

気になっていたのは「先生がまとめる」という点。

これでは結論を先生が決めているように思うんです。

活発に意見を交わして出したのに先生が決めてしまっては意味がありません。

広がった意見を見て、再び個人に戻すことで原点に立ち返れますし、新たな視点や発見もできるので、まさに今の子どもたちに求められている「考えを広げる」が実現できると感じたからです。

まとめ

簡単に協働学習についてご紹介しました。

紙や口頭による発表だけでは、どうしても意見や考えが広がらず浅く感じていました。

そこに協働学習の考えを導入すれば、今以上に他者の考えに触れられます。

ルーブリック評価も加えれば活動の明確化も図れます。

「主体的・対話的で深い学び」を引き出す効果はあると思います。

以下記事でルーブリック評価について書いています。

参考書籍

協働学習に関する書籍は多数ありますが、一番わかりやすかったのは「協同学習入門」です。

この夏、新たな授業スタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

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