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小1「かん字のはなし」とプログラミング

こんにちは。ぐうぽんです。

11月は、1年生が漢字に触れる時期です。
教科書でも漢字の成り立ちに関する単元があり、漢字への興味関心も高いです。

そんな中、私がプログラミング指導に使っているViscuit(ビスケット)で、漢字の成り立ちを理解する授業をやってみました。そこでの活動をまとめます。

漢字の変遷をタップで理解

元々は開発元の紹介ツイートからでした。

授業まで数週間あり、指導案を考えていたもののどうにも進め方がイメージできず苦慮していたので、「これは!」と一気に開発モードに頭が変わりました。

教科書には象形文字と昔の漢字、今の漢字が載っているので、これをプログラムで動かそう。

動かすのは自動でも良いけれど、自分のペースで動かしたほうがいいな。

そんな感じで色々考え、3種類の漢字をタップで変わるようなプログラムにしました。

紆余曲折、試行錯誤の教材たち

最初は当該単元で取り扱う漢字だけを教科書の絵を参考に作っていました。
しかしそれでは時数的に足りないと感じ、それならこれまで習った漢字も入れようと決めました。調べると、その数全部で23字。
これらを単元ごと、6つずつで作成しました。

壁紙は元の色を使っていましたが、よくよく見ると壁紙によっては見にくくなったので壁紙を変更。

単元以外の漢字は結構象形文字が難しく、特に「学」「校」は大変でした。

こうして色々順番やら配置やらを変えながら、何度か作り直しをしつつ最終的に完成。
動作確認も行い、担任の先生に見てもらったあとGoogleクラスルームにURLを貼り付け、授業を待ちました。

めあては「漢字クイズを作る」

まず担当クラスに提示し、実際Chromebookで触ってもらうと大歓声!

操作に慣れながら、学習目標である「漢字クイズ」作りに挑戦しました。

最初は簡単な山や田、水から作り、慣れてきたら空や学など難しい漢字にも取り組みました。

10分ほど時間を設け、後半は作った問題を板書してみんなでクイズ大会。
象形文字の時点で「あ、分かった」とつぶやくので、早いぞみんなー!と内心苦笑いでした。

概ね短文でしたが漢字も入れられたので達成しましたが、文章作りが難しい子は絵を描いて終わってしまったので、もう少し文を書く力をつけさせたいと思いました。

学年で使いたい!追加授業の実施

後日、担任の先生からこんな提案を受けました。

「あの授業を自分のクラスだけにするのはもったいないので、他のクラスにも共有してもらえませんか」

反響の大きさに驚きつつ、快諾し他のクラスでも指導することになりました。
それぞれのクラスルームにもリンクを貼り、同様の指導を担任の先生と共に実施しました。
するとそれぞれ作る問題に特徴があり、見ていてクラスの色が出るなーと思いました。
他のクラスでもクイズ大会は盛り上がり、先生も「大体この部分って漢字を読んで書いて終わりなので、ここまで深められたのは良かったです」と、久しぶりに感謝の言葉をいただきました。

命短しの教材と関わって・・

さて、Viscuitで作ったこの教材は毎年必ず行うので保存したいところですが、サーバの関係で2ヶ月経つと消えてしまいます。
取り出しもできないので、年明けまでの命。
まあそれも仕方ないですし、何より子どもたちや先生が喜んでくれたので満足しています。

それなりに効果はあったと思いますので、共有しました。授業展開のご参考にどうぞ。

参考資料
実際の教材になります(2023年1月で消滅します)

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