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日本神話の舞台を旅した記録です。
世界七不思議の各地を巡ったお話です。
天照大御神(アマテラスオオミカミ)といえば伊勢神宮。その前に、身を清めなければいけません。伊勢神宮前に向かうのが「夫婦岩」で知られる二見興玉神社(ふたみおきた…
八百万の神々がアマテラスを岩戸から引っ張り出す際、タヂカラオが投げた岩の扉は飛びに飛んで北信州の山奥に落ちたそうです。そこに鎮座するのが、タヂカラオを祀る戸隠…
イザナギの「黄泉還り」の次は、アマテラス、スサノオ、ツクヨミの時代となります。スサノオは気性が荒く、イザナギに根の国へ追放されてしまいます。または、母イザナミ…
黄泉平坂へ行ってみようと、島根県松江市近郊を車で訪れました。訪問日時は2014年3月で、当時はスマホを持っておらず、車に搭載されたナビもGoogleマップほどの精度もな…
火の神カグツチを生んで焼死したイザナミを追い、イザナミは死者の世界・黄泉の国(夜見の国、根の堅洲国)へと足を踏み入れます。扉の前でイザナギがイザナミに帰るよう…
前回の日本神話「国生み」を学んだところで、自凝島神社周辺をお写真を撮りながら散策しました。神話にちなんだ場所が転々としています。 自凝島神社(おのころじまじん…
イザナギとイザナミの2神の結婚によって誕生した日本列島。日本神話(古事記・日本書紀、琉球とアイヌは別物語)の最初の舞台である淡路島へ行ってきました。日本神話を…
イラク バビロンの空中庭園 世界七不思議、最後に紹介するのは「バビロンの空中庭園」。イラクです。気軽に行ける場所ではないので、ここで仕事していた知人に頼んでポ…
エジプト アレクサンドリアの大灯台 アレクサンダー大王の足跡求めてこちらまで。かつては高さ134mの大灯台が地中海を照らし、その灯りは10キロ先にも届いたそうです。…
トルコ ハルカルナッソスのマウソロス霊廟 エーゲ海の旅にて、トルコに船で入国し、ボドルム(古代名・ハルカルナッソス)でマウソロス(ペルシア帝国の地方総督)の墓…
ギリシア ロードス島の巨象 エーゲ海の東に浮かぶロードス島。中心地ロードスタウンの港にかつてあったというのが太陽神ヘリオスの巨像。今は跡形もありませんが、在り…
トルコ エフェソスのアルテミス神殿 アルテミスはギリシア神話で豊穣や狩猟の女神とされ、太陽神アポロンと兄妹とされています。その神殿はトルコのエフェソスという街…
ギリシア オリンピアのゼウス像 戦乱に明け暮れたギリシア人は4年に1度の平和の祭典で休戦し、鍛えた心、技、体の優劣を競いましたとさ。ぶらりギリシア、オリンピアま…
エジプト ギザの三大ピラミッド 世界七不思議、全て言えますか? まずは肩慣らしにエジプトからスタート。世界史の旅へ出発しましょう。ここはギザの三大ピラミッド…
初めまして。 本日2022年9月5日(水)より、こちらで記事を書いていきます。 これまでの旅の写真を中心に絵解きを加えた日記となります。 インスタグラム0nigiri.…
2024年7月29日 02:02
天照大御神(アマテラスオオミカミ)といえば伊勢神宮。その前に、身を清めなければいけません。伊勢神宮前に向かうのが「夫婦岩」で知られる二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で禊をします。お参りするだけですけど。 海岸部にあり、東と西の両方から行けますが、私は東側から東鳥居をくぐって向かいました。 ここが伊勢神宮と所縁である理由ですが、垂仁天皇(すいにん・紀元3~4世紀?)の子女・倭姫命(や
2024年7月27日 01:40
八百万の神々がアマテラスを岩戸から引っ張り出す際、タヂカラオが投げた岩の扉は飛びに飛んで北信州の山奥に落ちたそうです。そこに鎮座するのが、タヂカラオを祀る戸隠神社。さすがは信州。緑豊かな山奥に荘厳な雰囲気が漂っていました。 戸隠神社は長野県長野市の戸隠山中にあります。私は車で、中社と奥社へ行きました。JR長野駅からはバスが出ていると思います。麓からゆっくり時間をかけ、登山しながら歩くのもいい
2024年7月26日 00:22
イザナギの「黄泉還り」の次は、アマテラス、スサノオ、ツクヨミの時代となります。スサノオは気性が荒く、イザナギに根の国へ追放されてしまいます。または、母イザナミのいる根の国に会いに行きたいと泣き喚いたともいわれています。その際、スサノオは姉のアマテラスに挨拶に行きたいと願い、高天原へ向かうのでした。 ところが、スサノオが歩を進めるたびに雷鳴がとどろき、大地は揺れ、海は荒れ果てたそうです。何の騒
2024年7月20日 02:39
黄泉平坂へ行ってみようと、島根県松江市近郊を車で訪れました。訪問日時は2014年3月で、当時はスマホを持っておらず、車に搭載されたナビもGoogleマップほどの精度もなく、探り探りで道を走って、なんとか探し当てたという感じでした。 日本神話の「黄泉平坂」ではありますが、現在の地名では「伊賦夜坂(いふやざか)」というそうです。地域伝承でも死者の国へと向かう「夜見路越え」という風習があるようです
2024年7月20日 01:19
火の神カグツチを生んで焼死したイザナミを追い、イザナミは死者の世界・黄泉の国(夜見の国、根の堅洲国)へと足を踏み入れます。扉の前でイザナギがイザナミに帰るよう語り掛けると、イザナミは黄泉の国の神に相談するといい、そこで待つようにと返答しました。 イザナミを待つイザナギでしたが、待てど暮らせどイザナミは戻ってきません。そこでイザナギは火を持って暗闇の中へと足を踏み入れました。そこには、体が腐敗
2024年7月16日 02:16
前回の日本神話「国生み」を学んだところで、自凝島神社周辺をお写真を撮りながら散策しました。神話にちなんだ場所が転々としています。自凝島神社(おのころじまじんじゃ) 神社の神域は小高い丘という感じですが、それほど広くはありません。お社は写真の通りです。天浮橋(あまのうきはし) 天浮橋は住宅に挟まれる形でひっそりとたたずんでいました。芦原国(あしはらくに) 「芦原国」の神域は
2024年7月16日 02:08
イザナギとイザナミの2神の結婚によって誕生した日本列島。日本神話(古事記・日本書紀、琉球とアイヌは別物語)の最初の舞台である淡路島へ行ってきました。日本神話を旅するなら、ここから始めなければいけません。 はじめに混沌があり、神が現れては消え、現れては消え…その後、男女二神が世代を積み重ね、最後に男性神イザナギノミコトと女性神イザナミノミコトが生まれました。これが「神世七代(かみよななよ)」の
2022年9月12日 00:50
イラク バビロンの空中庭園 世界七不思議、最後に紹介するのは「バビロンの空中庭園」。イラクです。気軽に行ける場所ではないので、ここで仕事していた知人に頼んでポストカードを買ってきてもらいました。それで写真を代用します。 古代イラクはティグリス川とユーフラテス川が流れる肥沃な大地。メソポタミア文明の中心地でした。そのイラク北部をアッシリア、南部をバビロニアといい、バビロニアの北部をアッカド、
2022年9月11日 01:58
エジプト アレクサンドリアの大灯台 アレクサンダー大王の足跡求めてこちらまで。かつては高さ134mの大灯台が地中海を照らし、その灯りは10キロ先にも届いたそうです。大灯台は8世紀と14世紀の地震で崩壊し、15世紀にイスラム系のマムルーク朝カリフ、アシュラト・カーイト・ベーイによって跡地に要塞が建てられ、現在に至ります。 紀元前356年にマケドニア(現在のギリシア北部)に生まれたアレクサンダ
2022年9月11日 01:17
トルコ ハルカルナッソスのマウソロス霊廟 エーゲ海の旅にて、トルコに船で入国し、ボドルム(古代名・ハルカルナッソス)でマウソロス(ペルシア帝国の地方総督)の墓参り。紀元前350年完成の彼の大きなお墓が七不思議に数えられました。正直、霊廟は世界七不思議で一番無名だと思います。 ボドルムは当時ハルカルナッソスと呼ばれ、ペルシア帝国カリア州の州都でした。総督(サトラップ)のマウソロスは才気活発で
2022年9月10日 01:23
ギリシア ロードス島の巨象 エーゲ海の東に浮かぶロードス島。中心地ロードスタウンの港にかつてあったというのが太陽神ヘリオスの巨像。今は跡形もありませんが、在りし日を想像しつつ…といいますか、太陽神といえばアポロンが有名ですが、ここではヘリオス。後にアポロンもヘリオスも同一の太陽神として習合されたようです。 その巨像がなぜ造られたかというと・・・紀元前323年にギリシアから中央アジア、インダ
2022年9月10日 00:17
トルコ エフェソスのアルテミス神殿 アルテミスはギリシア神話で豊穣や狩猟の女神とされ、太陽神アポロンと兄妹とされています。その神殿はトルコのエフェソスという街の郊外にあります。紀元前700年代の完成。一度、侵入してきた蛮族によって破壊され、前550年頃に世界初の貨幣を発明したリュディア王国のクロイソス王によって再建されました。 荘厳な大神殿は七不思議で最も美しいと評判でしたが、前356年7
2022年9月6日 01:13
ギリシア オリンピアのゼウス像 戦乱に明け暮れたギリシア人は4年に1度の平和の祭典で休戦し、鍛えた心、技、体の優劣を競いましたとさ。ぶらりギリシア、オリンピアまでゼウス詣へ。 記録に残る第一回大会は紀元前776年、地元エーリス州出身のコロイボスが180m走で優勝したそうです。古代はこの一種だけ。 そもそもは生贄を捧げる儀式で重要な「点火権」取得を競い、祭壇まで走っていたそうです。西宮神
2022年9月5日 22:09
エジプト ギザの三大ピラミッド 世界七不思議、全て言えますか? まずは肩慣らしにエジプトからスタート。世界史の旅へ出発しましょう。ここはギザの三大ピラミッド。 紀元前2500年頃のエジプト古王国時代にナイル川左岸に建設。写真右端のクフ王のものが最大で、完成当時で高さ146.6m、使われた石は280万個、工事期間は20年。真ん中はカフラー王、左端はメンカウラー王のもので、周囲に王妃や親族
2020年4月22日 20:05
初めまして。 本日2022年9月5日(水)より、こちらで記事を書いていきます。 これまでの旅の写真を中心に絵解きを加えた日記となります。 インスタグラム0nigiri.joeで2年ほど写真投稿していましたが、こちらで加筆修正しながら、私のこれまでの旅の詳細を記録していこうという趣旨です。 なるべく短文明快を心がけますが・・・おそらく長文ダラダラ日記になります・・・。 どなたかの