十字軍

思ったよりエジプトの歴史でした

思ったよりエジプトの歴史でした

『物語 中東の歴史―オリエント5000年の光芒』牟田口義郎 (中公新書 – 2001) キリストを生みムハンマドを生んだ中東は、歴史上の転換点となった数々の事件の舞台であり、まさに世界の富と知の中心だった。ソロモン王とシバの女王の知恵くらべ。新興イスラーム勢力のペルシア帝国への挑戦と勝利。ムスリム商人による商業の隆盛と都市文化の繁栄。「蛮族」十字軍やモンゴル帝国の侵攻とその撃退。しかし、やがて地中海世界は衰退し、中東は帝国主義の蹂躙する所となる…。ドラマティックな歴史をたど

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<書評>「アラブが見た十字軍」
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<書評>「アラブが見た十字軍」

「アラブが見た十字軍」(原題「Les Croisdes vunes par les Arabes」,Editions J.C. Lttes, 1983,pp,303. 英訳は,「The Crusades through Arab Eyes」, Al Saqi Books, London, 1984)アミン・マアルーフAmin Maalouf著 牟田口義郎・新川雅子訳 2001年 ちくま学芸文庫 元本は,1986年にリブロポートより刊行 1.再発見するまで実は,1986年

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世界史漫才再構築版23:宗教騎士団編

世界史漫才再構築版23:宗教騎士団編

 苦:今回は十字軍運動の中から出現した騎士団です。  微:ああ、少しのコードしか弾けないリーゼントの馬鹿バンドだな。  苦:それは氣志團だろ! さて1096年から聖地で活動する騎士団あるいは騎士修道会が結成されますが、ヨハネ騎士団、ドイツ騎士団、そしてテンプル騎士団が三大騎士団に数えられます。  微:ゴジラ、ラドン、モスラでキングギドラたるイスラームに挑んだようなもんか。  苦:いや、騎士団側が侵略者というか迷惑かけた側なんで逆ですね。  微:じゃあ、その凶悪犯罪集団のプロフ

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詐欺師
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詐欺師

今回の騒ぎでわかったことは、医学、科学、政治、メディアがすべてウソであること、このウソを大多数の人間が支えていることです。しかし今に始まったことではなく、何十年、何百年をかけて慣らされ、仕組まれてきたことです。過去を詳細に調べてみれば、あれもこれもウソだったことがわかります。 個人的には、「医学、科学、政治、メディア」に「歴史」も入れたい。 去年、ツイッターをしていたとき、字幕大王さんの訳された動画を片っ端から見ていた。そうやって、片っ端から見ていた人に4コマ漫画の片岡ジ

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錬金術の奥義から世界創造の秘密までが刻まれる銘板「エメラルド・タブレット」/羽仁礼・ムーペディア

錬金術の奥義から世界創造の秘密までが刻まれる銘板「エメラルド・タブレット」/羽仁礼・ムーペディア

毎回、「ムー」的な視点から、世界中にあふれる不可思議な事象や謎めいた事件を振り返っていくムーペディア。 今回は、古代アトランティスの王にして、神とも同一視される人物が記したという伝説の銘板を取りあげる。 文=羽仁 礼 卓越した知識を誇る伝説のアトランティス王  1096年、ローマ教皇ウルバヌス2世の呼びかけに応じて結成された第1回十字軍が、聖都エルサレム解放を目指して東方に出発した。宗教的狂熱に浮かされ、エルサレム周辺地域について十分な予備知識もないまま、やみくもに進撃し

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歴史と〈人間の真実〉

歴史と〈人間の真実〉

書評:塩野七生『十字軍物語』(新潮文庫) 本書は、キリスト教史を学ぶ者に最適の、面白くてタメになる副教材だ。なぜなら、「不都合な歴史」としてキリスト教会が囲い込みたがる「十字軍」の歴史を、そうした思惑から自由な視点で、のびのびと描いた作品だからである。 塩野七生を、本作で始めて読んだ。 私はもともと小説読みだが、歴史小説、時代小説、企業小説、ファンタジーだけは、触手が動かなかった。 言い換えれば、それ以外なら、純文学、実験小説のたぐいから、ミステリ、SF、ラノベまかでひと

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「マルタ島の伝説 幻の地下都市発見」・・・地中海に浮かぶ島に伝わる謎。

「マルタ島の伝説 幻の地下都市発見」・・・地中海に浮かぶ島に伝わる謎。

『マルタ島の伝説 幻の地下都市発見』 港に連なる城壁が、朝日を浴びて輝いていた。 ストレスがたまるばかりの日常が嫌になって、飛び出す様に都会を離れ、 一人で地中海までやってきた私には、その絶景はとても眩しく思えた。 世界屈指の入港風景といわれるマルタ島バレッタの港。 蜂蜜色と呼ばれる、淡いベージュ色のマルタストーンで作られた城郭が 入り江を見下ろす様に立ち並んでいる。 マルタ島は、地中海のほぼ中央にあるため、古代ローマ時代から様々な国が支配し、交易の拠点として発展して

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世界史に詳しい人とそれほど詳しくない人との間で起こったしょうもないすれ違い

世界史に詳しい人とそれほど詳しくない人との間で起こったしょうもないすれ違い

相手「ねえ、あなた、ヨーロッパの歴史に詳しかったよね?」 私「んー、まあ、ギリシャとかスペイン語とか勉強してきた縁で、かなり詳しい方だと思う」 相手「教えてほしいことがあるんだけど」 私「なに?」 相手「十字軍って、どんな人たちだったの?」 私「えーっと、どの十字軍?」 相手「え?」 私「あ、いや、えーっと、第何回目の十字軍?」 相手「、、、何回もなにも、とにかく十字軍のことよ」 私「あ、いや、、、じゃあ、誰と戦った十字軍?サラディンと戦った十字軍?エジプト

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#08 音楽史③ 中世2
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#08 音楽史③ 中世2

この音楽史のシリーズはこちらにまとめてありますので是非フォローしてください。今回は10世紀ごろからのお話になります。日本は平安時代真っ只中ですね。 前回までの勢力図 当時アラブ・イスラム軍が勢力を増す中、ヨーロッパの辺境、ローマ・カトリック教会側では「農奴、聖職者、貴族」の階級社会で、封建制・荘園制が成立していました。 修道院が生まれ、「祈れ、働け」のいましめの下、厳格な戒律で厳しい生活を指導していました。そんなローマ教会下で歌われていたのが聖歌です。 キリスト教の聖

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