日本に入ってきた聖書 言語と聖書 翻訳 そして奴隷と聖書
memo
ザビエルの死後92年を経た1644年にイエズス会士のイエロニモ・リベイロ(Hieronymo Ribeiro)という人物が纏めた。さらに、これが20年後の1664年にポルトガルのコインブラ大学のトーメ・カルヴァリョ(Thome Carvalho)印刷局で印刷、刊行されたものである。
本書の構成は28頁からなっており、冒頭にラテン語で「主人が婚礼から帰って来て戸をたたいたら、すぐに戸を開けようと、その帰りを待ち受けている人たちのようでありなさい」という聖書の「ルカ