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何度も読みたいnoteたち

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2018年6月の記事一覧

タイムマネジメントとは、己を知る事。

タイムマネジメントとは、己を知る事。

以前のnoteで料理人のタイムマネジメント能力について少しふれました。前々から思っておいたのですが、僕達料理人は日々タイムマネジメントしながら仕事をしています。

朝起きてから家を出るまで。店についてから仕事を始める前のセッティング。営業までの仕込みと準備。戦場の様な営業中。片付けから次の日の仕込みの準備や発注。家に帰り寝るまでの時間。

冗談のように聞こえますが、朝起きてから寝るまでに休まる時間

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じぶんの"want"の見つけ方 (じぶんの感情がわからないひとは、スターを集めようという話)

じぶんの"want"の見つけ方 (じぶんの感情がわからないひとは、スターを集めようという話)

これは、「月刊・自己肯定感」のほうに入れようとおもったんだけど、ここ最近、ぼくの身の回りにこの「じぶんの本当の感情がわからない」問題に悩まされているひとがあまりにも多くて、みんなに読んでもらいたいから通常noteに書くことにしたよ。

「感じたとおり、感じよう」というノートにも書いたけど、自己肯定感を再構築するには、じぶんの本来の感情をとりもどすこと、ってはなしをマガジンでずーっとしている。

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「好き」の裏に隠れる「認められたさ」とどう向き合うか

「好き」の裏に隠れる「認められたさ」とどう向き合うか

自分の「好き」という気持ちが、本当の「好き」でないと気づいてしまった時、一体どうすればいいのだろう。

その「好き」が予期せぬ、ある種運命じみた出会いを孕んでしまっている時など、自分の本当の気持ちに嘘をつきたくなってしまう。

僕にとってその運命の出会いのは「演劇」だった。

「前から思ってたんだけど、君は声が大きいから、演劇部に入りなよ。知ってると思うけど私は演劇部の顧問なんだ。今日の放課後空い

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「好きなことをやる」という劇薬

「好きなことをやる」という劇薬

人の働き方が多様になり、どんどん自由になっている今、「好きなことをやって生きる」ということが現実のものになってきました。

実際、私もコツコツ自分の好きなこと、興味のあることについて発信していたら共感してくれる人が増え、今は会社でもプライベートでも好きなことをたくさんやっています。

でも、一方で「好きなことをやって生きる」という言葉を額面通りに受け止めすぎると危ないのではないか、ということも同時

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選ぶ力、辞める力(止める)、続ける力。

選ぶ力、辞める力(止める)、続ける力。

料理人という仕事を13年やっている。

19歳から始め、毎日18時間近く働き、週一回の休み。初任給は13万で、何とも言えない現実を突きつけられながらも夢だけを胸に突き進んできた。単純に労働時間で言えば、一般企業の方の2倍強。26年働いていると言っても大袈裟ではないと思っている。

僕は長く働くことを美学にしたくない。

よくある『俺が若い頃は~』なんて話は意味がない。ただ、労働時間が長かったから、

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人が「言葉を選ぶ」時間が好きだ

「うーん」

目の前に、さっきからずっと唸っている人がいる。

金欠を理由に入った渋谷の鳥貴族、なぜかハイペースでお酒を飲み、だいぶ酔いが回った。そんな僕の目の前で唸る彼女はいま「言葉を選んでいる」。

***

数分前、彼女は「早川さんの文章が好きです」と言った。

「僕の文章ってどういう文章だと感じます?」と返した。

彼女は「うーん」と考えこみながらも、慎重に、そして少しずつ言葉を紡ぎはじめ

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「ひとの安心をつくる」技術

「ひとの安心をつくる」技術

少し前に、大切な友だちを、とある先生に紹介することになった。

ぼくには、自分の大切なひとが心を病んだとき、絶対にこのひとに診てもらいたいな!と絶対の信頼を寄せているドクターがいる。だけど、その先生は普段は、ぼくらの母校である地方の大学病院にいるので、数年前ぼくが上京してきてから、こっちで仲良くなったひとを診てもらうことができない。それで、すごく困っていた。

そのことを相談してみたら、関東にいる

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「良い世界観が良いチームをつくる」。世界観を見失ったときの失敗談

先日 #コルクラボ でお聞きした、ファシリテーターの長尾さんとクラシコムの青木さん、コルクの佐渡島さんの対談。クラシコムは「北欧、暮らしの道具店」というECサイトを運営している会社です。ただものを売っているのではなく、ひとつひとつの商品に物語のあるサイト。

おふたりのお話に出てきた「良いチームをつくる事業を生み出す方法」をお聞きして「こういうの早く習っておきたかったなぁ」と思った話。

5.

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ミッションと事業の繋がりをデザインする理由

ミッションと事業の繋がりをデザインする理由

こんにちは。マネーフォワードでコーポレートデザインをしている金井(@keiko_kanai)です。

事業会社においてサービスを作らないっていうのは、邪道であり、放棄であり、もはやインハウスデザイナーである意味がないのではないか?
そう思い悩んだ時期がわたしにもありますw

でも、最近は、事業会社だからこそ、コーポレートデザインをやる意味があると思っています。

コーポレートデザインは、会社をひと

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読みやすい文章は「デザイン」が優れている

読みやすい文章は「デザイン」が優れている

 村上春樹さんや林真理子さん、糸井重里さん、『嫌われる勇気』の古賀史健さん。彼ら彼女らの文章は、スルスルと読める。とっても読みやすい。

 その「読みやすさ」の正体ってなんだろう? と考えてみる。

 読みやすい文章は、パッとその文章を見た瞬間に「読みやすそう!」と思える。これは「文章の中身」というよりも「デザイン」に近いのではないかと思う。

 漢字とひらがなのバランス、改行の位置、「(会話文)

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