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2018年2月の記事一覧

組織としての「価値観」をシェアすること

組織としての「価値観」をシェアすること

友人と出かけた際に、ひと休みのために入ったカフェでチームビルディングの話が白熱してだいぶ面白かったので、帰ってから改めて考えてみました。

組織の中での二極化

これ、あるあるなんだな…と思ったのが、組織である程度人数が増えた時に、仕事へのやる気の「ある人」と「ない人」で二極化が起きること。

ちょっと語弊が起きそうなので言い換えると、仕事へのやる気度が「高い人」と「低い人」。もっと言うと「上昇志

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ファンベースってなに?「ファンの支持を強くするための3か条」

ファンベースってなに?「ファンの支持を強くするための3か条」

こんにちは。コミュニティ情報の追っかけのnagata(@SsfRn)です。

2/8に開催されたこちらのイベントに参加してきました。

【朝渋 Vol.51】著者と語る朝渋『ファンベース: 支持され、愛され、長く売れ続けるために』著者・佐藤尚之さん

ファンベースは2/5に販売が開始され、当日では予約した人以外手に入れるのは難しい状況なほど、今人気のビジネス書。(私も当日売り切れと言われ、2/7に

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本音で生きることは最強の人生戦略である

本音で生きることは最強の人生戦略である

 世の中まだまだウソが多い。

「ここに君の輝く未来がある」みたいな大学の電車広告とか。
(ぜったいないやん…)

「アットホームな職場です」みたいな求人とか。
(ぜったいブラックやん…)

「◯◯ちゃんのためを思って」みたいなセリフとか。
(ぜったい自分のためやん…)

 ぜんぶウソだし、ぜんぶバレてる。

 このあいだ、SNSで発信するときは「裸力(はだかりょく)」が必要じゃないか、と書いたら

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頑固に、でもしなやかに。そしていつも穏やかに。

頑固に、でもしなやかに。そしていつも穏やかに。

たまに、「憧れの女性はいますか?」と質問を受けることがある。

そのときどきで答えは変わるけれど、私が憧れるのは幸田文、森田たま、沢村貞子のような、大変な時代を自らの力で強く、でもしなやかに美しく生き抜いていった人たちだ。

宇野千代や岡本かの子のように情熱的に生きた人たちも素敵だけど、燃えるような恋よりも日々の移ろいの美しさを穏やかに見つめて、それを切り取ってきた人たち。

そんな人たちが私の憧

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「デートする楽しさ」について

「デートする楽しさ」について

体調を崩して、2日間家にこもっていた。

外の空気には一切触れず、誰と話すわけでもなく、楽しみにしていた予定はすべてキャンセルして(ごめんなさい)、ただひとり家にこもってふつふつと作業をしていると、何があったでもなく、ふと「ああデートがしたいなあ」と思った。

私はデエトが好きである。何ものにも換え難いほど、好きである。燃えたぎるような恋愛感情なんてどうだってよろしい。楽しいデエトがしたい。
(中

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ガマンの鎧を着ている人の話

ガマンの鎧を着ている人の話

自分が「ガマンの鎧を着た人」だと気がついたのは30歳だった。

もちろん生きていれば誰もがガマンをした経験はあるし、「わたしは誰よりもガマンをしてきたのよ!」と不幸自慢をしたいわけではない。むしろ他人から見たら「さんざん好き勝手にやってきたじゃないか」と言われるくらいだと思う。

自分では選べないような家庭環境や経済状況でガマンすることは少なからずあったし、生まれ持った見た目や体質で他人を羨ましい

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プロジェクトマネジメントの基本

プロジェクトマネジメントの基本

自分のコアな職能を説明する際、プロジェクトマネジメントの領域を語ることが多いものの、それを正しく説明することについてはあまり自信がない。

いちおう教科書的に答えるのであれば、PMBOKの定義に従い、有期かつユニークな目的を持った仕事であるところのプロジェクトを対象に、その完了までの計画を立て遂行すること、とかになると思う。説明としては概ね間違っていないと思うけれど、知らない人には結局なんだかよく

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わたしのなかの編集者はなにを語るのか。

わたしのなかの編集者はなにを語るのか。

たとえばライターが、つまらない原稿を書いてきたとき。

ふつう、編集者は修正の指示を出したり、細かく朱入れをしたり、あるいは自分で書きなおしてしまったりして、ひとまずは眼前の締切を乗り切ろうとするだろう。どんなにたくさん言いたいことがあったとしても、そのぜんぶを伝えてくれる編集者はなかなかいない。「これ以上言っても、この人には無理だろうな」と、いとも簡単にあきらめてくれる。そして困ったときの便利屋

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「なにも変わらないことの、なにがいけないの?」

「なにも変わらないことの、なにがいけないの?」

もともと野心やコンプレックスを原動力にしていないこともあるからか、時折立ち止まってしまうことがある。何度もいろんなインタビューで答えてきたように、わたしは心が強いほうではないし、何かを変えてやろうとかあいつを超えてやろうとか、そういう気持ちがほとんどない。いつでもゆるくてやわらかくてぬるいお湯のような気持ちで前に進んでいる。これは(自分で言うけれど)すごく素敵なことでもあるし、同時に弱さでもある、

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編集は「人を信じる」仕事

編集は「人を信じる」仕事

近年で言えば、2014年は2人、2015年は4人、2016年は2人だった。

何の話かというと、私を担当している編集さんの中で、退職した人の数だ。ただし、その退職は私が原因ではなく(もしかしたらそうかもしれないけど)、「前々から辞めたかったので」「ほかの出版社に転職」といった理由からだ。

こんなことが続くと、「私の担当になる編集さんは退職してしまう」というジンクスがあるのではないか、と思ってしま

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