林 宏昌(リデザインワーク・スキルキャンバス代表)

自分らしく、柔軟に人生デザインを描ける社会の実現を目指すリデザインワーク社の代表。働き…

林 宏昌(リデザインワーク・スキルキャンバス代表)

自分らしく、柔軟に人生デザインを描ける社会の実現を目指すリデザインワーク社の代表。働き方・生き方、それらを支える人・組織・人事領域テーマを発信しています。←元株式会社ベーシックにて、COO兼CHRO。←元リクルートにて、経営企画室長、広報ブランド推進室長、働き方変革推進室長

マガジン

  • 日経COMEMO

    • 13,602本

    日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

記事一覧

議事録の「自動化と横断検索」により社内情報の見える化が劇的に進化#AIで可能になったこと 

こんにちは。 リデザインワークの林です。 日経COMEMOから#AIで可能になったことについて意見募集があったので、最近劇的に便利になっている、「議事メモ・議事録自動化…

日本に広がる大課長問題を克服して、成果の上がる組織を再設計しよう。

こんにちは。 リデザインワークの林です。 多くの会社で、"大課長問題"が発生しています。 部長や事業部長が、課長と同じような仕事をしていることを大課長問題と呼んでい…

スタートアップに流れる時間を最速にする4つの重要ポイント

こんにちは。 リデザインワーク代表の林です。 スタートアップを経営している中で、成長の速度を高めることは、誰にとっても重要な要素の一つです。そのためには、意思決…

優秀な人材は、安定に疲れ、変化量の大きい会社に流れている

こんにちは。 リデザインワーク代表の林です。 最近自分の周りの優秀な人材が、安定に疲れ、会社の変化の無さに疲れて、変化量を求めて転職をしているケースが相次いでい…

スキルベース社会への移行が、人生デザインを柔軟にする

こんにちは。 リデザインワーク代表の林です。 僕は、「自分で自分の人生を何度でもデザインできる社会」の実現のために生きていきたいと思い、人生ビジョンに設定してい…

#会社は誰のものか→「熱狂的なユーザーの創造にコミットした、株主・経営者・従業員」のものだ

こんにちは。 リデザインワーク代表の林です。 日経電子版×noteにて「#会社は誰のもの」という意見募集がありましたので、書いてみたいと思います。 このテーマは過去に…

Z世代のキャリア観考察。「不安」→「選択肢の拡大」がキーワード

こんにちは。 リデザインワークの林です。 Z世代は、ミレニアム世代や、その上の世代と比べて、仕事に求めることや価値観なども違っていて、どう接すればよいのかわからな…

1年目から経営者になっても使える#仕事のコツ「ありたい姿を描く」×「仕事を1/2の時間で終わらせる」

こんにちは。 リデザインワーク代表の林です。 日経新聞×noteにて仕事で役に立つノウハウについて、意見募集がありましたので「#仕事のコツ」、書いてみたいと思います。…

企業のキャリア支援はビール・ピザ片手から始めよう

こんにちは。リデザインワークの林です。 様々な企業で、従業員の自律的なキャリア構築に向けて、キャリアパスの設計や、リスキルの支援、キャリア面談、人事ローテーショ…

30才×副業×月20万円をベンチマークしよう。

こんにちは。リデザインワークの林です。 副業をしている人は年々増加しています。今の会社や本業での年収をどう高めるのか?を考えている人は多いと思いますが、副業の収…

HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (後編 議論まとめ)

こんにちは。リデザインワークの林です。 先週金曜日は、2/2(人事の日)とのことで、日本の人事部「HRカンファレンスのリーダーズミーティング」にて、企業の人事トップ…

HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (前編 環境変化共有)

こんにちは。リデザインワークの林です。 先週金曜日は、2/2(人事の日)とのことで、日本の人事部「HRカンファレンスのリーダーズミーティング」にて、企業の人事トップ…

さらば!コストカット経営。成長投資による価値創造経営へ。

こんにちは、リデザインワークの林です! まさに、日本の経営は転換点を迎えていると思います。 今こそ、従来続いてきた、コストを絞り、既存オペレーションを磨きこむこ…

全員がマルチハビテーション可能な社会になる

こんにちは! リデザインワークの林です。 2地域間居住や、マルチハビテーション※は、日本全国の空き家の増加と、政府や地域の後押しによって、一部の人たちだけではなく…

評価制度は、事業や職種によって分割していく時代だと思う話

こんにちは! リデザインワークの林です。 最近、以前にも増して、等級・評価・報酬制度の再設計に関するご相談やコンサルティングの依頼を多く受けることが増えてきてい…

リスクをとらない経営や管理職はその役割から降りなければならないと思う話

こんにちは! リデザインワークの林です。 会社の長期ビジョンの策定や経営戦略のアドバイザリーとして様々な会社の経営メンバーの皆様とディスカッションをさせていただ…

議事録の「自動化と横断検索」により社内情報の見える化が劇的に進化#AIで可能になったこと 

議事録の「自動化と横断検索」により社内情報の見える化が劇的に進化#AIで可能になったこと 

こんにちは。
リデザインワークの林です。

日経COMEMOから#AIで可能になったことについて意見募集があったので、最近劇的に便利になっている、「議事メモ・議事録自動化からの情報の見える化」について書いてみたいと思います。

僕らが使っている議事メモアプリは、「tl;dv」です。
tl;dv (「too long, didn't view」の略)はAIミーティングアシスタントで、チームのミーティ

もっとみる
日本に広がる大課長問題を克服して、成果の上がる組織を再設計しよう。

日本に広がる大課長問題を克服して、成果の上がる組織を再設計しよう。

こんにちは。
リデザインワークの林です。

多くの会社で、"大課長問題"が発生しています。
部長や事業部長が、課長と同じような仕事をしていることを大課長問題と呼んでいます。

皆さんの会社では大課長問題が起こっていないですか?
大課長問題が発生しているかどうかを確認する5つの質問を用意しました。

部長や事業部長が、今月の数字や成果のことばかりを気にしている

部長や事業部長が、現場がすべき実務を

もっとみる
スタートアップに流れる時間を最速にする4つの重要ポイント

スタートアップに流れる時間を最速にする4つの重要ポイント

こんにちは。
リデザインワーク代表の林です。

スタートアップを経営している中で、成長の速度を高めることは、誰にとっても重要な要素の一つです。そのためには、意思決定やオペレーションのスピードをいかに高められるかが重要です。

一方で、スピードを高める中で、組織崩壊や、成長の鈍化が起こっている事例も多数目にします。

今回は、ラクスル株式会社、ジョーシス株式会社創業者のyasukane Matsum

もっとみる
優秀な人材は、安定に疲れ、変化量の大きい会社に流れている

優秀な人材は、安定に疲れ、変化量の大きい会社に流れている

こんにちは。
リデザインワーク代表の林です。

最近自分の周りの優秀な人材が、安定に疲れ、会社の変化の無さに疲れて、変化量を求めて転職をしているケースが相次いでいます。
具体的な声を紹介します。

変化の激しい時代に、優秀な人材ほど、会社や事業の課題に向き合い、挑戦や変化すべきテーマを会社に自主的に投げかけています。そんな中、結局危機感が無い、変化できない会社に疲れて、挑戦できる環境に身を転じてい

もっとみる
スキルベース社会への移行が、人生デザインを柔軟にする

スキルベース社会への移行が、人生デザインを柔軟にする

こんにちは。
リデザインワーク代表の林です。

僕は、「自分で自分の人生を何度でもデザインできる社会」の実現のために生きていきたいと思い、人生ビジョンに設定しています。
そのために、やりたい・やらなければいけないと思っている人生ミッションは、人生デザインを最も固定的にしている「働く」の再設計です。

そして、一人ひとりの「働く」を再設計するために必要なのは、
「スキル」と「ネットワーク」だと思って

もっとみる
#会社は誰のものか→「熱狂的なユーザーの創造にコミットした、株主・経営者・従業員」のものだ

#会社は誰のものか→「熱狂的なユーザーの創造にコミットした、株主・経営者・従業員」のものだ

こんにちは。
リデザインワーク代表の林です。

日経電子版×noteにて「#会社は誰のもの」という意見募集がありましたので、書いてみたいと思います。

このテーマは過去にも考えたことがありますが、岩井さんが書かれた、
「会社はだれのものか」がとても分かりやすく、これからの時代の会社とは何か?会社はだれのものかを考える上で参考になります。

本書では、「 会 社 の 二 階 建 て 構 造 」 論が

もっとみる
Z世代のキャリア観考察。「不安」→「選択肢の拡大」がキーワード

Z世代のキャリア観考察。「不安」→「選択肢の拡大」がキーワード

こんにちは。
リデザインワークの林です。

Z世代は、ミレニアム世代や、その上の世代と比べて、仕事に求めることや価値観なども違っていて、どう接すればよいのかわからないとよく話を聞きます。また、同趣旨の記事も多いですね。
今回はZ世代のキャリア観について考えてみたいと思います。

今のZ世代が働き始めた頃には、終身雇用や年功序列もだんだん崩れてきていて、上の世代のように「就社」という考え方は薄くなっ

もっとみる
1年目から経営者になっても使える#仕事のコツ「ありたい姿を描く」×「仕事を1/2の時間で終わらせる」

1年目から経営者になっても使える#仕事のコツ「ありたい姿を描く」×「仕事を1/2の時間で終わらせる」

こんにちは。
リデザインワーク代表の林です。

日経新聞×noteにて仕事で役に立つノウハウについて、意見募集がありましたので「#仕事のコツ」、書いてみたいと思います。

人それぞれ、仕事のコツや、こだわりなどがあると思うので、皆さんがどんなこだわりや工夫をされているのか僕自身すごく興味があります。良いことはどんどん真似をさせてもらいたいです。

そんな中、僕もいろいろと工夫はありますが、1年目の

もっとみる
企業のキャリア支援はビール・ピザ片手から始めよう

企業のキャリア支援はビール・ピザ片手から始めよう

こんにちは。リデザインワークの林です。

様々な企業で、従業員の自律的なキャリア構築に向けて、キャリアパスの設計や、リスキルの支援、キャリア面談、人事ローテーションの再設計など様々な打ち手が検討・推進されています。
また、リデザインワークでは、その支援も一緒に進めさせていただいています。

その中でよく話題になる施策としては、職種別のキャリアパスのルート設計や、ジョブ型雇用へのアップデート、タレン

もっとみる
30才×副業×月20万円をベンチマークしよう。

30才×副業×月20万円をベンチマークしよう。

こんにちは。リデザインワークの林です。

副業をしている人は年々増加しています。今の会社や本業での年収をどう高めるのか?を考えている人は多いと思いますが、副業の収入をどう高めるのかも考えていくことをおススメしたいと思います。

調査対象などにもよりますが、下記日経の記事では、副業の平均月収が10万円~40万円が4割になっています。本業で、月10万円~40万円収入を高めるのには、数年かかったり、ある

もっとみる
HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (後編 議論まとめ)

HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (後編 議論まとめ)

こんにちは。リデザインワークの林です。

先週金曜日は、2/2(人事の日)とのことで、日本の人事部「HRカンファレンスのリーダーズミーティング」にて、企業の人事トップの皆さんたちとのラウンドテーブルにてファシリテーションしてきました。

僕は採用領域で、ビジネスリサーチラボの伊達さんと一緒に、「会社と個人の関係が大きく変わる時代に採用戦略をグランドデザインし直す 人事 TOP の観点とは」というテ

もっとみる
HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (前編 環境変化共有)

HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (前編 環境変化共有)

こんにちは。リデザインワークの林です。

先週金曜日は、2/2(人事の日)とのことで、日本の人事部「HRカンファレンスのリーダーズミーティング」にて、企業の人事トップの皆さんたちとのラウンドテーブルにてファシリテーションしてきました。

僕は採用領域で、ビジネスリサーチラボの伊達さんと一緒に、「会社と個人の関係が大きく変わる時代に採用戦略をグランドデザインし直す 人事 TOP の観点とは」というテ

もっとみる
さらば!コストカット経営。成長投資による価値創造経営へ。

さらば!コストカット経営。成長投資による価値創造経営へ。

こんにちは、リデザインワークの林です!

まさに、日本の経営は転換点を迎えていると思います。
今こそ、従来続いてきた、コストを絞り、既存オペレーションを磨きこむことで利益を拡大してきたコストカット経営から、新しい価値を創る、新しいマーケットを開拓して価値を創造する経営に転換していかないといけない。

上場企業の自社株買いが最高の9.6兆円となったことがニュースになりました。僕も投資をしているので、

もっとみる
全員がマルチハビテーション可能な社会になる

全員がマルチハビテーション可能な社会になる

こんにちは!
リデザインワークの林です。

2地域間居住や、マルチハビテーション※は、日本全国の空き家の増加と、政府や地域の後押しによって、一部の人たちだけではなく、望めば、全員にとって身近で、実現可能で、アタリマエになる社会が近づいてきていると思います。
「憧れはあってもお金がかかる」そんなこれまでの慣例はなくなりつつあります。

※マルチハビテーション(Multi-Habitation)とは、

もっとみる

評価制度は、事業や職種によって分割していく時代だと思う話

こんにちは!
リデザインワークの林です。

最近、以前にも増して、等級・評価・報酬制度の再設計に関するご相談やコンサルティングの依頼を多く受けることが増えてきています。

等級・評価・報酬制度の設計は人的資本経営において、人材を資源から資産に捉えなす中でも重要だと思います。

関わらせていただいている中でも、ゼネラルに、営業も、マーケも、バックオフィスのスタッフ業務もできる人材を育てたいという会社

もっとみる

リスクをとらない経営や管理職はその役割から降りなければならないと思う話

こんにちは!
リデザインワークの林です。

会社の長期ビジョンの策定や経営戦略のアドバイザリーとして様々な会社の経営メンバーの皆様とディスカッションをさせていただいています。

その中で、経営として一番重要な役割はどこに向かっていくのか?そのために何のリスクを取るのかを決める意思決定だと思います。

よく、「リスクをもっと減らした案をもってこい」、「対策をもっとしっかり描き切ってこい」、「計画の蓋

もっとみる